« 2008年09月 | メイン | 2008年11月 »

2008年10月 アーカイブ

2008年10月01日

「オリーブの生命力」に感動 (2)

9月上旬に「コグレオリーブ農園」のオリーブの枝を剪定し、その時に出た、やや太めの枝を土に埋めて置きましたら、二週間程で芽が出まして(9月9日付けのブログをご覧下さい)、さらに二週間程で、下の写真のようにかなり成長して来ました。
最近は、雨も多く、気温も上がらずに、秋の気配も漂い始めておりますが、オリーブの成長振りを見ていますと、「そんなの関係無い!」と言わんばかりの逞しさを感じますね。オリーブの木が、荒涼とした大地で、何千年も生き続けて来た理由がよく分かります。
「コグレオリーブ農園」に植えてある、他のオリーブの木を見渡しますと、すでに赤味を帯びている実も有り、イタリアから持ってきた木(当時は小さな苗)でありながら、日本の気候に順応し、日々、一生懸命に成長し続ける姿に感動を覚えるとともに、日本の子供達もオリーブの木のように、上を向いて、逞しく生きて欲しいなと思います。

「海外出張日誌」も更新しております。最近アップした国は、ポルトガル、ベルギー、オランダ、オーストリア、ハンガリー、カナダ、中国(上海)です。今月末には、イタリアにオリーブの収穫を見に行く予定です。



2008年10月03日

「ヤンキースタジアム」の思い出

10月に入り、メジャーリーグも「ワールドシリーズ」出場権をかけた「プレーオフ」が始まりました。近年、日本人選手の活躍も目覚しく、テレビ放送も増えたために、メジャーリーグに関心をお持ちの方も多いのではないかと思いますが、私も子供の頃から、ヤンキースでホームランを打ちまくった「ベーブ・ルース」に憧れ、いつかは「ヤンキースタジアム」に行ってみたいと思っておりました。
そして、3年前。「デリカテッセン(お惣菜)」の取材の仕事でニューヨークを訪れたのですが、幸運にも、その日のナイターで、伝統の一戦「ヤンキース対レッドソックス」戦が開催されることを知り、チケット購入は難しいことを承知で、地下鉄に飛び乗り、ヤンキースタジアムに向かいました。
球場周辺は、平日で、まだ開場前であるにも関わらずに、物凄い人の波と長蛇の列で、いきなり圧倒されてしまいましたが、何とかチケットを入手し、「ゴジラ松井」も出場した試合を堪能することが出来ました。球場内では、なぜかファン同士が「ホットドックの大食い競争」をしていたり、各種ショップも充実していて、老若男女すべてのファンが存分に楽しめる、まさに「ボールパーク」という感じでした。
レフトスタンド後方には、ヤンキースの歴代プレーヤーを称える「モニュメント・パーク」があり、試合前にはファンも見学出来るのですが、ここも長蛇の列で、改めてヤンキースの人気の高さを実感致しました。そして、念願叶い、「ベーブルース」の記念碑の前に立った時には、とても感動して、暫くその前を離れることが出来ませんでした。
そんな、多くのファンを魅了し続けて来たヤンキースタジアムも、今年で85年の歴史に幕を閉じます。とても寂しく残念ですが、たくさんの素晴らしい思い出を与えてくれたスタジアムに感謝の気持ちで一杯です。「ヤンキースタジアムよ、有難う!」




2008年10月06日

千葉県民プラザ(柏市)で「食育講演会」 (1)

昨日、千葉県柏市の「さわやかちば・県民プラザ」で開催された「食育フェアー」にて講演させて頂きました。
会場は開放感のある素晴らしい場所で、私の講演の前には、地元の方々による、素敵なゴスペルソングのコンサートも行われ、他にも食にまつわる色々なイベントがあって、来場された皆様はとても楽しいひと時を過ごされたことと思います。
今回の講演のテーマは「世界を駆け巡る国際派シェフ・コグレが見た日本の食育」ということで、海外の食文化のお話から始まり、現在の日本人の食生活の最大の問題点(添加物の過剰摂取のこと等)を提起させて頂いて、最後は「地産地消」、「手作りの食事」が大切な訳をお話しながら、地元の新鮮な野菜(「かしわでさん」ご提供)を使った、簡単なお料理のデモンストレーションと試食をして頂きました。
その二品のレシピをご紹介させて頂きますと、まずは、「トマトサラダ」ですが、くし型にカットしたトマトにミネラルたっぷりの天然塩を振り、5分程置いてオリーブオイルをかけるだけなのですが、「オリーブオイルマジック」で、トマトがとても美味しくなりますので、是非、お試し下さい。
もう一品は、「ほうれん草のおひたし」なのですが、歯応えを残す程度に「軽く」ボイルして頂き、水気をよく絞ってからオリーブオイルとお醤油を1対1の割合でかければ出来上がりです。会場で試食された皆様からは「お醤油とオリーブオイルは物凄く合うんですね!」という驚きの声が挙がり、会場全体がとても盛り上がりました。
今回の講演をきっかけに、来て下さった皆様の食生活が少しでも向上し、お役に立てたのなら、こんなに嬉しいことはありません。
素晴らしい舞台を提供して下さった「千葉県学校給食会」と「さわやかちば・県民プラザ」のスタッフの皆様、本当に有難う御座いました。また、来年も「世界の新しい食育」の話題を持って伺わせて頂きます。





千葉県民プラザ(柏市)で「食育講演会」 (2)

千葉県柏市の「さわやかちば・県民プラザ」で10月5日に開催された「食育フェア」では、私の「食育講演会」の他にも、様々な楽しいイベントが行われました。
会場入り口付近には、大型トラックが横付けされ、中には、見事な毛並みの乳牛がいて、「搾乳体験」が出来るのですが、牛を間近で見たことがない子供達は大喜びで、牛乳は「人工的に作られるのではない、自然の恵みである」ことをよく理解出来たのではないでしょうか。私が子供の頃
は、実家(船橋市)の周りにも沢山、牧場があって、「のどかな風と牧草の香り」が記憶にありますが、最近は、すべて住宅地になってしまい、子供達が自然に触れ合う機会が減っていますので、このようなイベントは有り難いですよね。(トラックで移動してきた乳牛は大変だったと思いますが)
会場内に入りますと、こだわりの地元・有機野菜の直売所があり、安くて新鮮な野菜が飛ぶように売れていましたし、千葉県の伝統郷土料理である「太巻き祭り寿司」の実演では、その見事な技術と美しさに、子供達からも歓声が上がっていました。私も「手作りっていいな!」と改めて思いましたし、全国の子供達に、もっと「料理をする楽しさ」を教えてあげたいですね。そこから、「人生にとって大切な事」が沢山見えてくるはずですから。
今回のイベントの中で、私にとって、一番印象深かったのは、「千葉県学校給食会」による「学校給食の歴史」の展示でした。最近は、アレルギー等の問題もあり、メニューを選択出来るというのも、一見贅沢に見えますが、(アトピーやアレルギーが少なかった)私が子供の頃には、考えもつかなかったことですし、この30数年でガラリと変わった「日本人の食生活」が、何かしら子供達に悪影響を及ぼしているのは間違いないだろうなと、改めて色々と考えさせられました。「食育」が大切なのは、むしろ親御さん達なのかもしれませんね。








2008年10月13日

出張料理で「法事のお持て成し」

最近、「法事のお持て成し」のお料理を作らせて頂く機会が増えました。「法事でフランス料理?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、「私は、何でも作れます!(笑)」ので、ご予約の際に「お食事会の主旨」をお伝え下されば、リクエストにお応えした、お店では食べることの出来ない、「美味しい、コグレ流の創作料理」を心を込めて作らせて頂きます。
三連休の中日である昨日も、法事のお料理を作らせて頂きましたが、今回のご依頼で事前に頂いていた情報は、「人数が40-50名様であること」と「年齢層は、幅広く、ご年配の方も多いので、コース仕立てではなく、自由に食べたいだけ取り分けられる大皿盛りを希望されている」という2点だけでした。
いつも思うのですが、この「幅広い年齢層の皆様に喜んで頂けるお料理」というのが、なかなか難しく、メニュー作りに苦心するところなのですが、出張料理歴17年の経験から言えることは「普段から馴染みのある和風味を基本にすること」と「野菜を沢山使った、彩り良くヘルシーで、存在感のある内容にすること」が大切で、常にその2点をお皿の上で表現出来るように、試行錯誤しながら努力しております。
今回も、私ひとりで、アシスタントも無く、仕込みだけで三日間を費やし、万全の体制で(?)会場入りさせて頂きましたが、大皿盛りと言えど、ひとりで40-50人前の盛り付けをするのは、かなり大変で、最後のデザートをお出しするまでの5時間近くは「アッと言う間」で、「一心不乱」、「無我夢中」でした。
お食事が始まりますと、皆様の笑顔が広がり、わざわざキッチンまで来られて「とても美味しいので、レシピを教えて下さい」とか「こんなに素晴らしいお持て成しを頂けるなら、ウチの家族も連れてくれば良かった」とおっしゃられるお客様も多くて、本当に感謝、感激。料理人冥利に尽きます。好きな料理を仕事に出来て、みなさんに喜んで頂け、「つくづく、私は幸せ者だなぁ」と思う瞬間です。
法事は、「普段、疎遠な御親族が久しぶりに集まる貴重なお時間」なのですから、私が作るお料
理で、皆様の心が和み、「いつまでも思い出に残る大切な時間」をお過ごし頂けたなら、こんなに嬉しいことはありません。普段、仕出し弁当を頂くことが多いお坊さんも、とても喜んで下さいます。
食器類も持参して全国に伺いますので、近々、「法事」のご予定がございましたら、是非、お問い合わせ下さいませ。


2008年10月16日

楽天・コグレショップのカンタンレシピ (1)

楽天市場に「コグレのスローフード・セレクトショップ」を開設して、はや3ヶ月が経ちました。もう、皆様は、お立ち寄り頂きましたでしょうか?まだの方は、HPトップよりアクセス出来ますので、是非、ご覧下さいませ。
最近、購入して頂けるお客様が急激に増えて来ましたので、感謝とお礼の意味を込めまして、セレクトショップの商品を使った、「コグレ秘伝のカンタンレシピ」を特別にご披露させて頂きます。

まずは、「セミドライ・チェリートマト」と「EXV・オリーブオイル」が主役の、とても美味しいレシピを2品ご紹介致します。「EXV・オリーブオイル」は、セレクトショップの物であれば、どれでもOKです。
ちなみに、「EXV」とは、「エキストラ・バージン(無添加の一番搾り)」の略です。

---------レシピⅠ  「チェリートマトとモッツラレラチーズのカプリ風サラダ」(2人前)---------
(材料)
セミドライ・チェリートマト 8個 モッツラレラチーズ 1個 EXVオリーブオイル 大さじ3杯 
セルフィーユ(パセリでもOK) 適宜 塩・胡椒 各少々 
(作り方) 
①モッツラレラチーズをスライスし、お皿に並べて、その上にセミドライ・チェリートマトをバランス良く盛り付ける。
②塩・胡椒を振り、EXVオリーブオイルをかけて、セルフィーユまたはパセリを添える。
・モッツラレラチーズの代わりに他のチーズを使ってもOKです。
・セルフィーユ、パセリが無ければ、のせなくてもOKです。


   --------レシピⅡ  「チェリートマトとモッツラレラチーズのピザトースト」(2人前)-------------
(材料)
セミドライ・チェリートマト 8個 モッツラレラチーズ 1/2個 EXVオリーブオイル 大さじ3杯 
バケット(2cm幅でスライスした物) 4枚 パセリ(みじん切り) 少々
(作り方) 
①スライスしたバケット(食パンでもOK)にEXVオリーブオイルを塗る。
②モッツラレラチーズをスライスしてのせ、その上にセミドライ・チェリートマトをのせる。
③パセリのみじん切りを振り、200℃のオーブントースターで5分程焼く。
・モッツラレラチーズの代わりに他のチーズを使ってもOKです。
・パセリは、無ければ使わなくてもOKです。

2008年10月17日

楽天・コグレショップのカンタンレシピ (2)

今回は、「コグレ・セレクトショップ」の品揃えの中から、美味しい「アンチョビ・フィレ」を使ったカンタンレシピを2品、ご紹介致します。「アンチョビ」は、それ自体がメインになるのでなく、あくまでも主材料の味を引き立てる「優れ物の調味料」とお考え頂ければ、メニューのバリエーションは無限に広がりますので、是非、色々なお料理にお役立て下さいませ。

   ---------レシピⅠ 「アンチョビとモッツラレラチーズのサラダ仕立て」 (2人前)------------
(材料)
アンチョビ・フィレ 4本 モッツラレラチーズ 1個 EXVオリーブオイル 大さじ2杯 
パセリ(みじん切り) 少々
(作り方)
①モッツラレラチーズをスライスし、お皿に並べる。
②アンチョビ・フィレをのせて、EXVオリーブオイルをかけ、お好みでパセリを振る。
・モッツラレラチーズの代わりに、他のチーズやお豆腐を使ってもOKです。
・EXVは、エキストラバージン(無添加の一番搾り)の略で、コグレショップのEXVオリーブオイルで
 あればどれでもOKです。

    ----------レシピⅡ 「アンチョビとインゲンのイタリア風サラダ」 (2人前)-----------------
(材料)
アンチョビ・フィレ 3本 インゲン 200g EXVオリーブオイル 大さじ 3杯 
(作り方)
①インゲンは、ボイルし、一口大の長さにカットして、お皿に盛る。
②アンチョビ・フィレを刻み、インゲンの上に散らす。
③EXVオリーブオイルをかける。
・インゲンの代わりに、ブロッコリーやアスパラガスを使ってもOKです。
・刻んだゆで卵をトッピングすると、豪華な感じになります。

楽天・コグレショップのカンタンレシピ (3)

今回は、「コグレ・セレクトショップ」の品揃えの中から、美味しい「ドライトマト」を使ったカンタンレシピを2品ご紹介致します。「ドライトマト」は、皆様にとりまして、あまり馴染みの無い食材かもしれませんが、例えば、干し椎茸が、生のそれよりも、旨味が増すのと同様に、生のトマトを手間暇かけて乾燥させて作る「ドライトマト」の旨味、コク、香りは、「食にうるさいイタリア人」を唸らすほどの美味しさで、「こだわりのドライトマト」が各地に沢山あります。そこで、「コグレ・セレクトショップ」では、イタリア各地から集めた「代表的なドライトマト」を何種類か、ご用意致しましたので、是非、その中から「お好みのドライトマト」を見つけて、「美味しいお料理作り」にお役立て下さいませ。

  ---------レシピⅠ 「ドライトマトとブロッコリー、カリフラワーのサラダ仕立て」 (2人前)---------
(材料)
ドライトマト 8個 EXVオリーブオイル 大さじ3杯 ブロッコリー 1/2房分 カリフラワー 1/2房分
(作り方)
①ブロッコリーとカリフラワーは、小房にカットし、ボイルしてお皿に盛る。
②ドライトマトをのせ、EXVオリーブオイルをかける。
・小松菜、ほうれん草などでも美味しく出来ます。
・オイルは、軽く温めてからかけると、香りがより引き立ちます。
・EXVは、エキストラバージン(無添加の一番搾り)の略で、コグレ・セレクトショップの物でしたら、どれで もOKです。

     -----------レシピⅡ 「ドライトマトとオニオンのタマゴとじスープ」 (2人前)-----------
(材料)
ドライトマト 4個 セミドライ・チェリートマト 4個 玉葱(スライス) 1/2個 卵 1個 
EXVオリーブオイル 適宜 パセリ(みじん切り) 少々
 --以下、スープ用--
水 600cc  塩 小さじ1/2杯 醤油 大さじ1/2 杯 味醂 大さじ1/2杯  酒 大さじ1杯
(必要であれば)洋風ダシの素 小さじ1杯
(作り方)
①スープ用の材料をすべてお鍋に入れ、沸かす。
②ドライトマト、玉葱を加え、1分程煮て、溶き卵を流し込む。お好みで、パセリを散らす。
・使う野菜は、パプリカ、キャベツ、人参などでも良いです。
・仕上げにEXVオリーブオイルを加えると、スープの旨味、コクが増します。

楽天・コグレショップのカンタンレシピ (4)

今回は、「コグレ・セレクトショップ」の品揃えの中から、美味しい「トマトソース」を使った、カンタンレシピをご紹介致します。このトマトソースは、上質なトマトジュースを軽く煮詰めただけのピュアな味わいが素晴らしく、まずは、このまま、加熱せずに、デップなどのソースとしてお使い頂き、トマト本来のストレートな美味しさをご堪能頂きたいと思います。勿論、温めて、パスタや、グリルしたお魚、お肉料理に絡めてお召し上がり頂くのも良い方法で、おそらく、今までとは、トマトソースのイメージが変わるほどの美味しさを体験して頂けることと思います。

--レシピⅠ 「トマトソースとバジルペーストが決め手のクリームチーズのディップ」 (2人前)--
(材料)
トマトソース 大さじ3杯 バジルペースト 大さじ1杯 クリームチーズ 100g 
セルフィーユ 適宜
(作り方)
①お皿にクリームチーズを盛り、トマトソースとバジルペーストを添える。
②あれば、セルフィーユをのせる。
・バジルペーストは、コグレセレクトショップの物をお使い下さい。
・スライスしたバケットやクラッカーにのせてお召し上がり下さい。
・クリームチーズの代わりに、無糖のヨーグルトにトマトソースをかけても美味しいです。

   

楽天・コグレショップのカンタンレシピ (5)

今回は、「コグレ・セレクトショップ」の品揃えの中から、美味しい「アンチョビ・ペースト」と「バジル・ペースト」、「セミドライ・チェリートマト」、「EXVオリーブオイル」を使った、カンタンで可愛らしいレシピをご紹介致します。これらの食材は、イタリアでは、調味料的な使い方をするのが一般的で、あくまで「脇役」なのですが、逆に言えば、「脇役がしっかりしているから、美味しい料理が出来る」のです。手抜きして素早く美味しい料理を作るには、「優れ物の調味料を使うこと」に限ります。その辺のコツを知っているイタリア人は、「アンチョビ・ペースト」や「バジル・ペースト」、「ドライトマト」、「EXVオリーブオイル」には、徹底して「こだわる」ことを私は知っています(笑)

      ---------レシピⅠ 「可愛らしい長芋のイタリア風サラダ」 (2人前)-----------
(材料)
長芋(1cm幅の輪切り) 6個 セミドライ・チェリートマト 2個 バジルペースト 小さじ2杯 
アンチョビペースト 小さじ2杯 EXVオリーブオイル 大さじ3杯 セルフィーユ 適宜
(作り方) 
①長芋は、生のまま、お皿に並べる。
②セミドライ・チェリートマト、バジルペースト、アンチョビペーストを長芋の上にのせ、EXVオリー
ブオイルをかける。あれば、セルフィーユを添える。
・長芋の代わりに、お豆腐でもOKです。
・EXVは、エキストラバージン(無添加の一番搾り)の略で、コグレセレクトショップのEXVオリーブオイルであれば、どれでもOKです。
・バジルペースト、アンチョビペースト、セミドライ・チェリートマトも、コグレセレクトショップの物を
お使い下さい。

     -----------レシピⅡ 「ゆでたジャガイモのイタリア風・3色風味」 (2人前)-----------
(材料)
セミドライ・チェリートマト 4個 バジル・ペースト 大さじ2杯 アンチョビ・ペースト 大さじ1杯
EXVオリーブオイル 大さじ3杯 セルフィーユ(あれば) 適宜 ジャガイモ 3個
(作り方)
①ジャガイモは、ボイルしておく。
②ジャガイモが、まだ熱いうちに、セミドライ・チェリートマト、バジル・ペースト、アンチョビ・ペーストをのせ、EXVオリーブオイルをかけて、セルフィーユを添える。
・ジャガイモは、大きければ、ナイフで切り分けてお召し上がり下さい。
・アンチョビ・ペーストの代わりに、アンチョビ・フィレを使うのもOKです。(1-2枚)
・ジャガイモの代わりに、ボイルしたサツマイモやカボチャを使っても美味しく出来ます。

楽天・コグレショップのカンタンレシピ (6)

今回は、「コグレ・セレクトショップ」の品揃えの中から、美味しい「トマトソース」を使った「温かいお料理」をご紹介致します。この「トマトソース」は、そのまま加熱して、パスタや焼いたお魚、お肉にかけて頂いても結構ですが、ソースにEXVオリーブオイルでソテーした野菜を加えますと、彩りも良く、味に深みも出ますので、是非、手身近にある野菜を加えて、新しい美味しさをお楽しみ頂きたいと思います。
   
   ----------レシピⅠ 「ナスとピーマンのカンタン・ラタトゥイユ」 (2人前)------------
(材料)
トマトソース 120cc  ナス 2本 ピーマン 3個 EXVオリーブオイル 大さじ3杯
塩・胡椒 各少々 バケット(幅1cmのスライス) 4枚
(作り方)
①ナスとピーマンは、一口大にカットし、EXVオリーブオイルでソテーする。
②ナスが色付いたら、トマトソースを加えて1分程沸かし、塩・胡椒で味を調える。
③スライスしたバケットにのせる。
・バケットが無ければ、直接、お皿にのせてもOKです。
・玉葱、ズッキーニ、パプリカも加えて作れば、プロ級です。
・EXVは、エキストラバージン(無添加の一番搾り)の略で、コグレセレクトショップのEXVオリーブオイルであれば、どれでもOKです。

    ---------レシピⅡ 「ナスとピーマンのシシリア風・トマトソースパスタ」 (2人前)----------
(材料)
レシピⅠの「ラタトゥイユ」 150g ペンネ 160g EXVオリーブオイル 適宜
(作り方)
①ペンネをボイルし、ラタトゥイユと合わせる。この時、お好みでEXVオリーブオイルを加える。
・ナスの入ったトマトソースを「シシリア風」と呼びます。
・パスタは、ペンネ以外の麺でもOKです。

2008年10月18日

楽天・コグレショップのカンタンレシピ (7)

カンタンレシピ(1)-(6)までで、「コグレ・セレクトショップ」の様々な「優れ物の食材」をご紹介させて頂きましたが、これらの中に少しでも、皆様のお料理作りのお役に立てる物があるならば、こんなに嬉しいことはありません。
今回は、「今まで使ってきた食材の応用編」ということで、やや手の込んだ(?)レシピをご紹介させて頂きます。

    ---------レシピⅠ 「ポテトとドライトマトのイタリア風・オーブン焼き」 (2人前)---------
(材料)
セミドライ・チェリートマト 4個  ドライトマト 4個 アンチョビ・フィレ 3枚 EXVオリーブオイル
大さじ3杯 ピザ用チーズ 大さじ2杯 ジャガイモ(ボイル) 2個 パセリ(みじん切り)  少々
(作り方)
①耐熱皿に、ボイルしてスライスしたジャガイモを並べる。
②セミドライ・チェリートマト、ドライトマト、アンチョビ・フィレをのせ、EXVオリーブオイルをかけて、ピザ用チーズ、パセリを振る。
③200℃のオーブン、またはオーブントースターに7-8分入れ、表面に焼き色を付ける。
・トッピングは自由ですので、パプリカや玉葱などをのせて頂いても結構です。
・ジャガイモの代わりに、スライスしたバケットや食パンを使っても美味しく出来ます。

楽天・コグレショップのカンタンレシピ (8)

今回は、「コグレ・セレクトショップ」の品揃えの中から、美味しい「バジル・ペースト」を使ってカンタンに出来る「メインディッシュ」をご紹介致します。この「バジル・ペースト」は、とても香りが良く、味にコクと深みがあって、茹で立てのパスタに絡めるだけでも、プロ級の「ジェノベーゼ・パスタ」になりますが、白身魚の切り身やチキン(特に胸肉)に「バジル・ペースト」を塗って、フライパンでサッと焼いて頂けば、いつものお魚やチキンが、高級レストランで食べるような、とても美味しい1品に変身しますので、是非、お試し下さいませ。ここでのポイントは、ただひとつ。強火で焼きますと、焦げ易いので、中火から弱火でゆっくり火を通して頂くのが、美味しく仕上げる「プロのコツ」です。

  -------レシピⅠ 「メカジキのジェノベーゼ(バジル風味焼き)、ドライトマト添え」 (2人前)-------
(材料)
バジル・ペースト 大さじ3杯 ドライトマト 8個 EXVオリーブオイル 大さじ3杯 パセリ 適宜
メカジキ(切り身) 2枚
(作り方)
①メカジキにバジル・ペーストを塗り、EXVオリーブオイルとドライトマトを入れたフライパンで、ゆっくり焼く。
②お皿にメカジキとドライトマトを盛り、(あれば)パセリで飾る。
・魚の種類は、何でもOKです。
・切り身の厚さによって、火の通る時間は異なりますので、竹串を刺し、透明な汁が出ればOKです。
・魚の代わりにチキンを使っても美味しく出来ます。


楽天・コグレショップのカンタンレシピ (9)

今回は、「コグレ・セレクトショップ」の品揃えの中から、美味しい「セミドライ・チェリートマト」と「ドライトマト」、「EXVオリーブオイル」を使った本格的な1品、「真鯛のアクアパッツァ」をご紹介致します。
「アクアパッツァ」とは、「水で煮た料理」の意味ですが、それが有名レストランの名前になっているくらいポヒ゜ュラーで代表的なイタリア料理の1つです。
イタリアのレストランでは、かつて、魚料理よりも肉料理のメニューの方が圧倒的に多かったのですが、最近では、ヘルシー嗜好からか、新鮮なシーフードを使ったメニューが増えてきました。「白身魚のカルパッチョ(刺身)」などは、その典型ですね。私が現地で修行していた20数年前でしたら「カルパッチョ」は、「牛肉や鹿肉で作るもの」と決まっていましたので、まさかイタリア人も「白身魚のカルパッチョ」がメニューになるとは思いもしなかったでしょうし、実際、そのメニューが出始めた当時は、かなり「カルチャーショック」だったようですが、今では、どこのレストランでも、当たり前のように出されているのですから、この20数年の時間の流れには、とても興味深いものがあります。

    ---------------レシピⅠ 「真鯛のアクア・パッツァ、コグレ流」 (2人前)-----------------
(材料)
真鯛 1尾 セミドライ・チェリートマト 6個 ドライトマト 6個 EXVオリーブオイル 大さじ3杯
白ワイン 大さじ2杯 水 120cc パセリ 適宜 塩・胡椒 各少々
(作り方)
①フライパンにEXVオリーブオイル以外のすべての材料を入れ、フタをして中火で7-8分、真鯛を蒸し煮にする。
②2-3分経ったところで、旨味と香りを引き立たせるためにEXVオリーブオイルを加える。
③真鯛に火が通ったら、お皿にすべての具材を盛り付ける。
・火の通り具合は、魚の大きさにもよりますが、目玉の透明な部分が白くなれば、ほぼOKです。
・魚の種類は、白身魚であれば、何でもOKです。
・「コグレ流」のレシピ名は、「コグレこだわりのセレクト食材を使っていること」から付けました。

楽天・コグレショップのカンタンレシピ (10)

今回は、「コグレ・セレクトショップ」の品揃えの中から、天然の風味、香りが素晴らしく、とても美味しい「レモン風味のフレーバーオイル」を使ったレシピをご紹介致します。
この「レモンオイル」は、それ自体がすでに「美味しいドレッシングソース」で、例えば、サンマやアジの塩焼きに、少量のお醤油と一緒にかけて頂くと、その美味しさがストレートに分かります。また、冬場でしたら、生牡蠣のソースとしてお使い頂けば、生牡蠣の美味しさがグッと引き出され、何個でも食べられてしまいます。水炊きなどのお鍋のタレとして、ポン酢代わりにお使い頂くのもよいアイディアですね。
お刺身を食べる時のお醤油に少しレモンオイルを加えて頂きますと、お刺身のクセが無くなり、とても食べ易くなりますので、お刺身が苦手な方は(お刺身が好きな方も)、是非、お試し下さいませ。
これからご紹介致しますレシピは、シンプルに焼いたチキンに、ただ「レモンオイルをかけるだけ」なのですが、これが本当に美味しいのです。ビーフやポークのステーキにもよく合う「優れ物の万能ソース」である「レモンオイル」の美味しさを、是非、皆様にもお確かめ頂きたいと思います。

    -----------レシピⅠ 「シンプルなチキンの塩焼き、レモンオイル風味」 (2人前)----------
(材料)
チキン(モモ肉) 2枚 塩・胡椒 各少々 EXVオリーブオイル 大さじ3杯 
レモンフレーバーオイル 大さじ3杯 ドライトマト 6個 ブロッコリー、カリフラワー 各適宜
セルフィーユ 適宜
(作り方)
①チキンにしっかりと塩・胡椒を振り、EXVオリーブオイルとドライトマトの入ったフライパンで、皮面から7-8分かけ、香ばしく焼く。
②お皿にチキンとドライトマトを盛る。付け合せのブロッコリーとカリフラワーも、ボイルして添える。
③レモンフレーバーオイルをかけ、セルフィーユをのせる。
・チキンを焼く時にEXVオリーブオイルとドライトマトを使うのは、それらの旨味をチキンに含ませるためです。
・付け合せは、ソテーしたポテトやキノコなど、何でもOKです。
・チキンの代わりに、ビーフやポークを使うのもOKです。
・チキンの代わりに、お魚の切り身を使うのもOKです。

楽天・コグレショップの美味しいスイーツ

「パンプリアコーネ」という、イタリアの伝統菓子をご存知でしょうか?直訳しますと「酔っ払いパン」となるのですが、上質のブリオッシュ生地に、香り豊かな高級ワインを6種類ほど、それらの旨味だけを凝縮してブレンドした物を加えた、とても贅沢で美味しいお菓子で、イタリアでは、冬(クリスマス)の贈答品として、とても人気があります。
特に、イタリア・ボンチ社の「パンプリアコーネ」は、ひときわ美味しく、シーズンともなりますと、現地のイタリア人でさえも入手が容易でない「逸品」なのですが、この度「コグレ・セレクトショップ」では、ボンチ社の「パンプリアコーネ」を数量限定で、皆様にお分けすることが可能になりました。
見た目は、とてもシンプルなのですが、そこには、「食にこだわるイタリア人のエスプリ」が存分に込められており、長い歴史の中で、一時の流行りに左右されること無く、いつの時代でも、イタリア人に愛され続けてきた「正統派のお菓子」を、是非とも、イタリア人になった気分で、ハートで味わって頂けましたら嬉しく思います。ちなみに、賞味期限は2009年2月末までありますので、年末のギフトをお考えでしたら、早めのご購入をお勧め致します。

2008年10月22日

船橋・大神宮の奉納相撲大会

季節の良い10月、各地で運動会も開催されていることと思いますが、先日、コグレクッキングスタジオ近くの船橋大神宮では、1590年から続く、徳川家康ゆかりの「奉納相撲大会」が、2日間にわたり行われました。
初日は、小学生対象の子供大会でしたが、じつは、私も40年前の小学生当時、この大会に出場し、準優勝した思い出があります。特に、負けた決勝戦のことは、今でも、よく覚えていますが(笑)、私は、小さい頃から体が大きく、多数決で「誰が出場するのか」を決める時にも、真っ先に指名されたのが私でした。しかし、当時は、人前で裸になるのがとても嫌で、体育の先生に「ボク、眼が悪いので辞退します!」とか、子供なりに色々と考えて言い訳したのですが、先生は、一言。「お前よりデカイやつはいないから、ぶつかるだけで大丈夫だよ」と説得(?)されて、急遽、放課後に相撲のトレーニングを受け、大神宮に向かうことになりました。
土俵では、先生の予想通り、体当たりするだけで、順調に勝ち進み、アッと言う間に決勝戦まで行ったのですが、私が巨漢の元横綱・曙だとすると、決勝戦の相手は、舞の海のような感じで、とても小さく、「これは楽勝だ!」と思って、立会いで突っ込むと、どこにもいないのです!気が付くと、私の下にもぐられ、足をとられて、簡単に転がされてしまったのですが、この時ほど悔しかったことはありませんね(笑)
さらに悔しかったのは、優勝者には「トロフィー」が贈られて、準優勝の私には、なぜか「リードペーパータオル1本」だけだったのです(笑)今でも不思議です、何でペーパータオルなんですかね?
最近の大会では、男子に混じって女子も出場しているんですね。次々に男子を負かす、元気の良い女子もいました。トロフィー類も40年前と比べると、物凄く豪華で、多くなっており、「タイムスリップして、今回、出場したらどうだったかな?」と、ふと思いました。



2008年10月24日

長野県飯山市の「地産地消」メニュー開発 (1)

先日、観光地のレストラン・メニューの開発の仕事で、長野県飯山市を訪れました。まずは、飯山にどんな食材があるのかを調べるために、地元の方々にとても人気のある「道の駅・千曲川」に伺い、素晴らしい農産物の数々を見て回ったのですが、本当に感激致しました。何しろ、市場に出回らないような、大きさ・カタチはバラバラの野菜も多かったのですが、野菜自体に物凄いパワーというか、生命力が感じられ、見ている私までもが、野菜から元気をもらえたような気がします。
農産物のひとつひとつに、愛情をもって栽培された生産者の方々のお名前と連絡先が記されているのも嬉しく、値段もとても安いので、思わず、私自身も大きなダンボール箱いっぱいの買い物をして、宅急便で自宅に送りました(笑)
下の写真は、地元産として有名な野沢菜、これから旨味の増す大根、自然な状態で栽培された原木なめこですが、どれも本当に新鮮で、美味しそうでした。この直売所が、地元の方々に愛されている理由がよく分かり、大いにメニュー開発のアイディアを頂くことが出来ました。





About 2008年10月

2008年10月にブログ「小暮BLOG」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2008年09月です。

次のアーカイブは2008年11月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

料理研究家 小暮剛 オフィシャルサイト