« 2010年11月 | メイン | 2011年01月 »

2010年12月 アーカイブ

2010年12月09日

「自遊人」1月号は、コグレの「新潟・魚沼特集」です (1)

11月25日発売の人気雑誌「自遊人」(1月号)に特集記事が掲載されております。
「おうちごはん・プレミアム」というタイトルでして、5回連載の第4回目は「新潟県・南魚沼特集」です。その前書きを少し引用させて頂きます。
 --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
一流シェフが全国津々浦々を巡り、その土地ならではの最高の旬の食材を探し、現地で腕を振るったら、どんなメニューが生まれるのか。そんな夢のような企画が、「超一流の出張料理人・小暮剛シェフ」と調理家電のトップメーカー、パナソニックのコラボレーションで実現した。金沢、北海道、四万十川に続き、第4回を迎えた今回は、本誌のホームグラウンドとも言える新潟へ出張し、小暮シェフに最高の料理を作ってもらう・・・・・。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
という内容でして、こんなに素晴らしいご縁を頂いたことに、本当に感謝しております。
詳しくは、是非、書店にて「自遊人」を、直接手にお取り頂き、御覧頂きたいと思いますが(笑)、簡単に内容を御紹介させて頂きます。
今回のテーマ食材は、「和豚もちぶた」と「南魚沼産コシヒカリ」でした。
「自遊人」は、お米に拘っている出版社でして、都内から南魚沼にオフィスを移し、農業生産法人まで立ち上げていますので、「コシヒカリ」は外せない食材のひとつなのです(笑)。
実際に、JAS有機認証を受けている最高ランクの「コシヒカリ」を使わせて頂きましたが、本当に炊き上がりが素晴らしく、お米が透き通っていて、まさに「銀シャリ」そのものでした。「この御飯があれば、あとは何も要らない!」ほどの美味しさに感激致しました。
「南魚沼産コシヒカリ」というだけで十分にブランド力があるのに、それに胡坐(あぐら)をかかずに、より安全で美味しいお米を作るために、手間暇のかかる有機栽培に挑む農家のみなさんの努力には、本当に頭が下がる思いです。今回の撮影では、コシヒカリ生産者の阿部さんと松井さんにもお越し頂きましたので、私も、いつも以上に気合と愛情を込めて御料理させて頂きました(笑)。
もうひとつの食材「和豚もちぶた」と、それから作った発色剤や保存料を使っていない「自家製ベーコン」も、とても上質で美味しかったです。今回は、ホットプレートの蒸し鍋を使わせて頂き、地元産の肉厚な「八色しいたけ」や、甘味たっぷりの「白菜」と共に、「蒸し料理」を作らせて頂きましたが、本当に、素材の持ち味が生かされて、シミジミと美味しく、改めて「新潟・魚沼の食の豊かさ」を実感致しました。
「蒸し料理」に使った後の出汁を味見してみました。はじめはシンプルだった和風出汁ですが、素材の旨味が見事に凝縮された「極上のスープ」に生まれ変わっており、私のインスピレーションで、赤味噌とオリーブオイルを加えてみますと、さらに美味しい「蒸し料理の絶品ソース」が誕生致しました。
「極上のスープ」と「最高のコシヒカリ」」で、最後に「リゾット」も作らせて頂きましたが、こちらも大好評で、本当に美味しかったです。
素材と調理器具が良いと、本当にシンプルな調理方法でも「美味しい最高の料理」が出来ることを、読者のみなさまにも実感して頂けましたら嬉しく思います。是非、「素材を生かした美味しさ」を体験して頂き、料理のレパートリーを増やして下さいね(笑)。


人気雑誌「自遊人」1月号は、コグレの「新潟・魚沼特集」です。

「南魚沼産コシヒカリ」と「和豚もちぶた」が、テーマ食材でした。

初めて「稲刈り」をさせて頂き、米作りの大変さがよく分りました。

自遊人本社(南魚沼)で御料理させて頂きました。

優れもののホットプレートで簡単に「美味しい蒸し料理」も出来ます。

キッチン全体が、美味しそうな匂いと笑顔に包まれていました。

「和豚もちぶたの蒸し物」と「新米と極上スープの贅沢リゾット」を作らせて頂きました。

「もちぶた蒸し汁」に赤味噌と上質のオリーブオイルを加えて「極上ソース」の出来上がりです。

最高のコシヒカリ「銀シャリ」と「和豚もち豚の蒸し物」は、毎日でも食べたくなる美味しさです。

左からコシヒカリ生産者の松井さん、阿部さん、もち豚卸し問屋の小倉さんです。

極上の新米と蒸し汁で作った「贅沢リゾット」も最高に美味しかったです(笑)。

「自遊人」1月号は、コグレの「新潟・魚沼特集」です (2)

「自遊人」1月号の撮影で伺った新潟県南魚沼市では、農業生産法人「自遊人」が管理していらっしゃる「自遊田」で、稲刈りも体験させて頂きました。
我々は、簡単に「有機栽培」という言葉を使いますが、実際に現地に伺ってみますと、本当に管理が大変で、雑草だらけで収穫が見込めない有機栽培の田んぼも幾つかあり、いかに有機栽培は手がかかり、雑草や害虫との闘いであるかが、身に沁みてよく分りました。
でも、自然の中で、爽やかな風を肌で感じながら、土と水に触れられるのは、素晴らしいことだと思います。やはり、人間は「自然の摂理」の中で、自然の抱擁力に包まれながら、「生かせて頂いている」ことを改めて実感致しますし、自然の中で、夢中になって作業していますと、なんともいえない安心感、心地良さが感じられ、気持ちもポジティブになってゆくような気が致します。
最近も「米の価格が下落して、国内の生産者の方々を苦しめている」というニュースを耳にしましたが、これには、本当に心が痛みます。
「稲作」は、私達の御先祖様が残して下さった「大切な日本の食文化」であり、「日本人が命を繋いで行くうえで、無くてはならないもの」ですので、私自身、微力ではありますが、これからも生産者のみなさまを応援させて頂きたいと思っておりますし、世界中に向けても、日本の食文化の素晴らしさを、さらにPRして行きたいと思っております。
今回の貴重な体験をさせて下さった、日頃からお世話になっております「自遊人」の編集長・岩佐様、そして副編集長の西澤様、心より御礼を申し上げます。本当に有難う御座いました。
お土産に頂いたお米も、とても美味しく、アッと言う間に頂きました(笑)。


初めての「稲刈り」体験は、とても楽しかったです(笑)。

黄金色に輝く稲穂は、とても美しかったです。

稲を束ねる作業にも、段々慣れてきました(笑)。

右から「自遊人」編集長の岩佐様、私、副編集長の西澤様です。

手間はかかりますが、1-2週間ほど「かけ干し」すると、お米の旨味がアップ致します。

「自遊人」スタッフの方々が作って下さった「銀シャリおにぎり」も最高でした。

2010年12月20日

NHK「ラジオビタミン」の御料理コーナー「私の愛情レシピ」に声だけの出演 (6)

NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、12月8日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「生白菜と生えのき茸の和風サラダ」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
「えっ!映像の無いラジオで料理番組?」と不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は、ラジオの方が、長く記憶に残るそうなのです。
なぜかと申しますと、テレビのように映像がある場合、漠然と見過ごしてしまうことが多々ありますが、音だけですと、その分、集中してイメージ出来ますので、長く記憶に残るわけでして、例えば、私が昨年5月に同番組の「ときめきインタビュー」に生出演させて頂き、お話した内容を、今でも、多くの方々が、良く覚えていて下さることからも、その理由は、容易に理解出来ます。
今回の御料理は、寒くなるにつれ旨味が増す白菜とえのき茸を「生」で食べて頂くという、とても大胆な御料理ですが、作り方も簡単で、実に美味しく、私も大好きな定番メニューですので、是非、みなさまもお試し下さいませ。
レシピを簡単に御紹介させて頂きます。
     ---------------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・2-3人前>
(A)
白菜 3-4枚   えのき茸 1パック   
(B)
<トッピング用>
かいわれ大根 1/2パック   ジャコ 大さじ3杯   玄米フレーク 大さじ3杯
(C)
<ドレッシング用>
(Ⅰ)
ニンニクすり卸し 大さじ1杯   生姜すり卸し 大さじ1杯   醤油 大さじ2杯
味醂 大さじ2杯   日本酒 大さじ2杯
(Ⅱ)
エキストラバージンオリーブオイル 50CC

<作り方>
①白菜は、細切り、えのき茸とかいわれ大根は、ほぐして、それぞれ軽く水ですすぎ、水切りしておく。
②ドレッシングを作る。(Ⅰ)の調味料を全て鍋に入れて、ひと煮立ちさせ、置き冷ましする。
③冷めた②に(Ⅱ)を加えて混ぜる。
④皿に(A)を盛り、③をかけて、(B)のトッピングをのせる。


シンプルで美味しい「生白菜と生えのき茸の和風サラダ」です。

「生野菜」には、免疫力を高める酵素が豊富に含まれています。

お刺身等をトッピングすれば、豪華なメインディッシュにもなります。


NHK「ラジオビタミン」の御料理コーナー「私の愛情レシピ」に声だけの出演 (7)

NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、12月15日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「寒ブリのステーキ・ホットマヨネーズソース」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
寒さが一段と増す、この時期の「ブリ」は、お刺身や塩焼き、煮物等、どのように料理しましても美味しいですが、今回は、ステーキのようにワイルドに焼いて食べて頂く方法を御紹介させて頂きます。
    ------------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・4人前>
(A)
ブリ切り身 4切れ     塩・胡椒 各少々  
(焼き油として)オリーブオイル  大さじ3杯
(B)
たまねぎ(スライス)  1個分
(C)
マヨネーズ 大さじ4杯    ホットマスタード(又は和からし) 大さじ3杯
醤油 少々   パセリ(みじん切り) 大さじ2杯

<作り方>
①ブリに塩・胡椒を振り、暫く置いてから、フライパンにオリーブオイルを熱し、表面をカリッと色付けて焼く。
②たまねぎは、なるべく薄くスライスし、水にさらして辛味を抜いて水切りしておく。
③(C)を合わせてソースを作る。
④ブリを皿に盛り、ソースをかけて、たまねぎを乗せる。


マスタードソースとの相性が抜群の「寒ブリのステーキ」です。

マスタードの代わりに「柚子胡椒」を使っても美味しく出来ます。


2010年12月24日

信濃毎日新聞・洋食の定番  (12月)  「チキンの白味噌風味クリームシチュー」

今年もあと1週間となり、朝晩の冷え込みも一段と厳しくなってきましたが、みなさまは、風邪など引かずに、お元気でお過ごしでしょうか?
信濃毎日新聞に毎月好評連載中の「コグレ流・洋食の定番」、12月のメニューは「チキンの白味噌風味クリームシチュー」です。
「クリームシチュー」をご家庭で本格的に美味しく作るには、それなりのテクニックと手間がかかるものですが、今回、御紹介させて頂く、とっておきの「裏ワザ」を使って頂きますと、ご家庭でも簡単に出来て、とても美味しい1品になりますので、是非、みなさまもお試し下さいませ。
今月も、私が書きましたエッセーとレシピを御紹介させて頂きます。
 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------
朝晩の冷え込みも厳しくなり、今年もあと数日となりましたが、みなさまは、如何お過ごしでしょうか?
今月のメニューは、「チキンのクリームシチュー」ですが、ポイントは、生クリームやバターを使わずに、少量のホワイトソースに、白味噌、醤油、味醂、日本酒といった、みなさま御馴染みの「和風調味料」を加えることで、「ご飯のおかずにもなる洋食」に仕上げたことです。ホワイトソースと、味噌、醤油などは、とても相性が良いことを、みなさまにも知って頂き、グラタン等の色々な御料理に応用して頂けましたら有難いです。
「私が初めて食べたフランス料理」と言えば、忘れもしません、小学校1年生の時(今から43年前)に、地元にオープンしたての洋食屋さんで、初めてパンと一緒に食べた「チキンのクリームシチュー」でした(笑)。とてもクリーミーでコクがあり、当時の私にとりましては、「この世の中に、こんなに美味しいものがあったんだ!」と、本当に衝撃を受けました(笑)。デザートで食べさせてもらった、バタークリームでない本物の生クリームを使った、とろけるような「イチゴのショートケーキ」にも、感動致しましたが、どうやら、これが、「私がフランス料理のシェフを目指すきっかけになった<原体験>」かもしれませんね(笑)。
フランス・リヨンでの修行時代には、フレンチの神様、ポール・ボキューズ氏からも直々に「フランス料理の真髄は、ワインとクリームとバターを使うことにある」と教えて頂きまして、夢中で、クリーム、バターを使った、伝統的なフランス料理を吸収して帰国したのですが、今から20年前に「出張料理人」として独立し、日本全国を回らせて頂くようになりましてから、大きな壁にぶち当たりました。
クリーム、バターを使った濃厚な御料理ばかりですと、特に、年配のお客様は、途中でギブアップしてしまい、最後の「メイン・ディッシュ」まで辿り着かないのです。
「お腹がいっぱい」というよりも、普段食べ慣れていない「動物性の脂肪」に、「胸がつかえてしまう」感覚なんですね。
この壁を乗り越えるために、数年間、かなり悩みましたが、辿り着いた結論は、「日本人が食べるフランス料理なのだから、<日本流=コグレ流>にアレンジすればいいじゃないか」ということでした。
それからは、クリーム、バターの代わりに、上質のエキストラ・バージン・オリーブオイルを使うようになり、味噌、醤油と言った「和風調味料」も積極的に「隠し味」として加えることで、老若男女、どなたにも喜んで頂ける「コグレ流・和風フレンチ」が誕生したのです(笑)。
私の「シェフとしての歴史」のエッセンスが詰まった「白味噌風味のクリームシチュー」を、今年の最後に、是非、お楽しみ下さいませ(笑)。
  
   -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
<材料・2人前>
(A)
鶏もも肉 2枚   塩・胡椒 各少々   ガーリックパウダー 少々
(B)
人参(中)  1本   玉葱(中)  1個   じゃが芋(中) 2個
(C)
ホワイトソース 大さじ3杯     オリーブオイル 大さじ2杯     白味噌 大さじ1杯
味醂 適宜     日本酒 適宜     醤油 適宜
(D)
パセリみじん切り  少々    白炒りゴマ 少々

<作り方>
①鶏もも肉は、1枚を4等分くらいにカットし、塩・胡椒とガーリックパウダーを振って20分以上置く。
②野菜類は、皮をむき、一口大にカットしておく。
③お鍋に①を入れ、表面が隠れるくらいの水を加えて、中火で15分間煮る。
④鶏肉だけで15分間煮た後に、人参だけを加えて3分間煮る。
⑤さらに玉葱、じゃが芋を加えて、じゃが芋が柔らかくなるまで煮る。
⑥ホワイトソースとオリーブオイル、白味噌を加えて、味付けをする。
⑦お好みで、味醂、日本酒、醤油なども加え、味を整える。
⑧仕上げに、パセリみじん切りと白炒りゴマを加える。


味噌、醤油が入り、御飯にも合う「チキンのクリームシチュー」です。

コグレクッキングスタジオでの自然光を活かした撮影風景です。

野菜類は、火が通りにくい順番に加えていくのもポイントです。

私の出張シェフとしての歴史が詰まった「クリームシチュー」です。

2010年12月31日

和風旅館 「銀座吉水」で NHK村上信夫さんとトークイベント「いのちをいただく」

12月24日に、銀座にあり、外国人観光客に人気の老舗旅館「銀座吉水」さんを会場にした「トークイベント」が開催されました。
テーマは「いのちをいただく」でして、進行役は「NHKラジオビタミン」でもお馴染みの人気アナウンサー・村上信夫さんなのですが、村上さんは、明治学院大学の大先輩でもありまして、とても尊敬しており、日頃から大変にお世話になっております。
私が、昨年5月27日に番組内のインタビューコーナー「ときめきインタビュー」に生出演させて頂いた時も、全国のリスナーのみなさまからの好反響が、想像を絶するほど大きく、改めて「ラジオの持つ力」の凄さ、素晴らしさを実感させて頂きましたが、今回も、御予約の早い段階でキャンセル待ちが出るほどの大盛況になり、本当に有難く、感激致しました。
50名様を越える御客様でぎっしり埋まった地下の会場では、まずは、村上さんのクリスマスをテーマにした絵本の朗読からスタート致しました。村上さんの、心根に染み入るような朗読は、何度聞いても素晴らしく、御客様も、いきなり大満足の御様子でした。
その後「コグレサンタの登場です!」という、村上さんのかけ声と共に私が客席後方から登場しますと、大きな拍手が会場中に響き渡り、トークショーがスタート致しました。「出張料理の面白いエピソード」から「食育のお話」、「海外の食文化やオリーブオイルのお話」、「将来の夢や目標のお話」まで、いつものように熱く語らせて頂きましたが、途中で、私が、一切の砂糖を使わずに作った「リンゴのオリーブオイル焼き」をサプライズメニューとしてお出ししますと、「自然の甘味でとても美味しいです!」という歓声もあがり、一気に美味しい笑顔に包まれて、和やかな雰囲気の中での本当に楽しいトークショーになりました。
後日、数人の御客様から頂いた、御礼の御葉書やメールで分ったのですが、岡山県をはじめ、遠方からお越し下さった御客様も多く、「精一杯、頑張ってよかった!」と、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
最後には、いらして下さった御客様全員に、感謝の気持ちを込め、私お薦めのオリーブオイルと、直筆メッセージ入りの記念のカードを直接お渡しさせて頂きましたが、多くのみなさまから「今日は、最高に楽しかったです!」とか「素敵なクリスマスプレゼントです!」と言って頂き、とても嬉しかったです。
お忙しい年の瀬にお越し下さったみなさま、そして、記念すべき日に声をかけて下さった村上さんに、重ね重ね、心より御礼を申し上げます。本当に有難う御座いました。


           どうぞ、みなさま良い御年を御迎え下さいませ。



外国人に人気の老舗旅館「銀座吉水」さんでのトークイベントでした。

キャンセル待ちが出るほど大勢のみなさまにお越し頂き大盛況でした。

村上信夫さんの司会・進行は絶妙で、つい本音で喋ってしまいます(笑)。

90分間がアッという間の、笑顔が絶えない、とても楽しいトークショーでした。

トークショー終了後の、満足感漂う(笑)、貴重なツーショット写真です。

サプライズメニューの「りんごとアンズのオリーブオイル焼き」も好評でした。

プレゼントに御用意させて頂いた、私お薦めのオリーブオイルとカードです。

御化粧品としても最高級のトルコ産エキストラバージンオリーブオイルです。

2011年 新年の御挨拶を申し上げます。

      
       新年明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。

昨年の夏、日中の気温が45℃を越える猛暑のイスラエルを訪れました。その目的は、2000年以上の年月を生き続けており、世界中の人々から「永遠の命の象徴」として崇められているオリーブの木々が、イスラエルの「聖地・エルサレム」にあることを知り、何としても、そのオーラを肌で感じてみたかったからなのですが、イエス・キリストの足跡が数多く残され、クリスチャンやユダヤ教徒にとって最も神聖な場所のひとつである「オリーブ山」の麓に、その「永遠の命の象徴」を見つけることが出来ました。
直径がおそらく2m以上はありそうなオリーブの巨木の幹の割れ目の中からは、新しい生命力がみなぎっている太い枝が、何本も出ており、2000年という過酷な時間を生き抜いてきた力強さやオーラといったものが、ひしひしと感じられ、本当に心の奥底から感動致しました。
そして、我々人間は、決して自分ひとりの力で生きているのではなく、「尊い命を頂いて、命を繋がせて頂いている」という「自然の摂理の尊さ」にも想いを馳せました。
世の中が、どんどん便利になり、様々な情報が錯綜するなかで、少なくとも、将来の健康を左右する<食>の部分だけは、効率性や便利さに妥協することなく、強い意思を持って、我々の御先祖様が遺して下さった伝統的食文化の「原点」に戻り、「その原点とは何なのか」を、将来を担う全国の子供達に分り易く伝えて行きたいと思っておりますし、<伝統的な食>を通した「地域活性化」を、各地で実現して行くことが、本当の意味での「心豊かな社会の実現」に繋がって行く近道だと思っておりますので、今年も、さらに全国を飛び回らせて頂きまして、各地で地道に頑張って下さっている生産者のみなさまに<勇気と希望>を持って頂けるような、「具体的で発展性のあるアドバイス」をさせて頂けるように、精一杯努力して行きたいと思っております。
メディア等のインタビューでも、必ず、最後に申し上げるのですが、私の究極の夢は、「食を通した世界平和の実現」です。
この夢を実現させるための第一歩としましては、今や世界中から注目されている「ヘルシーな日本の伝統的食文化の素晴らしさ」を、我々日本人が自覚して実践することが、まず大切で、流行に左右されることなく、しっかりと足元を固めながら、「日本の伝統的食生活を続けていると、こんなに健康でいられますよ!」、「外国人のみなさんも如何ですか!」と、自信を持って紹介して行くことが出来たなら「食を通した世界平和の実現」も、そう遠い日ではないと思うのですが、みなさまは、どう思われますか(笑)。

               重ね重ね、今年も宜しくお願い致します。



エルサレムの苛酷な環境の中でも、生命力に溢れ、生き続けている「永遠の命の象徴」、樹齢2000年以上のオリーブの巨木の前で、そのオーラを肌で感じながら「命」について考えました。


About 2010年12月

2010年12月にブログ「小暮BLOG」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2010年11月です。

次のアーカイブは2011年01月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

料理研究家 小暮剛 オフィシャルサイト