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趣味・その他 アーカイブ

2007年06月04日

ボクはサウスポーです

ボクは、子供の頃から、字を書くのもテニスのラケットも、包丁も全て左ききです。字も巧かったので、先生から、右に直すよう言われたことが無いのです。さすがに、毛筆だけは、右で習いましたので、両刀使いですね。小さい頃から絵のセンスが有ったようで、よく金賞を貰いました。
実は、祖父が左ききの、腕の良い墓石職人だったらしいので、恐らく、隔世遺伝でしょうね。
子供の頃から良く食べ、5年生の時の家庭科で作った目玉焼きを褒められてからは、料理は天職だと思うようになりました。
その時の感激から36年間、フランスに行って、一流の料理人になることだけを考えて頑張って来ました。笑ってしまいますが、将来の為に、サインの練習も子供の頃からしていましたので、お客様から著書へのサインを頼まれると嬉しくなります。


2007年06月17日

料理上手は、将棋も強い

ボクは、子供の頃から将棋が大好きでした。13歳の時に、現役プロ棋士の指導対局で、2枚落ちで勝たせて頂いたことも有ります。
なぜ、そんなに好きなのかと言いますと、将棋こそが、人生の縮図だと思うからです。序盤、優勢でも、油断すれば、すぐに逆転しますし、劣勢でも、粘り強く頑張れば、勝てることも有ります。
学生時代にしていたテニスも同様ですが、いかに自分のバランスを保ち、相手のバランスを崩すかが重要なのです。バランスの良い陣形は、とても格好がいいものです。これは、美的センスにも通じるかもしれませんね。
30年前に将棋会館で購入した盤と駒を久々に出してみました。


2007年08月08日

将棋・日本シリーズ

高松に滞在中のことです。四国新聞に目を通していましたら、仕事場のすぐ近くで、名人経験者同士である、谷川・丸山両九段の公開対局が有るとの記事。6月17日のブログにも書いていますように、将棋好きなボクとしては、どうしても、このスーパースター同士の一戦を観戦したかったのですが、当然の事ながら、仕事優先ということで、今回は諦めました。
ただ、記事を読んでいて、感動したことは、前日の子供大会でのファンサービスとして、両九段が、指導対局は勿論の事、なんと、初心者の子供達と、挟み将棋や山崩しを楽しんだというのです。
これは、凄い事です!ゴルフに例えて言うならば、クラブを初めて握る初心者が、いきなり、タイガーウッズに手取り足取り教えてもらいながら、コースを回るようなものです。
参加した子供達にとっては、最高の夏休みの思い出になったことでしょう。ボクも、料理・食育活動を通して、全国の子供達に夢と希望を与えて行きたいと、改めて思いました。

2007年09月01日

料理がテーマの映画のお話

仕事柄、海外に行く時に飛行機の中で映画を見ることが多いのですが、最近、レストランがテーマの心温まる良い映画を2本観ましたので、簡単に御紹介させて頂きます。
まずは、「レミーの美味しいレストラン」です。とにかく良く出来た作品で、料理好きでシェフになりたい主人公のネズミがとても可愛らしく、一生懸命に美味しい物を作ろうとする姿に心打たれます。「やって出来ないことは無い!」子供達に是非観てもらいたいですね。
もうひとつは、渋谷・文化村「ル・シネマ」でのみ上演されているドイツ映画「厨房で逢いましょう」です。
こちらは、大人のラブ・ストーリーなのですが、料理人として天才的な才能を持ちながら、職人気質で人付き合いが苦手な大柄のシェフが、ダウン症の娘を抱える主婦にいつしか恋心を抱くようになります。夫や家族との関係に悩む彼女の疲れた心を、自らの想いの全てを込めた絶品の料理の数々で癒していく、その過程と心優しいシェフの切ない片思いが味わい豊かに描かれており、深い感銘を受けました。
心の込もった美味しい料理は、どんな言葉をも超越する、素晴らしいメッセージなんだと改めて思いました。

2007年10月03日

巨人軍優勝と長嶋さんの思い出

優勝までのマジックが1となった昨日、朝から仕事が何だか手に付かず、夕方、気が付いたら電車に乗って東京ドームに向かっていました。もちろん、チケットを持っているわけでもなく、指定席は完売で、入場出来ない可能性の方が高かったのですが、行かずに後悔したくなかったのです。「東京ドーム周辺の空気を吸えるだけでもいい!」とさえ思っていました。「この歳になって、急にこんな気持ちになるのはなぜだろう?」と、自分でも不思議でした。
確かに、子供の頃は、野球少年で、ジャイアンツ、特に長嶋さん王さんに憧れ、後楽園や多摩川の練習場にまで夢中になって見に行っていましたし、練習場近くの長嶋さん宅までサインをもらいに行ったこともありました。今でも鮮明に覚えていますが、ボクが10歳の時に、インターホーン越しに「サインを下さい!」と言いますと「白雪姫のように美しい」亜希子夫人が出て来て下さり、ニコニコ笑顔で「どこから来たの?ちょっと待っててね。」と言って、ボクが差し出したボールや色紙に、家の中にいる長嶋選手のサインをもらって来て下さったのです。その時は、本当に夢心地でした。
それから20年経ち、出張料理人として独立しましたが「いつの日にか、長嶋さんにボクの料理を食べて頂くこと」が夢でした。そんなの絶対に無理だろうなと思っていましたら、5年後にある方の御紹介で、御食事会が実現したのです。亜希子夫人は、とても喜んで下さり、「あなたは、どこにでも行ってお料理し、とても良い経験をしているわね。これからも、自信を持って頑張りなさい。」と激励して下さいました。
それから何度か、御手紙も頂き、数年前に次男の正興さんが「カフェレストランをやりたい。」とおっしゃった時には、亜希子夫人から、真っ先に「指導してもらえますか?」とご依頼頂きましたし、ご病気の事も知っていましたが、いつも明るく御元気でしたので、先月、急死の報を受けた時には、とてもショックでした。そんなこともあり、昨日の優勝は、天国の亜希子夫人と共に、自分の目に焼き付けたかったのです。身動き取れない状態での4時間の立ち見はきつかったですが、感動のクライマックスでした。ご冥福を御祈り致します。


2007年10月14日

憧れの将棋の町、山形・天童

将棋好きなボクは、子供の頃から「将棋の町、天童」に憧れ、いつの日にか、全国的に有名な将棋祭りに参加して、人間将棋を指すのが夢でしたが、今回、念願叶い、(祭りの時期ではありませんでしたが)立寄ることが出来ました。
実際に将棋盤や駒を作っている所も見学出来ましたし、つくづく「素晴らしい日本の文化、手作りっていいなぁ」と、沢山の魅力的な駒に囲まれ、幸せな気持ちになりました。
美味しい料理を作る段取りと将棋の思考には、共通点が沢山有るように思いますので、その辺を体系的にまとめた本を出せたら嬉しいですし、子供達には、もっと将棋と料理作り、両方の楽しさを伝えてゆきたいですね。それが必ず、学力向上、創造性を持った健全な成長にも繋がってゆくのですから。

2007年10月21日

手仕事の素晴らしさ

先日、御客様の御紹介で、田町の「女性と仕事の未来館」にて21日まで開催されている「匠の女たち展」を拝見させて頂きました。
織る、染める、焼く・・・。伝統工芸士の称号をお持ちの至宝、12人の女性の先生方に直接お会いして、お話を伺い、素晴らしい作品と、そこから伝わる一流の「技、生き方」を存分に肌で感じて参りました。
ボクも料理という「手仕事」に携わっていますので、ジャンルは違えども、共感出来る点がとても多く、何でも簡単に作られてしまう世の中で、製作途中のプロセスを大切にし、ゆっくり時間をかけて良い物を創り出すと言う「原点、初心」に帰ることが出来て、とても有意義な時間でした。
来年の会にも是非、参加させて頂きたいと思いましたし、その時には、ボクの手仕事である「お料理」を皆さんにご披露させて頂けたら最高ですね。


2007年12月04日

江戸時代の将棋盤に感動

今回伺った、長野・松代と言えば「真田十万石の城下町」としても有名です。料理教室の前に、真田邸や文武学校、海津城址を見学させて頂きましたが、綺麗で雰囲気のある街並みは、散策するのに心地よく、当地ご出身の故・池田満寿夫さんの素晴らしい作品の数々を鑑賞することの出来る美術館まで足を延ばしましたら、あっという間に時間が経ってしまい、肝心の料理教室を忘れるところでした。(笑)次回は、ゆっくり時間を取って来たいと思います。
真田邸近くの博物館には、当時の資料が沢山残っており、とても興味深かったのですが、特に、本物の「江戸時代の将棋盤と駒」を見た時には、感動致しました。私が将棋好きだということは、何度かブログでも書かせて頂いておりますが、将棋は「何百年も前から受け継がれてきた、素晴らしい日本の文化」であることを改めて実感致しました。
「物事をじっくり考えること」が少ない子供達には、是非、「将棋と料理作り」を実践して欲しいと思います。将棋も料理も、「全て自分で考え、難局を打開して行く醍醐味を味わえる」という点で、共通していますし、これからの人生にとって大切な事を沢山学べるはずですので。

2008年08月16日

「星野ジャパン」から学ぶこと

連日、北京オリンピックの熱戦の模様が、各メディアを通じて報道されていますが、私は、今回が最後となる種目、野球の「星野ジャパン」の活躍ぶりに一番興味があります。
子供の頃から野球が好きで、ドームになる前の後楽園球場で、小学生の頃から、よく観戦したものですが、当時、中日ドラゴンズのエースであった星野投手の、感情をむき出しにして、強気に「常勝ジャイアンツ」に挑む姿が大好きでした。今でも、はっきりと覚えていますが、ある試合で、王選手に逆転サヨナラホームランを打たれ、グラウンドで悔しそうにグラブを叩き付けた姿と、帰りのバスの中で、周りはファンが取り囲んでいるにもかかわらずに、隠そうともせずにバスタオルを顔に当てて、大泣きしていた様子には、心惹かれるものがありました。
星野監督は、インタビューなどでよく言っています。「技術云々ではなく、気持ち。選手をとことん信頼することが一番大切なんだよ」と。私も職種は違いますが、「人の気持ちを動かすのは、コンピュータでも何でも無く、人の気持ちしかない」と、常々思っておりますので、星野監督のお言葉は、心に沁みてきます。
選手達は、皆、故障を抱え、満身創痍の状態で必死にプレーしているのが、テレビの画面からも伝わってきますが、「気持ちをひとつにして」最後まで頑張って欲しいですね。
写真は、8日に東京ドームで行われた、北京入り直前の「パリーグ選抜との壮行試合」で撮ったものです。北京までは行けませんので、都内での仕事の帰りに、当日券を買って駆け込みました(笑)




2008年08月17日

「サザンオールスターズ」から学ぶこと

来年から、無期限の活動休止を発表している「サザンオールスターズ」のデビュー30周年記念ライブが16日より、横浜の日産スタジアムでスタート致しました。
私も、学生の頃から「サザン」が大好きで、昨日は、仕事を早めに切り上げ、電車を乗り継いで、会場に駆け付けたのですが、スタジアム内は、開始1時間前から、すでに、7万5千人の大観衆で埋め尽くされており、物凄い熱気を感じました。「これは、北京オリンピックのメイン会場である「鳥の巣」にも全然負けていないな!」と思ったのは、私だけではないと思います(笑)
広い会場を見渡しますと、お揃いのハッピやTシャツを着た親子連れが多く、中には、親子三代で楽しんでいらっしゃるご家族もあって、とても微笑ましかったですし、「サザン・30年の歴史」の重さ、偉大さを改めて実感致しました。
「継続は力なり」と言いますが、常に第一線で活躍し続けるには、人には言えぬ苦労もかなりあっただろうと思います。でも、そんな裏舞台は、一切見せずに、いつでも多くのファンに夢と希望、感動を与えてくれる「サザン」の生き方は素晴らしいですし、私も今回のライブでたっぷり吸収させて頂いたパワーを原動力に、これからも「食」を通じて、「世界の平和」に貢献出来るように精一杯頑張ります。



2008年10月03日

「ヤンキースタジアム」の思い出

10月に入り、メジャーリーグも「ワールドシリーズ」出場権をかけた「プレーオフ」が始まりました。近年、日本人選手の活躍も目覚しく、テレビ放送も増えたために、メジャーリーグに関心をお持ちの方も多いのではないかと思いますが、私も子供の頃から、ヤンキースでホームランを打ちまくった「ベーブ・ルース」に憧れ、いつかは「ヤンキースタジアム」に行ってみたいと思っておりました。
そして、3年前。「デリカテッセン(お惣菜)」の取材の仕事でニューヨークを訪れたのですが、幸運にも、その日のナイターで、伝統の一戦「ヤンキース対レッドソックス」戦が開催されることを知り、チケット購入は難しいことを承知で、地下鉄に飛び乗り、ヤンキースタジアムに向かいました。
球場周辺は、平日で、まだ開場前であるにも関わらずに、物凄い人の波と長蛇の列で、いきなり圧倒されてしまいましたが、何とかチケットを入手し、「ゴジラ松井」も出場した試合を堪能することが出来ました。球場内では、なぜかファン同士が「ホットドックの大食い競争」をしていたり、各種ショップも充実していて、老若男女すべてのファンが存分に楽しめる、まさに「ボールパーク」という感じでした。
レフトスタンド後方には、ヤンキースの歴代プレーヤーを称える「モニュメント・パーク」があり、試合前にはファンも見学出来るのですが、ここも長蛇の列で、改めてヤンキースの人気の高さを実感致しました。そして、念願叶い、「ベーブルース」の記念碑の前に立った時には、とても感動して、暫くその前を離れることが出来ませんでした。
そんな、多くのファンを魅了し続けて来たヤンキースタジアムも、今年で85年の歴史に幕を閉じます。とても寂しく残念ですが、たくさんの素晴らしい思い出を与えてくれたスタジアムに感謝の気持ちで一杯です。「ヤンキースタジアムよ、有難う!」




2008年10月22日

船橋・大神宮の奉納相撲大会

季節の良い10月、各地で運動会も開催されていることと思いますが、先日、コグレクッキングスタジオ近くの船橋大神宮では、1590年から続く、徳川家康ゆかりの「奉納相撲大会」が、2日間にわたり行われました。
初日は、小学生対象の子供大会でしたが、じつは、私も40年前の小学生当時、この大会に出場し、準優勝した思い出があります。特に、負けた決勝戦のことは、今でも、よく覚えていますが(笑)、私は、小さい頃から体が大きく、多数決で「誰が出場するのか」を決める時にも、真っ先に指名されたのが私でした。しかし、当時は、人前で裸になるのがとても嫌で、体育の先生に「ボク、眼が悪いので辞退します!」とか、子供なりに色々と考えて言い訳したのですが、先生は、一言。「お前よりデカイやつはいないから、ぶつかるだけで大丈夫だよ」と説得(?)されて、急遽、放課後に相撲のトレーニングを受け、大神宮に向かうことになりました。
土俵では、先生の予想通り、体当たりするだけで、順調に勝ち進み、アッと言う間に決勝戦まで行ったのですが、私が巨漢の元横綱・曙だとすると、決勝戦の相手は、舞の海のような感じで、とても小さく、「これは楽勝だ!」と思って、立会いで突っ込むと、どこにもいないのです!気が付くと、私の下にもぐられ、足をとられて、簡単に転がされてしまったのですが、この時ほど悔しかったことはありませんね(笑)
さらに悔しかったのは、優勝者には「トロフィー」が贈られて、準優勝の私には、なぜか「リードペーパータオル1本」だけだったのです(笑)今でも不思議です、何でペーパータオルなんですかね?
最近の大会では、男子に混じって女子も出場しているんですね。次々に男子を負かす、元気の良い女子もいました。トロフィー類も40年前と比べると、物凄く豪華で、多くなっており、「タイムスリップして、今回、出場したらどうだったかな?」と、ふと思いました。



2008年12月19日

サッカー・クラブW杯を初観戦

昨日、横浜国際総合競技場で準決勝が行われた、サッカーの「トヨタ・クラブW杯」を観戦して来ました。
欧州代表の「マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)」とアジア代表の「ガンバ大阪」の対戦でしたが、シュート数が両チーム合わせて、おそらく50本近い「超・攻撃的サッカー」の連続で、赤と紺の衣装で埋まった7万人の観衆のボルテージは上がりっ放しでした。
私も、こんなにサッカーが面白いとは思っていませんでしたが、何よりも感動したことは、ガンバ大阪の「どんな格上の相手に対しても、リスクを恐れずにいけば、点が取れるんだ!」という強気の姿勢、相手が先にゴールを重ねても、決っして自分達を見失わずに、その攻撃スタイルを最後まで、90分間貫き通した強い意思力には、本当に感動致しましたし、多くの人々に勇気を与えてくれたと思います。
「サッカーと料理」、「チームとひとり」、ジャンルもスタイルも異なる世界ですが、「自分(達)の可能性を信じ、高い壁にも恐れずに、正面から向かって行く」そんなスタイルは、私の人生観とも通じ、昨日は、思いがけずに、サッカーの試合から、「初心」を再確認することが出来ました。
国内リーグの疲れもある中で、素晴らしい試合を見せてくれた両チームには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。残る21日の試合も全力で頑張って欲しいですね。

2009年02月17日

初心が甦る「辻調・アキバカフェ」

私の母校、辻調理師専門学校(略して辻調)のサテライト・キャンパスが、秋葉原にあります。
辻調の先生方が出版されている、料理関係の書物はもちろんのこと、卒業生が経営する飲食店の情報まで分り易く揃えられており、美味しいコーヒーを頂きながら閲覧出来ることから「アキバカフェ」とも呼ばれており、私もよく利用させて頂いております。
ここに来て、20数年前に熱心に読んでいた書物を開きますと、一瞬にして「毎日が新鮮で、とても楽しかった」大阪・阿倍野の学生時代のことも思い出しますし、夢中で過ごした、本場フランスでの修行時代や、帰国後に就職した東京、千葉のレストランでの苦しい修行時代のことも鮮明に甦ってきます。
特に、東京、千葉での修行時代には、お店の先輩達から、「強烈ないじめ、嫌がらせ」をされ、辛くて仕方ない日々が続いていましたが、「もう耐えられない!我慢の限界」が来ますと、無意識のうちに東京駅に向かい、新幹線に飛び乗って、大阪の母校に駆け込んだことが、何度もあります。蒼ざめた顔で、フラフラになりながら、在学中にお世話になった先生方を訪ねますと、いつでも温かく迎え入れて下さり、「悩みのすべて」を聞いて頂き、その都度、適切なアドバイスを頂いて救われた気持ちになりました。
今、こうして、「食」を通した仕事が続けられているのも、私の母校・辻調の先生方のお力添えのおかげですし、これからは、何かしら、母校に対しても「恩返し」をしたいと思っております。
「アキバカフェ」では、定期的に、卒業生以外の方々も参加可能な勉強会「アキバ塾」が開催されており、いずれは、その講師としても参加させて頂けたら光栄です。
先日の「アキバ塾」では、日頃からお世話になっております、辻芳樹校長先生にも、久々にお会いすることが出来ました。「これからも宜しくお願い致します。」と、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。



2009年08月11日

コグレオリーブ農園便り <2009・初秋> (1)

暦の上では、すでに秋に入りましたが、残暑厳しい毎日、みなさまはお元気でお過ごしでしょうか?
船橋のキッチンスタジオに併設するオリーブ農園では、今年は、すでに沢山のグリーン色をしたオリーブの実がなっておりまして、この実をどのように生かそうかと、ワクワクしながら考えております。
これだけ沢山の実があれば、「上質のオイル」を搾ることも可能ですし、薄いアルカリ溶液につけて渋味を抜き、「自家製の浅漬け」にしても良いですね。
昨年も作ったのですが、この「自家製の浅漬け」がとても美味しくてびっくりします(笑)ワインのおつまみとして、そのまま、食べても美味しいですし、サラダのトッピングにしたり、和風の煮物に加えるのも良いアイディアです。
オリーブの実やオリーブオイルは、お醤油ベースの和風味にとても良く合いますので、是非、みなさまもお試し下さいませ。(2)では、その辺の解説もさせて頂きたいと思います。
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コグレ農園では、オリーブの他にも、洋梨やりんご、イチヂク、木苺などの実も、たくましく生り始めています。我が農園では、完全有機栽培で、一切、農薬は使っていませんので、完熟し始めるこれからの時期、「虫や鳥達との戦い」が大変ですが(笑)、自然界に生きる彼らは、「何が安全で美味しいのか」をちゃんと分っていて、「一番、栄養豊富で美味しい時期」についばみに来るのですから、我々も、その辺りを大いに見習って、もっと自然界から学ぶべきではないでしょうか?




2009年08月24日

仙台で6週間、入院していました。 (3)

東北大学病院では、体調が落ち着くまで、6週間ほど入院させて頂き、大変にお世話になりました。
一般病棟に移りましてからは、御心配して頂いた皆様に、少しずつ、携帯メールやお電話で近況報告をさせて頂きましたが、「エッ!小暮さんご本人?本当に良かったね・・・・。まさか、こんなに早く貴方の声が聞けるとは思わなかったよ!」と、ご自分のことのように喜んで下さる方ばかりでして、改めて<多くの皆様に支えて頂いている有難味>を、心の底から実感致しました。私は、本当に幸せ者だと思います。
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「6週間の入院生活は、長いですね。将棋盤と定石本を送りますから、良ければ、活用して下さい。退院後に快気祝いを兼ねて対局しましょう!」と言って下さったのは、将棋もプロ級の私の友人、小林研一郎さん。久々に将棋盤に向かわせて頂きまして、将棋に夢中で怖い物知らずだった(?)学生時代を思い出しました。小林さん、お心配りを本当に有難う御座いました。
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体力も少しずつ回復し、初めのうちは、自室のある9階の廊下を気分転換に歩き回っていましたが、数日後に、やっと、エレベーターを使い、自由に1階の売店や書店に立ち寄る許可を頂けた時には、本当に嬉しかったです。<自分の意思で、思うように歩けること>が、こんなに有難く、素晴らしいことだと思ったことはありませんでした。
なにしろ、入院時は、気が付くと<集中治療室>でしたし、その後は9階の一般病棟でしたから、病院の外はもちろんのこと、1階や入り口がどうなっているのかも、ずっと興味津々で、院内ではありますが、初めて降りた1階の空気は、とても新鮮で、久々に開放的な気持ちになりました。
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本も沢山読みましたが、1階の書店で購入しました<綾小路きみまろさんの本>には感動致しました。厳しかった下積み時代のお話や、御自分の個性や可能性を信じ続けた<ぶれない生き方>には、かなり元気を頂きましたし、人気の秘密が良く分りました。ライブにも是非、行きたいと思いました。
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5月27日に生出演させて頂きましたNHK<ラジオビタミン>司会の村上信夫さんにも御心配して頂き、何度も激励のメールを頂きました。そして、7月中の番組内で、全国のリスナーの皆様に私の近況報告までして下さったのには、本当にびっくりし、感激致しました。
実際に、病院内でも<ラジオビタミン>を聴いていらっしゃる方は多く、私も、午前中の村上さんと神崎さんの元気なお声を聴いて「今日も1日、頑張ろう!」と、毎朝、思っていましたので、思いがけずに<嬉しいエール>を送って頂き、回復が早まった気がします(笑)
村上さん、本当に有難う御座いました。是非、またスタジオに伺わせて下さいね。
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入院中には、遠方であるにも関わらずに、多くの皆様に「お見舞い」に来て頂きました。そして、心に染み入る有難いお言葉を沢山頂きました。
「本当に有難う御座います。」今は、この言葉しかありませんが、今回の経験を無駄にせずに、少しずつ、皆様には<食を通して>恩返しをさせて頂きたいと思っております。
これからも、宜しくお願い致します。
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お陰様で、7月30日に退院することが出来ました。6週間ぶりの外の空気は、本当に新鮮で美味しく感じました。
多少、息切れしましたが、この日の感動を忘れないために、病院の周りをゆっくりと歩きながら、この6週間を振り返ってみました。
確実に<人生観>は変わったと思います。<これからは世の中のために尽くそう>という気持ちが、一層強くなりました。
仙台の駅前は<七夕ムード一色>でしたが、「初めて仙台で迎えた七夕」も忘れられない<素晴らしい思い出>となりました。







2009年09月04日

「有機給食」がテーマの仏映画 <未来の食卓>

先日、シネスイッチ銀座で上映されているフランスのドキュメンタリー映画<未来の食卓>を、とても興味深く観賞させて頂きました。まずは、そのストーリーを簡単にご説明させて頂きます。

映画の舞台となったのは、ラベンダー畑や赤土のブドウ畑に注ぐ陽光がとても美しい南フランスのバルジャック村という所なのですが、そんな美しい村も、一歩踏み込みますと、化学肥料や農薬による水質汚染で、泉の水は飲むことが出来ませんし、世界有数の農業大国であるにも関わらずに、どのように作られたのか分らない、安価な食材が遠い海外から運ばれて来ているのが現状なのです。
そのような状況に危機感を抱いたショーレ村長は、ひとつの決断をします。「村内の4つの小学校給食と高齢者用の宅配給食を、すべて<オーガニック食材>に切り替える!」と言うのですが、価格差は、コスト増加につながり、低所得者が6割を占める村には、財政的な余裕は乏しいので、当然のことながら、半信半疑の親達の意見と衝突します。
でも、その場面でのショーレ村長の言葉には、感動致しました。「子供達には、良質の食べ物を与える。お金の問題じゃない。相談相手は、自分の中の良心なのです!」なかなか言えない言葉ですよね。
子供達は、校庭で菜園を始め、野菜嫌いな子も、次第に、自分達で作った野菜を丸かじりするようになります。食べるシーンでの画面いっぱいの<美味しい表情>は、世界共通で、とても良いものですね。
ショーレ村長が「彼らは教育者だ」と賞賛する男性の調理員さん達も、レストランの一流シェフのようで、その存在感が日ごとに増してゆくのが、とても興味深かったです。

フランスでは、ネット上で評判となり、上映館数が60ヶ所近くになっているそうです。
我が国でも<地産地消の給食>への関心は高まっていますので、ひとつのきっかけとして、是非、多くの皆様にもご覧頂きたいと思います。
(今後、北海道、名古屋、福岡など、各地でも上映の予定があります。)


2009年09月08日

オリーブオイルが決め手の美味しい <ポップコーン>

先日、美味しいトウモロコシを栽培していらっしゃるお客様から、「ポップコーン用です(笑)」と、乾燥させたコーンを沢山送って頂きました。
早速、<ポップコーン作り>に挑戦してみましたが、せっかくのチャンスですから、色々なスパイスや調味料を使って、数種類のポップコーンを作ってみました。
ディズニーランドなどでも売っている<キャラメル風味>や<チョコレート風味>まで、遊び心で作ってみましたが、やっぱり、一番美味しかったのは、オリーブオイルを効かせた<塩・ブラックペッパー風味>でした。
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作り方は、とても簡単です。(市販の乾燥コーンでも、同じように出来ます)
まず、フタ付きの厚手の鍋を用意し、乾燥コーンと塩、胡椒、オリーブオイルを加えます。割合は、コーン100gに対して、塩大さじ1/2杯、胡椒大さじ1/2杯、オリーブオイル大さじ2杯くらいでしょうか。食べる方の嗜好にも拠りますので、調味料の割合は、大雑把で結構です。
あとは、フタをして、中火にかけるだけです。暫くしますと、ポコポコ跳ねる音がしますが、その音が止んだら出来上がりです。
この手作りポップコーンは、本当に美味しくて、一度食べだすと、手が止まらなくなりそうです(笑)
それに、何よりも嬉しい事は、一切、添加物、化学調味料を使用していないという点です。安全で美味しければ、お子様にも勧められますし、言うことは無いですよね。
ただし、美味しく作るポイントが、ひとつだけあります。調味料だけは、<上質の良い物>を使って下さい。
シンプルであれば、あるほど、素材の質に左右されるのは、料理全般にも言える<真理>だと思います。





2009年09月10日

念願の小豆島に行って来ました (1)

先日、念願叶いまして<日本でのオリーブ発祥の地・小豆島>に伺うことが出来ました。
昨年が、オリーブ植樹100周年ということで、香川県が発行しているPR誌に小豆島産の食材だけを使ったお料理やエッセーをご紹介させて頂いたり、絞り立ての美味しいオイルを生産者の方から送って頂いたりと、今までも、小豆島とは随分ご縁があったのですが、実際に伺うのは初めてでしたので、高松港からフェリーで小豆島に向かっている間も、透き通る空と海、吹きぬけるそよ風が、肌にとても心地よくて、島が近づくにつれ、期待感もどんどん高まってきました。
小豆島では、日頃からお世話になっております、オリーブ生産者の方に色々とご案内して頂きましたが、地中海沿岸諸国とは微妙に異なる、日本らしさも残した素晴らしい風景がとても新鮮で、思わず、写真も沢山撮ってしまいました(笑)
<オリーブ公園>にも伺いましたが、小高い丘の上には、「ここは、スペインかギリシャかな?」と間違えるくらい素敵な<真っ白い風車>が、海からの風を受けながら、微笑むようにたたずんでおり、オリーブの木々や紺碧の海とのコントラストも最高で、思わず、時間の過ぎるのも忘れて、見つめてしまいました。
公園内にあります<記念館>も見学させて頂きましたが、ここでは、先輩方の100年間に及ぶ、大変なご苦労の歴史を垣間見ることが出来まして、とても深い感銘を受けました。
記念館の片隅に展示されていました<オリーブの原木>も、じっと眺めていますと、心に響くものがかなりあり、改めて<オリーブの木々の生命力の強さや偉大さ>を実感致しました。






2009年09月24日

巨人軍・原監督の男気に「感謝、感激」です!

昨日(9/23)は、ペナントレースの優勝マジックが「1」となった東京ドームの<巨人対中日>を、仕事の合間に観戦して来ました。
今年は、ペナントレース開幕直前の春先に「WBC(ワールドベースボールクラシック)の監督」という、OBも含め、誰もやりたがらなかった「重責」を、初代監督・王貞治氏の熱い説得により、原監督が一手に引き受けまして、イチロー選手をはじめとした世界に散らばる勇者や亀井、山口選手など、実績は少ないけれど伸び盛りの若手を率いて、見事、優勝<世界一の栄冠>を勝ち取りましたが、そこまでの苦難に満ちた戦いぶりの数々と、原監督のアメリカでの胴上げの瞬間を、リアルタイムのテレビで見ることが出来ましたことは、とても幸運でした。
それは、3月下旬のことでしたが、全身に鳥肌が立ち、言葉にならないほど感動して、沢山の勇気を頂いたことを、つい最近のことのように、はっきりと覚えています。
それから数ヵ月後、私は、人生で初めての「入院生活」も経験致しましたが、74才の野村監督が率いる<楽天イーグルス>の地道で巧妙な戦いぶりや、無名でも力のある若手選手にどんどんチャンスを与え、苦労しながらも全員野球で勝利を重ねた<原ジャイアンツ>の活躍ぶりには、かなり元気を頂き、体調回復の大きな原動力になったような気が致します。
そして昨日、「どうしても、今年を象徴する原監督の胴上げを目の前で見たくて」年間チケットを持っている知人に頼み込み、昂ぶる気持ちを抑えながら、水道橋に向かったのですが、試合開始の随分前から、超満員のドーム内は、熱気でかなり盛り上がっていまして、「5万人近い観客のみなさんも私と同じ気持ちなのだろうな」と、嬉しく思いました。
試合は、大歓声の中、5対3でジャイアンツが勝ちましたが、無名の<育成選手>だったオビスポ投手が先発し、プレッシャーに打ち克って<勝ち投手>になったのも印象深かったです。
観戦していた殆どの方々は、携帯などで、優勝シーンの写真を撮っていましたが、私もデジカメで、念願の原監督の胴上げシーンや優勝セレモニーの一部始終を撮影することが出来まして、本当に良い記念になりました。

私も、原監督の「男気」を見習い、<食>を通じて、全国の皆様に元気になって頂ける様に、今後益々頑張りますので、宜しくお願い致します。







2009年10月06日

「キングサイズの苦労」のお話

今回は、お料理とは関係の無い話題を書かせて頂きます。
私は、生れつき体が大きく、幼稚園の制服から、すでに「特注」していました(笑)
これは、あとから気付いたことなのですが、小学校に上がる前から、電車に乗る時には、母が切符を買ってくれていまして「子供料金は、幼稚園児から払うもの」と、ずっと思っていました。
当時は、改札に切符を切る駅員さんがいましたので、切符を持たずに入ろうとしますと、必ず呼び止められ、子供ですから、パスポートなどの身分証明書も無く、母親が説明するのに苦労していたことを思い出します。
それから現在に至るまで、私の中には「ウインドーショッピング」という言葉はありませんでした(笑)洋服でも帽子でも靴でも、普通のお洒落なお店には、絶対に私に合うサイズが無いからなのです。
高校のスキー教室でも、私に合うスキー靴(当時29cm)が無く、それでも参加しないと単位を貰えないということで、みんなが楽しそうに滑るのをゲレンデの隅で見ていた寂しい思い出もあります。
今まで、体が大きくて良かったことと言いますと、「満員電車でも、潰されずに、背が高い分、空気がキレイなこと」と「人混みの中で、待ち合わせしても必ず見つかること」くらいでしょうか(笑)
そんな私が、唯一、開放的な気持ちで楽しく品物を選べる「キングサイズ専門の靴屋さん」が、東京・五反田にあります。その名は「ビッグ・ビー」と言いますが、店内には、いつも巨大なお客さんがいて、この私が小さく見えることさえもあります(笑)私は、今、30cmの靴を履いていますが、もっと大きなサイズの靴も豊富にあって、本当に嬉しくなります。
店内には、ビックサイズの有名人(格闘家、柔道家、お相撲さん、バスケット、バレー、プロ野球選手・・・・etc)の写真やサイン色紙が沢山飾ってありまして、実は「料理研究家としては唯一」私の色紙も並んでいるのです!
丁度3年前の秋に、念願の(?)サインを書かせて頂きましたが、「これで、私もビックな有名人の仲間入りだ!」と嬉しかったのを覚えています。先日、伺った時にも、まだ飾ってありました(笑)
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これは、余談になりますが、最近は、どこでも「同じような商品の安売り合戦」で大変ですよね。日本でも、賃金カットや失業者が増えているというのに、生産国の中国ばかりが豊かになっていくようで、寂しい気持ちになりませんか?「日本は、これで本当に豊かなのだろうか?」と、真剣に考えてしまいます。
そんな意味では、この「ビッグ・ビー」さんは、ある意味、確実に来店してくれる「ビックな固定客」にターゲットを絞り、その心をしっかり掴んでいるわけですから、むやみに安売りせずに、「適正価格」で、良い商品を売ることが出来るわけです。
もう、大量生産、大量消費の時代は終わったわけですから、間口を狭め、個性的で良い物を適正価格で販売するお店が増えて欲しいと思います。そうじゃないと、ショッピングも面白くないですよね。

「食」の部分でも同じです。全国、どこに行っても、ファストフードやファミレス、コンビニのチェーン店ばかりでは「日本の食文化の将来は危うい」とさえ、思ってしまいます。どこでも同じ物ばかりでは、決して「豊かな食文化」とは言えない気が致します。各地の「伝統的な食文化」を大切にしたいですね。

結局、最後は、「食」のお話になってしまいました(笑)





2009年10月22日

10年間、仕事で乗り続けた愛車「カリブ」に感謝

この10年間、仕事で乗り続けていたのが、下の写真の車「スプリンター・カリブ」です。
走行距離にして20万キロ以上、車体は、タッチペンで応急処置をした細かい傷だらけでボロボロですが、たくさんの思い出が詰まった、とても愛着のある、私の「信頼感ある、大切なパートナー」でした。
出張料理では、大抵、重い荷物を何個も積み、全国津々浦々、昼夜、天候の良し悪しを問わずに、苛酷な道を走ることも、しばしばですが、1度も弱音を吐かずに黙って付いてきてくれたのが、この「愛するカリフ゛」なのです。
数年前、都内(新宿)で、迂闊にも、駐車禁止のペナルティーを受け、レッカー移動された苦い経験が、1度だけあるのですが、半べそ状態で慌てて移動場所に行きますと、広い地下駐車場に、何と、我が愛車「カリブ」だけがポツンと1台寂しそうに止められており、その時だけは、本当に「カリブ」に対して、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
逆に、嬉しいこともたくさん共有致しました。出張料理を終え、お客様に喜んで頂いて、笑顔でお見送りして頂けた時など、「カリブ」と共に、照れくさそうに「来させて頂いて良かった!」と、感謝の気持ちでいっぱいになり、帰り道はルンルン気分で、走りも、いつもより軽快な感じになるから不思議です。(笑)
時に、お客様から「こんなに小さな車に、よくこれだけの大荷物を積んで来ましたね!」と、感心されることがあるのですが、そんな時の「カリブ」は、やや誇らしげな感じがして、思わず私も微笑んでしまいます。
ハイオク仕様で、四輪駆動の「カリブ」は、本当に良く頑張って付いて来てくれましたが、10万キロを超えた辺りから、急にあちこちのメンテナンスが必要になり、毎回の修理代金もバカにならないものですから、何度も、買い替えを考えましたが、「手放す寂しさ」から決断出来ずに、ここまで来ました。
でも、最近になりますと「もう限界だな。これ以上、こき使ったら、カリブが可愛そうだ」と思うようになりまして、買い替えを決断致しました。
最後は「カリブよ!本当に今まで有難う!」と言って、車体に頬ずりし、キスして分かれたのですが、こんな気持ちってヘンですかね?(笑)
因みに、今度の車は、シルバーのカローラ・フィルダーです。
今後は、この車で、全国の皆様のもとに伺い、笑顔の溢れる、素敵な思い出をたくさん作りたいと思っておりますので、どうぞ、宜しくお願い致します。



2010年09月10日

八戸市のさくら野百貨店で「宝飾展のお持て成し」 (2)

八戸市は、新鮮な魚介類や野菜、フルーツの美味しいところですので、食材の仕入れには、地元の人達で賑わう、八戸漁港近くの、ローカルな青空市場に伺いました。
まずは、魚屋さんを回ってみましたが、本当に、新鮮な魚介類が、どれも安くて驚きました。
シメサバにしたら美味しそうな、大きめのサバが、何と、1本50円でしたし、ヒラメやイナダ、サンマ、イカなども、鮮度抜群な物が、東京の半値以下でした。
地元のみなさんに言わせますと「魚は、買う物でなく、自分で釣る物」だそうです(笑)。いやぁ、本当に羨ましいですね。時間に余裕があれば、是非、釣りもしてみたかったです(笑)。
野菜や果物類も、種類が豊富で、生命力に満ち溢れており、とても魅力的でした。
特に、印象的だったのは、ナスやズッキーニ、冬瓜、キュウリなどで、とにかくデカイのです。こちらの方に言わせますと、「これが普通」なのだそうですが、ソフトボールより大きいサイズの丸ナスが2個で100円、ヘチマのような巨大ズッキーニが1本200円でした(笑)。畑が、かなり肥沃なのでしょうね。「情熱大陸」で訪れた、南イタリア・シシリアの市場を思い出しました。
サイズは、不揃いながら、生命力に満ち溢れた食材を見ていますと、創造意欲が大いに掻き立てられまして、これから開催されます、さくら野百貨店での「宝飾展のお持て成し」が、とても楽しみになってきました。
屋台で、地元の豆腐の味噌田楽と、帆立貝の串焼き、せんべい汁を朝食に頂き、その素朴な美味しさに、やる気をみなぎらせながら、仕入れをした、大きな袋をいくつも持って、百貨店の催事用キッチンに向かいました(笑)。


八戸漁港近くのローカルな青空市場は、魚介類がとても新鮮で安いです。

生ウニも色々な種類と味があり、フレッシュな物ばかりでした。

串焼きの魚介類は、どれも艶やかで、美味しそうでした。

地元の美味しい豆腐を使った、味噌田楽は、屋台の人気メニューです。

初物のリンゴやブドウをはじめ、新鮮なフルーツ類も豊富にあります。

巨大な冬瓜と田子のニンニク、リンゴとブドウの濃厚なジュースです。

2010年10月22日

「自遊人」11月号は、コグレの「高知・四万十川特集」です (3)

四万十川の初日には、朝6時前から漁に同行させて頂きました。
舟も、昔ながらの手漕ぎの小舟でしたし、漁の方法も、厳しい自然の摂理に張り合うことなく合わせて、いつまでも、うまく自然と共存していけるような、本当に魚の習性を知り尽くした、伝統的な手法で、このように素晴らしい食文化が残されていること自体に、とても感動致しました。
小舟に乗り込みながら、どこまでも美しい清流・四万十川を見渡しますと、遠くに、岩を積み上げている様子が、いくつも目に留まりました。
川漁師暦50年の山崎さんに、それを尋ねますと「あれは、石ぐろ漁といいます。積み上げた岩の隙間に天然うなぎが入り込む習性を利用した、伝統的な漁法ですよ」と、笑顔で教えて下さいました。
そして、「もうひとつの伝統的漁法、柴漬け漁をお見せしましょう」と、山崎さん。勉強不足の私が「えっ!漬物の柴漬けですか(笑)?」と、思わず質問しますと「いや、葉の付いた木の枝を柴といい、それを束ねて川に沈めておくと、天然うなぎが寝床にして、入ってくるんですよ(笑)」とのこと。私は、深く感銘を受け、益々、四万十の地が大好きになりました(笑)。柴漬け漁で獲れた天然うなぎは、生命力に溢れ、シェイプアップされていて、朝日に輝き、とても美しかったです。
この日の漁場は、四万十川河口から10kmほど上流の、新四万十川橋付近でしたので、天然うなぎのほかにも、アカメや黒鯛、ボラ、ナマズなど、新鮮な海の魚と川魚の両方を収穫することが出来ました。特に、アカメは、1m近くある大物で、四万十川の豊かさを、つくづく実感致しました。
漁に同行させて下さり、貴重な体験をさせて頂いた、川漁師の山崎さん、そして、四万十屋の板長・佐田さん、本当に有難う御座いました。心より、御礼を申し上げます。


岩を積み上げる、四万十の伝統的漁法「石ぐろ漁」の風景です。

葉付きの枝を利用する、四万十の伝統的漁法「柴漬け漁」の風景です。

柴に入り込んだ天然うなぎを、大きな網で引き上げます。

伝統的な漁法では、便利な機械等を使わない為、体力勝負になります。

網の中には、元気な天然うなぎが2尾入っていました。

生きている天然うなぎを持つのは、初めてでした(笑)。

1m近い、大きなアカメには、感動致しました。

愛嬌のある、大きなナマズは、ずっしりと重かったです。

川魚の他にも、黒鯛等の海の魚も収穫出来ました。

四万十川の名物、沈下橋にて。

2010年11月11日

美しい南西フランスの食文化を取材して来ました。

10月下旬に、スペイン国境に近い南西フランスを訪れ、以前から興味のあった「ボルドーの名門ワイナリー」や、トリュフ、フォアグラといった郷土色豊かなローカル食材が豊富に並ぶ「サルラの土曜日朝市」、貴族出身の画家でありながら、料理のレシピ本も出版している「ロートレックにゆかりのあるアルビ」、辻調理師学校の後輩が修行中のレストランもある「世界遺産の城塞都市、カルカッソンヌ」、最近、NHKのBS放送等で紹介され、人気急上昇中の「中世の雰囲気が残る美しい村々」等を、限られた時間の中で回って来ました。
詳しくは、私のHP内の「海外出張日誌」欄に、数回に分けてレポートする予定ですので、御期待下さいませ。


最新型で燃費も良い、総2階建ての「エアバス380(540人乗り)」でパリに向かいました。

ボルドーの名門ワイナリーにて、石灰岩を掘った「自然のワインカーブ」です。

ボルドーの有名銘柄「サンテ・ミリオン」の赤ワインのバランスの良さには感動致しました。

町全体が建築博物館のような「サルラの土曜日朝市」は、とても活気がありました。

ユニークな料理レシピを残している「画家・ロートレック」の肖像画の前で。

1997年に世界遺産に登録された、中世の城塞都市「カルカッソンヌ」の入口にて。

カルカッソンヌのレストランで元気に修行中の後輩、新畑君を激励してきました。

フランス政府認定の「美しい村」、コロンジュ・ラ・ルージュで、ハロウィンの子供達と。

2011年06月18日

「コグレ・オリーブ農園」より、オリーブの繁殖方法について

久々の「コグレ・オリーブ農園便り」です(笑)。
千葉県船橋市のコグレクッキングスタジオの庭(自称・農園)には、大小合わせて40本以上のオリーブの木々と、イタリアやスペインから持ち込んだレモンやオレンジをはじめ、四万十市から送って頂いた仏手柑や沖縄のシークワーサ、ゆず、すだちといった様々な柑橘類の木々が、所狭しと植えられています(笑)。
風薫る5月も過ぎ、梅雨が近づきますと、それぞれの木々に新芽が出始めていることに気がつきます。
南イタリア・シシリアから持ち込み、植えてから10年以上のオリーブの大木からも、沢山の新芽が出ていました。
実は、この頃が、オリーブを繁殖させるのに一番良い時期なのです。
「オリーブは、どのように繁殖させるのですか?」という御質問を、セミナーなどで、よく頂きますが、一番シンプルな方法は、新芽に近い部分の直径3cm位の枝を、長さ25cm前後に切り分け、そのまま、地面に挿しておくだけでOKなのです(笑)。土は、なるべく、水はけの良いものに、腐葉土等を混ぜ込むのがベターだと思います。ホームセンターで売っている「挿し木用の土」でも良いですね。
水は頻繁に与えながら、2ヶ月程過ぎますと、新芽が出てくるのですが、1本目の新芽が出た瞬間は、本当に感動致します(笑)。
オリーブの種から繁殖させる方法もありますが、これは、かなり難しいですね。去年収穫したオリーブの実から種を取り、先端に少し切り込みを入れて、水に浸しておきますと、やがて発芽しますが、この発芽の瞬間も「生命の神秘」に遭遇したような気持ちになり、とても感激致します。
我が農園では、今年、種から発芽させた貴重な新芽が20本位あり、大切に、1本ずつ、小さな鉢に植え替えました。
これから、自然の摂理の中で、どんどん成長してゆく「オリーブの新芽」に、毎日、パワーを頂いております(笑)。「オリーブの木々」は、ヨーロッパでは「永遠の命の象徴」として、古代から大切にされてきました。私にとりましても、「オリーブ」は、いつも温かく見守ってくれ、応援してくれる、心強いファミリーのような存在です。
このオリーブの持つ「生命力の強さ・エネルギー・美味しさ」を世界中のみなさんにお届けし、知って頂いて、1日でも早く「食を通した世界平和」が実現出来ますように、これからも精一杯頑張りますので、応援を宜しくお願い致します。


南イタリア・シシリアから持ち込み、植えて10年以上になる「オリーブの大木」からも「新芽」
が出て来ました

大木の「新芽に近い枝」を切り取り、挿し木すると2ヶ月程で根付き
写真のように「新芽」が出始めます

1-2年経つと、このくらいの大きさに成長し、地面に植え替えれば、急激に大きくなっていきます

手間暇かけて「種から発芽させた新芽」も、1本ずつ丁寧に小鉢に植え替えました

「種から発芽させた新芽」の成長を見守るのは、とても神秘的で、毎日楽しみです

「南イタリア・シシリア産のレモンの木々」には、小さくて白い花が美しく咲き始めました

「スペイン・アンダルシア産のオレンジの木々」にも、可愛らしい実が付き始めました

千葉県の特産品でもある、大粒で美味しい「びわ」が、我が農園でも実っています

「木いちご」も、生命力が強く、これから赤く色付き、完熟すると黒味を帯びてきます

この時期に「バジル」を植えておきますと、料理に使いたい時に、とても便利です

我が農園では、5-6種類の「ミント」を植えていますが、繁殖力が強く、野生化しています(笑)

2011年07月30日

スペイン・パンプローナで、ヘミングウェイが愛した「牛追い祭り」の取材をしました

2011年6月下旬に、スペイン・バスク地方の「パンプローナ」を訪れました。
海外出張日誌・南米編で、私も大ファンである文豪「へミングウェイ」が、こよなく愛した「キューバ」のレポートを2007年に書かせて頂きましたが、実は、ここ「パンプローナ」も、「へミングウェイ」に愛された町として、とても有名なのです。
毎年7月6日から14日まで9日間に渡って「サン・フェルミン祭(牛追い祭り)」が、盛大に開催されますが、これは、ナバーラ王国時代から続く古い祭りでして、「ヘミングウェイ」の名著「日はまた昇る」で紹介されてから、一躍、世界的に有名になりました。
普段は、静かな地方都市である「パンプローナ」も、この期間は、世界中から観光客が押し寄せ、町の人口は2倍以上になることを知り、初日の8日前ではありましたが、是非とも、この町の空気、エネルギーを肌で感じたくて「牛追い」のルートとなる800mの街並み・コースを、じっくりと歩いてみました。
スタート場所は、市長舎脇の囲い場になりまして、7月6日の正午、市長舎のバルコニーに立った市長の宣言と共に「祭り」は、始まります。
市長舎前の広場は、白いシャツにズボン、赤いスカーフと腰布を身に付けた人々で、ぎっしりと埋め尽くされ、まさに「熱狂の渦」で、シャンパンが吹き上がり、生卵が飛び交ったりするので、見学の際は、汚れてもいい服装が絶対です(笑)。
「牛追い」では、その日の闘牛に出る牛を放し、闘牛場までの道のりを男達が追い込んで行きます。そして、夜に闘牛が開催されるのですが、闘牛士達は、スペイン全土から招かれた、高度な技術を持つ「選りすぐりのスター」ばかりですので、その技を披露する闘牛は大人気で、チケット
は、早くに完売してしまうそうです(笑)。
「牛追い祭り」の期間中、「パンプローナ」の町は眠りません(笑)。
公園にオープンした移動式遊園地は終日営業し、広場では、明け方までコンサートやダンスが続き、人々は、バルで一晩中飲み明かす。あらん限りの情熱を、すべて「祭り」に注ぎ込む。
そんな「パンプローナの人々の熱い気質」が、へミングウェイに愛された理由なのではないでしょうか。


800m続く「牛追い」の最終地点であり「闘牛場の入口」です

闘牛場入口付近にある「ヘミングウェイ」の銅像です

闘牛場のメインストリートには「ヘミングウェイ通り」の看板があります

両サイドにお店が並ぶ、ごく普通の通りが「牛追いのコース」になっています

ごく普通の通りを「闘牛用の牛と、追う人々」が、勢い良く走り抜けて行きます(絵葉書より)

普段は、とても静かな「市長舎前広場」です

「牛追い祭り」の開催宣言が盛大に行われる「市長舎前広場」です
(絵葉書より)

「牛追い」がスタートし「闘牛用の牛と追う人々」が、市長舎前を
通り過ぎて行きます(絵葉書より)

「牛追い」のユニフォームを着た青年達と、牛追いのコースの
真ん中で、記念の1枚です

開催まで「あと8日間18時間57分40秒」の電光掲示板もありました。
8日後の本番を見てみたかったですね(笑)

2012年02月26日

大学時代に没頭したテニスサークルの総会に出席しました

私が明治学院大学に通っていた30年前頃は、丁度「テニスブーム」が全盛期でして、白金台のキャンパス周辺には、有名ブランドのテニスウエアやスタジアムジャンパーを着て、ウッドのラケットを抱えた大学生が大勢歩いていました。
「私は?」と言いますと、見かけは坊主頭ですし、体も大きすぎて、テニスウエアも合うサイズが無く、とても「テニス」という御洒落なイメージではなかったのですが、とても熱心に勧誘して下さった先輩の「キミなら、簡単にフラットサーブが打ち下ろせて楽しいぞ!」の一言に、テニスサークルへの入部を決めてしまいました(笑)。
その名は「インターカレッジ・JOYテニス同好会」と言いまして、明治学院の他には、日大や専修、明治、実践、日女体、東京女学館といった複数の大学の混合サークルだったのですが、「同好会」とは名ばかりの厳しさで、レベルも高く、練習や合宿では、かなり絞られました。そのおかげで、100㎏近くあった体重は、1年間で15㎏以上も落ち、当時は、かなりスリムな体型でした(笑)。
「JOY」の仲間や先輩方には、出張料理の仕事を始めてからも、かなり御世話になったり応援して頂きましたので、2009年に「情熱大陸」に出演した際には、みなさんに喜んで頂けて、とても嬉しかったです。
そんな思い出深い「JOY」なのですが、40年近く顧問をして下さった川口保幸先生が、この春、大学を定年退職されることになり、同時に、顧問も勇退されることになりましたので、私が大学を卒業して28年ぶりに全35期生が集まる大規模な「総会」が、2月25日の午前11時から銀座のレストラン「SHARI」を会場に盛大に開催されました。
本当に30年ぶりくらいに会う仲間や先輩も多かったのですが、不思議なもので、会話が始まると、当時のことが鮮明に蘇り、見事にタイムスリップするものなのですね。
会場では、当時の写真が映し出されたり、各代の代表者の挨拶があったりして、アッと言う間の3時間でしたが、この後も、久しぶりの再会に話が弾み、みなさん別れられずに、結局4次会が終了したのは、終電間際の23時過ぎでした(笑)。
「利害関係が絡まない学生時代の仲間っていいものだなぁ!」と、つくづく思った1日でした。
綿密でしっかりとした計画を早くから立て、総会を大成功させて下さった役員のみなさん、本当に有難う御座いました。心より御礼を申し上げます。
是非、次回は、思い出の沢山詰まった山中湖か軽井沢辺りでテニス合宿をしましょう!
もちろん、私が打ち上げ会の御料理を作らせて頂きますので(笑)。


メーリングリストがあるわけでもなく、昔の名簿や口コミだけが頼りでしたが、予想以上に
多くのみなさんに集まって頂き、盛大な総会になりました

当時の写真がスクリーンに映し出されますと、会場のボルテージは、一気に最高潮に達し
ました

私も10期代表としてスピーチさせて頂き、感極まりました

川口保幸先生のお宅には出張料理で伺わせて頂いたこともあり、懐かしい思い出です

学生時代には、よく練習させて頂き、卒業後も御世話になっている先輩方や仲間と記念の
1枚です。私の右隣の高田克之君は、日頃から私を慕ってくれている「可愛い後輩」でして
総会の幹事代表という重責を見事に果たしてくれました。「有難う、高田君!」

2次会では、後輩達に囲まれ、海外のことや料理の世界の質問を沢山受けました

3次会に向かう途中で、御世話になっている先輩方と記念の1枚です

人目をはばからずに、お帰りになる川口先生を囲んで「JOY!ファイト!ファイト!」の大合唱
でした

4次会では、頑張ってくれた役員さん達の労をねぎらい、途中から参加して下さった先輩方
と共に乾杯しました。「みなさん、お疲れ様でした!」


2012年03月10日

FACEBOOK(フェースブック)を始めました

数日前からFACEBOOKを始めました。
知人の何人からかは、「エッ!まだしていなかったの?」と驚かれましたが、私のHPのブログを更新するのもままならない現状で、2足のわらじは絶対に無理だと思っていたのです。
しかし、登録してから他の方々のページを拝見致しますと、ワンセンテンスや写真1枚だけでも大丈夫そうでしたし、今まで疎遠だった多くの御客様との距離感もグッと縮まるのが、とても魅力的ですので、出来る範囲で挑戦することに致しました。
内容的にも、HPのブログとは違う切り口の、バラエティーに富んだ軽い話題も取り上げて行くつもりです。アクセスは、「Tsuyoshi Kogure」で検索して頂くか、HPトップページのバナーからどうぞ。これから、どのよな展開になるかは分りませんが、御期待下さいませ(笑)。


FACEBOOK私のページです。本日は、「フーデックス」の会場で元阪神タイガースのランディ
バース氏に会った時のエピソードを書いています。

まだ世界的に知られていないヨルダン産のオリーブオイルにも良い物があります。
そんな話題で書かせて頂きました。

天草の夜「居酒屋リングサイド」で最高に楽しかった打ち上げ会でした

2月11日に天草市で開催された講演会の打ち上げ会で、とても楽しいサプライズに遭遇致しました(笑)。なぜか事前に打ち上げ会の場所を教えて頂けずに、車で到着した場所の名前は「居酒屋・リングサイド」。入口には、力道山の等身大のポスターも張ってある。しかも、店主は、アイスクリームデザイナーとして有名な永田章一シェフだと言う。最初は、何がなんだか分らずに、少々パニック気味でしたが、店内に入りますと、あの永田シェフが、コックコートではなく、ボクらが子供の頃、夢中でテレビにかじりついて見ていた新日本プロレスのアントニオ猪木さんや坂口征二さんがリングサイドで着ていたのとまったく同じトレーナーを着て、足取りも軽やかにビールやおつまみを運んでいる・・・。
しばらく、この状況を受け入れるまでに時間を要しましたが、とりあえず乾杯の生ビールを飲み干したあたりから、段々、記憶が、怖い物知らずだった子供の頃にタイムスリップして来ました。
どんどん、子供の頃の記憶が甦り、御一緒して頂いたみなさんとは、仕事つながりだということも忘れて、30-40年前の思い出話に夢中で花が咲きました。
このお店に来て、50才を過ぎても、童心に戻れることが分り、1枚、自分の殻が破れたようで、嬉しくなりました。普通は、仕事上の飲み会ですと、話題作り諸々、自分のイメージを壊さないように慎重になりがちですが、自分が心を開かなければ、相手は、なおさら、心を開いてくれないですからね。ここに来て、忘れかけていた、人としての原点を思い出させて頂きました。
本当に、ここに連れて来て下さったみなさんや永田シェフには、感謝の気持ちでいっぱいです。
楽しかった3時間余りが過ぎ、トイレに行った時に、壁に貼ってある永田さんからの、こんなメッセージを見つけました。
「20才を過ぎた頃、商人としての家業を継いだ私は、なぜ、観客は、感動するのか、なぜ、レスラーに憧れるのかなど、プロレスから沢山の学びを頂きました。(途中略)最近の我が国は、元気を無くし、自信さえ失いかけている。こんな時だからこそ、明日を思い、夢を語り合える場所をみなさんと造り上げたいのです・・・。」
「なるほど!」まさに、永田マジックに酔わせて頂いた素晴らしい時間でした。有難う御座います。
今度は、お互いに、コックコートを着てタッグを組み、日本全国を食で元気にして行きましょうね。


天草市今釜新町にある「居酒屋リングサイド」さんの入口には
プロレスの神様・力道山の等身大の看板やプロレスのポスター
が貼ってあります

店内には、力道山の手形入りサイン色紙も飾ってありました。すごいお宝ですね!

お店の壁いっぱいに歴史あるプロレスのポスターやフィギアが飾ってあります

キープしてある焼酎ボトルの栓にもプロレスラーのフィギアが乗っていました

当時の新日本プロレスのトレーナーやマスクも売っていました。まだあるんですね

トイレに入ると、お店のコンセプトが書かれたポスターが張ってありました

アントニオ猪木さんのポスターです。この頃は、ボクも何度か後楽園
ホールに見に行き、勇気とパワーを貰っていましたね(笑)

左がオーナーの永田章一さんです。ちなみにリングネームは「ストロング永田」だそうです

永田シェフプロデュースの美味しいアイスクリームは、天草空港の
売店で買うことが出来ます。でも、この看板を見る度に、思い出し
笑いしてしまいそうです(笑)

ストロング永田さんからマスクをお借りし、こんな写真を撮らせて頂きました

私のチャンピオンベルトを狙うライバルレスラー達との1枚です(笑)仕事繋がりのみなさんと
こんなに素敵な写真を撮れるなんて、思ってもみませんでした。これからも、益々パワー
アップして天草の活性化の御手伝いを頑張りますので、宜しくお願い致します


2012年04月18日

札幌・芸術の森スタジオでジャズギターの渡辺香津美さんと「特別な夜会」を開催させて頂きました(2)

まだ雪が降り続き、寒さも厳しい3月24日に札幌市南区の「芸術の森スタジオ」に伺い、世界的に有名なジャズギターリストの渡辺香津美さん御夫妻とコラボさせて頂き、題して「特別な夜会」を開催させて頂きました。
「芸術の森スタジオ」には、あの坂本龍一さんが絶賛したと言われる素晴らしいスタジオがあることはもちろんですが、オシャレな暖炉付きのレストランスペースや宿泊施設も完備しており、私が第一部で、地元産の食材をふんだんに使わせて頂いたフルコースディナーをみなさまにお楽しみ頂き、リラックスして頂いたところでスタジオに場所を移し、渡辺香津美さん御夫妻の素晴らしいギター演奏とピアノを御堪能頂くという、とても贅沢な趣向でして、まさに「特別な時間」を、御参加して下さったみなさまと共有させて頂くことが出来ました。
御紹介させて頂く写真の数々から、渡辺香津美さんのギターのセクシーな音色に酔いしれる会場の雰囲気を、みなさまにもお分かり頂けたら嬉しいです!


音楽関係は、まったくの素人の私ですが、スタジオの素晴らしさには、感動致しました
ここで、坂本龍一さん達も素晴らしい作品を創られたのですね!

リラックスした雰囲気の中でのリハーサルを隣りで聴かせて頂きました。これって、最高の
贅沢ですよね!

渡辺香津美さんのギターは、とてもセクシーな音色で、会場中が酔いしれていました

ギターの合間の束の間のトークも、渡辺さんのファンには、堪らない内容でした

奥様である谷川公子さんも、途中からピアノでジョイントされまして
かなり盛り上がりました

ラストの演奏が終わりますと、会場中が、盛大な拍手喝采に包まれました

コンサートが終了し、すべての御客様が笑顔でお帰りになった後に
まだ、熱気覚めやらぬ会場で、渡辺香津美さん御夫妻と記念撮影
させて頂きました


2012年04月22日

福島県須賀川市の「木の家・KUMIKO」展示場に伺い、「福島の安全な食材とオリーブオイル」がテーマのセミナーを開催致しました(2)

4月20日に福島県須賀川市に伺い、「木の家・KUMIKO」展示場を会場にして「安全な福島産食材を美味しく食べるためのオリーブオイルセミナー」を開催させて頂きました。
その前日には、食材の仕入れと準備のために、郡山市開成2丁目にあります自然食品のお店「とみや」さんに伺いました。
「とみや」さんには、徹底して、全国から厳しい放射能検査に合格した食材ばかりが集められておりまして、その品揃えには、本当に感心致しました。スタッフのみなさんも、よく勉強されており、知識も豊富で、素晴らしいお店です。このようなお店が、全国に出来ればいいなと、つくづく思いますね。
今回のセミナーでは、地元産の安全で美味しい玄米と、キャベツを使わせて頂くことにしましたが、他にも、素晴らしい食材がたくさんあって、ワクワク嬉しくなってきました(笑)。
セミナー会場は、住宅展示場であり、電気の許容量も限られていますので、お言葉に甘え、オリーブオイル入り玄米御飯は、当日の朝、「とみや」さんで炊いて持ってきて頂くことになりました。
私は、「とみや」さんとは、初対面でしたが、色々なリクエストを、快く受けて下さり、本当に有難かったです。やっぱり、大切なのは「人と人の絆」なのですね。私も、この御縁を大切にしたいと思います。
打ち合わせも終わり、お店を出る時に、同じ敷地内に雰囲気のある建物があることに気がつきま
した。かつては、イベントスペースとしても使われていたそうですが、昨年の震災で半崩壊してしまい、これから時間をかけて修復されるとのことでした。この建物がリニューアルオープンした際には、是非とも、日本一安全・安心な地元食材をふんだんに使わせて頂き、御料理させて頂きたいなと思います。
セミナー前日の夜には、須賀川市内の飲食店で、主催者の折笠さん、羽生さんと、打ち合わせを兼ねた懇親会をさせて頂きました。おふたりとも、お酒が大好きということで、地酒を頂きながら、とても盛り上がり、楽しい御食事会になりました。
今回も、素晴らしい御縁を頂いたみなさまには、感謝の気持ちでいっぱいです。心より御礼を申し上げますと共に、これからも「福島の食」を応援させて頂きますので、宜しくお願い致します。


全国からの安心・安全な食材だけを扱う自然食品のお店「とみや」さんの入り口です

「安全な食」に対する知識も豊富なスタッフのみなさんと記念の1枚です

「とみや」さんには、全国から厳しい検査に合格した食材だけが集められています

「アトピー除去食品」も多種類あり、アトピーに悩む方々の頼もしい味方です

今回のセミナーでは、安全で美味しい「玄米」と「キャベツ」を使わせて頂きました

「玄米の美味しい炊き方」の御指導中です。「玄米」の5割増しの水を入れますと、普通の
炊飯器でも美味しく炊けます

「玄米」を炊く前に、天然塩とオリーブオイルを加えるのがポイントです

「とみや」さんの御協力で、翌日のセミナー会場に、美味しく炊けた玄米御飯を持って来て
頂きました

セミナー前夜には、主催者のみなさんと、打ち合わせを兼ねた懇親会をさせて頂きました
地元産食材が主役の美味しい御料理と地酒を充分に堪能させて頂き、楽しいひと時でした

玄葉光一郎外相の御実家は、福島県田村市で地酒を造っていらっしゃるそうで、早速
玄葉さんの銘酒「あぶくま」を頂きました。本当に、日本酒らしい味わいで美味しかったです!


2012年05月06日

1961年5月6日生まれの私は、本日51歳の誕生日を迎えることが出来ました

1961年5月6日生まれの私は、本日で51歳になりました。
子供の頃は、50歳代といいますと「ものすごく歳をとったおじさん」というイメージでしたが、自分がその年代になりますと、「50歳代は、まだ全然若いじゃない(笑)」という感じで、「まだまだ夢を追いかけて頑張りますよ!」と、声高々に宣言したい気持ちに満ち溢れています。
いつの日からか、「誕生日」とは、「この日に命がけで生んでくれた母親に感謝する日なのだ」と気が付くようになりました。今年も両親の住む実家に行き、感謝をこめて花束を贈らせてもらいましたが、年々、小さくなってゆく両親を見ていますと、「もっと、仕事を頑張って、親孝行しなければいけないな!」と思います。
先日、御世話になっている御客様から「マイバースディブック(5月6日)」というオシャレでコンパクトな本を頂きました。早速、読ませて頂きましたが、5月6日生まれの私のこと、私の想いが、殆ど正確に書かれており、ビックリしてしまいました。
概要を御説明させて頂きますと、まず「血液型A型で5月6日生まれの人の才能と適職」という項目には、「スケールの大きいところと、A型の細やかなところが同居しており、五感も鋭い・・・。適職は、料理人、フードスタイリストなど・・・。」まさに、その通りですよね!
「全体運」の項目では、「自由でいたい、いつも夢を追いかけていたい・・・スケールが大きいだけに、組織に押し込まれるのは苦手。あなたの気持ちは、常にまっすぐで曲がることはなく・・・年を重ねるごとに味方が増え、仕事のチャンスも次々と回ってくるでしょう・・・。壮年期には、誰もが認めるビッグな人物になることも夢ではありません・・・!」
このような本は、読者に希望を持たせるために、多少は良く書かれているのかもしれませんが、私の内面までもが見透かされているように正確で、本当に驚きました。
私は、あらゆることを、どこまでもポジティブに考えますので、この本に書かれていることを信じ、これからも「ナンバーワンよりオンリーワン」を目指して、みなさまのお役に立てるよう頑張りますので、宜しくお願い致します。


みなさまも、御自分の誕生日の「マイバースディブック」を御覧頂くと、新しい発見がある
かもしれませんよ

血液型A型5月6日生まれの適職は「(フリーの)料理人・フードスタイリスト」と書かれていま
した。まさしく、私の仕事は、「天職」なのですね!

「全体運」も、私が目指していることズバリが書かれていました。これからも「食」を通して
みなさまのお役に立てるように頑張りますので、宜しくお願い致します


2012年05月07日

「東京ホタルフェスティバル2012」に参加させて頂きました

開業間近で最注目されている「東京スカイツリー」の麓、隅田川で、「東京を世界に誇れる美しい都市へ」をスローガンに、幻想的な10万個の太陽光蓄電LED「いのり星」をホタルに見立て、放流するイベント「川とツリーが紡ぎだす光のシンフォニー」が5月6日の18時半から開催され、多くの参加者と見物客で賑わいました。
私も、地元の御客様から御招待頂きまして、「いのり星」を放流させて頂きましたが、想像以上に素晴らしい光景に遭遇出来ましたので、この「川と光の感動体験」を、今後是非とも、隅田川の恒例行事として定着させ、外国人を含めた多くの人々に「今後の東京は、どうあるべきなのか」を考えて頂くきっかけ作りになれば素敵だなと思いました。
「いのり星」の放流から少し遅れて、スカイツリーも、ゆっくりとライトアップされましたが、日本の伝統美ともいうべき「上品な和服のような濃淡さ」が素晴らしく、天の川のように煌めく「いのり星」とのコントラストも絶妙で、この瞬間を待ち望んでいた多くの人々から大歓声が上がりました。
私の簡易なデジカメで撮った写真ですが、何枚か御紹介させて頂きますので、雰囲気だけでもみなさまにお伝え出来たら嬉しいです。
帰りには、浅草駅近くの「神谷バー」に立ち寄り、軽く飲みながら、余韻に浸っていたのですが、たまたま合席になった、日本語が堪能なシリア人の男性と「オリーブオイル」の話題で意気投合しまして、私が以前に伺ったパルミラ遺跡近くのオリーブ園の話から、現在、内戦が続くシリアの国内情勢の話まで、話題は尽きずに、アッと言う間に閉店時間を迎えてしまいました(笑)。「想いは人を呼ぶ」と言いますが、思いがけずに楽しく有意義なひと時を過ごさせて頂き、素敵な51歳の誕生日となりました。
ちなみに、彼は、エルカシュさんと言いまして、シリアの有名メディアのプロデューサーだということも分かりました。そこで私は、こう申し上げ、約束させて頂きました。「内戦が終わったら、是非、シリアにも行かせて頂きますよ。もちろん、シリアの上質なオリーブオイルの味も分かっていますので、シリアの食材全般の取材をさせて頂き、PRの御手伝いをさせて下さいね!」と。
エルカシュさんは、ものすごく喜んで下さいましたが、多くの犠牲者が出ている内戦が1日でも早く終わり、平穏な時代が来ることを祈らずにはいられませんね。改めて「平和の有難味」を実感した、人生の節目の意義ある1日でした。



17時過ぎには台東区側から会場入りし、見易い場所をキープしま
した(笑)。まだ点灯前のスカイツリー、隅田川、墨田区役所を背に
して記念の1枚です

会場付近は、早くから多くの参加者、見学者でごった返していました。TVのインタビュー
撮影も多かったですね

隅田川に放流するために10万個用意された太陽光蓄電LED
「いのり星」と「特製ブレスレット」です

スカイツリーライトアップ前の19時頃に「いのり星」の放流が始まりました

ホタルに見立てた「いのり星」の数々に、人々の願いが込められています

19時半頃からスカイツリーは、ゆっくりと気品を漂わせ、ライトアップ
されました

多くの人々でごった返す中、吾妻橋近くから撮影した1枚です

「いのり星」を持って、墨田区側から記念の1枚です。「いのり星」は
水に浸かるとブルーに光ります

実際のツリー(左側)と、アサヒビール本社の壁面(右側)に映るツリー、合計2本が鏡のように
美しく見えます

浅草駅近く「神谷バー」の入り口です。ここで、余韻に浸りながら、軽く飲んでいました

合席で意気投合したシリア人のメディアプロデューサー・エルカシュさんと記念の1枚です
今後、シリアのオリーブオイルや食材のPRの御手伝いをさせて頂きます

2012年06月26日

辻調理師専門学校の恩師が作る本物のフランス料理に感激致しました

かつて「料理天国(TBS系)」をはじめ、数々の有名料理番組にも出演されていた私の辻調理師専門学校時代の恩師、肥田順先生が定年退職され、フランスでの修業経験もある息子さんと共に、昨年、大阪市西区阿波座1丁目に「びすとろぽたじぇ」というフレンチレストランを開業されました。
私も、早くからお伺いしたかったのですが、やっと念願叶い、先日、お店に行かせて頂き、感動の「本格的フランス料理とワイン」を堪能させて頂きました。
店内に入りますと、天井が高くて開放感があり、キッチンを取り囲むようにして作られている幅の広いカウンター席が、気分をリラックスさせてくれまして、ゆっくりと美味しいフレンチを頂くには絶好の空間だと思いました。
まずは、パンとともに出して頂いた「リエット(お肉のパテ)」にしびれました(笑)。こんなに軽くて美味しい「リエット」は、初めてです。白ワインが止まらなくなりますね。
前菜は、特別に「盛り合わせ」にして頂きましたが、どれも丁寧に作られていて、益々ワインが止まらなくなりました(笑)。
そして、お魚料理ですが、フランスの3つ星レストランで出されるような逸品に感動致しました。上質なサーモンにお魚のムースを乗せて焼き上げ、ソースには、サーモンとの相性が抜群のヴェルモット酒をべースにしたクリームソースが添えられています。思わず、私の27年前のフランス・リヨンでの修業時代の味覚の記憶が蘇ってきまして、本当に嬉しかったです。「本物の味」は、何年経っても色あせることはないのですね!しかも、その御料理は、私の目の前で、憧れの恩師が、私のためだけに作って下さっているのですから、もう、最高ですよね。この私の興奮ぶりを理解して頂けますでしょうか(笑)。つくづく、辻調理師専門学校に通って良かったなと思いましたね。
メインの仔牛を使った御料理もインパクトがあって美味しかったです。こんなにコクのある丁寧な作りのソースを頂くのは久々でしたし、もう、赤ワインが止まらなくなりそうでした(笑)。
最後は、デザートですが、息子さんから「お好きな物をお好きなだけどうぞ!」と言って頂き、これまたフランスの3つ星レストランのサービスと一緒であることに感激致しました。もちろん、私だから特別にということではなく、すべての御客様にこのような高レベルのサービスをされていることに感動致しました。
私が近所に住んでいましたら、毎週でも来たくなるような、素晴らしいお店です。「本格的なフレンチと美味しいワインをリーズナブルに」お楽しみ頂きたい方には、期待を裏切らないお薦めのお店ですので、是非とも宜しくお願い致します。

          お問い合わせ先 TEL 090-7875-9568   びすとろぽたじぇ


地下鉄「本町」22番出口を出て、徒歩1分の場所に「びすとろ
ぽたじぇ」はあります

広々としたオープンキッチンを眺めながらの食事は最高に贅沢ですよね!

特別に作って頂いた「前菜の盛り合わせ」です。どれも丁寧に作られていて、白ワインとの
相性も抜群でした

私の嬉しそうで御満悦な表情から、お店の素晴らしさが伝わりますでしょうか(笑)

フランス・リヨン修業時代を思い出す逸品「サーモンスフレのヴェルモットソース」です
もう、最高の美味しさで、白ワインが止まらなくなりました!

肥田先生の息子さんにデザートの盛り合わせを作って頂きました。フランス3つ星レストラン
と同じサービスに感激致しました

「好きな物を好きなだけ」選べるデザートは、どれも最高の美味しさでした!

恩師の肥田先生と息子さん、私で記念撮影させて頂きました


2012年07月06日

「ドバイ」で白い民族衣装を着て「オリーブオイルクッキング」の御指導をさせて頂きました

2012年7月上旬にアラブ首長国連邦の「ドバイ」を訪れ、現地でも人気急上昇中のオリーブオイルを使ったドレッシングの作り方や、その活用方法の御指導をさせて頂きました。
基本的にドバイ人は、すべて国家公務員であり、男性は白い民族衣装を着ていますので、私も、まずは、スパイス市場内の衣装店を訪れ、民族衣装をオーダーメイド致しました(笑)。
そして、それを着て街中を色々と歩き回りましたが、現地人から見ると、何かが滑稽らしくて、ニヤニヤ笑っている人や、不思議そうな顔をして見つめる人も多かったのですが、いつものごとく、そのリアクションを楽しませて頂きました(笑)。言葉の通じない国々では、その国の民族衣装を着ることで、言葉意外のコミュニケーションが生まれ、楽しい交流が出来るものなのですよね。
今回、伺った洋風レストランのキッチンスタッフのみなさんも、アルバイトが多いようで、あまり英語が通じなかったのですが「コグレ流オリーブオイルクッキング」を開始しますと、とても真剣な眼差しで貪欲に吸収しようとする姿勢がひしひしと伝わり、嬉しかったですね。
御試食タイムは、レストランのホールスタッフのみなさんも交えて、和気あいあいとさせて頂きましたが、「オイルを変えるだけで、こんなに美味しくなるとはビックリです!」と言ったコメントが多く、かなり盛り上がって良かったです。
御指導の最後には、レストランのオーナー氏から「コグレさん、ドバイでシェフをしませんか?ドバイでは一夫多妻制ですから、4人まで奥さんを持つことが出来ますよ(笑)!」と、ユニークな勧誘をして頂きましが、それには、アラブ語やイスラム教の習得諸々が必要ですし、やんわりと御断りして来ました(笑)。


スパイス市場内の民族衣装店で白い衣装をオーダーメイド致しまし
た。似合いますか?(笑)

ドバイの大型ショッピングモール内で、何本もの大きな「オリーブの
木」を見つけました。ドバイの隣国「アブダビ」では、オリーブオイル
も生産しているようですね

ゴールド市場内も、民族衣装で歩きました。何人もの方々から笑顔で声をかけられましたよ

日本の協力で完成した世界一の無人運転鉄道「ドバイメトロ」にも乗ってみました

埋立地に出来た巨大リゾートホテル「アトランティス・ザ・パーム」にも行ってみました

ドバイを代表する7ツ星ホテル「バージュ・アル・アラブ」近くのビーチから記念の1枚です

ドバイ旧市街のスパイス市場では、初めて見るスパイスも多く、とても興味深かったです

御指導に伺ったレストランのキッチンスタッフのみなさんと記念撮影させて頂きました

ハーブミックスに上質のオリーブオイルを加えてドレッシングソースの制作中です

オリーブオイルと醤油、粒マスタードで作った特製ドレッシングソースが好評でした

アラブ料理の定番「ひよこ豆のペースト」にもオリーブオイルを加えて旨味を増しました

グリーンサラダには、バルサミコ酢と醤油入りのオリーブオイルソースをかけてみました

レストランスタッフのみなさんと意見交換しながらの試食タイムは
かなり盛り上がりましたよ

ミントとレモン汁を加えた白ワインカクテルが、オリーブオイル
クッキングと抜群の相性でした


2012年08月02日

28年前に過ごした「想い出一杯の大阪」を久々に満喫しました

28年前に、大阪・阿倍野の辻調理師専門学校(略して辻調)に1年間通っていた私にとりまして、大阪は「心のふるさと」でして、いつでも「初心」を思い出させてくれる、楽しい想い出がたくさん詰まった「パワースポット」なのです(笑)。
先月、仕事で、久々に大阪を訪れた際に、「その懐かしの場所」を歩いてみましたので、気楽に読んで頂けましたら有難いです。
まずは、「黒門市場」です。ここには、関東では見たこともない「関西ならではの高級食材」もたくさんありますので、辻調在学中には、何度も仲間と訪れて、食材の勉強をさせて頂きました。特
に、卒業料理展用にテリーヌを何本も作った時には、先生方の試食審査があるわけでもないのに、わざわざ「天然ヒラメ」を何キロも注文したことを忘れられません(笑)。今から思えば、とても高価な出費で、もっと安い魚でも良かったのにと思いますが、それだけ当時は「純粋でひたむき」だったのですね(笑)。
「道頓堀」も、当時は「大阪らしさ」が凝縮していて、とても楽しい想い出の場所でしたね。久々に訪れてみましたら、グリコの看板をはじめとして、昔からあった物は、すっかり減ってしまい、オシャレで今風の看板や建物ばかりが目立っていました。すごく寂しい気もしますが、これも時間の流れだから、仕方ないですね。「えびす橋」に立ち、脇の靴屋の店員さんにカメラのシャッターを
押してもらったのですが、「御兄さん、どこから?」と、気軽に声をかけてくれるあたりは、フレンドリーで大阪らしいなと思いました。
えびす橋から見て、ものすごく目立つ遊園地の観覧車のような建物がありましたので、近づいてみましたら、何と「ドンキホーテ」だったのですが、この派手さは、大阪ならではですよね。「コナモンミュージアム」をはじめ、飲食店から薬局に至るまで、色々なお店の看板が立体的で派手なのも大阪らしくて、久々に見る「インパクトの強さ」でした(笑)。
「道頓堀」と言いますと、「くいだおれ太郎くん」が有名ですが、もう引退して、ここにはいないと思っていましたら、旧くいだおれ会館から30mほど行ったところに「節電モード」で立っていて、まさかの再会に感動致しました。この日も、相変わらずの人気者でして、カメラを持った大勢の観光客に囲まれていましたね。
お昼になり、道頓堀から「天王寺」に移動致しました。ここには、どうしても立ち寄りたい「餃子の王将」があるからです(笑)。28年前の辻調時代には、学生専用の民間の寮(辻調直営ではありません)に入っていたのですが、どうも食事が美味しくなくて、食が細り、どんどん痩せてしまいました。顔色も悪くなり、辻調の先生から病院に行くことを勧められたのですが、町医者の先生が面白い方で、「王将の餃子を毎日食べなさい」と言うのです。私は、その教えを守り、ほぼ毎日、天王寺駅前の王将に通って「餃子」を食べ、無事に辻調を卒業することが出来ました。それからは、関西に来ると必ず「餃子の王将」に入ってしまうほどの大ファンなのです。この日も、私の指定席である13番テーブルに座り、「葱・ニンニク多めのマーボ豆腐」と「両面焼きの餃子2人前」を特注し、ビールを飲みながら、至福の時間を過ごさせて頂きました(笑)。
ほろ酔い加減で、次に向かったのは、阪神対巨人戦が行われる甲子園球場でした。阪神梅田駅に着きますと、すでにタイガースのユニホームを着たファンがたくさんいて、ここから、応援はスタートするのですね(笑)。甲子園では、心地良い浜風を肌で感じながら、熱狂的なタイガースファンの応援を見るのが大好きなのです。球場は、外観がきれいになりましたが、昔からの応援グッズや食べ物は相変わらずの人気で、私も、1皿500円の「名物・甲子園カレー」を食べましたが、懐かしい味でしたね。試合は、白熱した熱戦で、とても面白かったです。久々の大阪を満喫することが出来て、本当に楽しい1日でした。


「黒門市場」には、関西の高級食材もあり、辻調時代には、よく通って勉強しました

「道頓堀」には、大阪らしさが凝縮していて、とても好きな場所のひとつです

「えびす橋」に立って記念撮影しましたが、だいぶ雰囲気は変わっていましたね

「道頓堀川」で一番目立っていたのが「ドンキホーテの観覧車」でした

「コナモンミュージアム」が新しく出来ていましたが、看板がかなり
派手ですよね

思いがけずに「くいだおれ太郎くん」と再会することが出来て嬉し
かったです(笑)

辻調時代に毎日通った、懐かしの「餃子の王将・天王寺駅前店」です

なぜか私の指定席である13番テーブルから見た店内ですが、当時の様子そのままですね

私がよく特注していた「葱・ニンニク多めのマーボ豆腐」と「両面焼き
の餃子2人前」です

阪神梅田駅から熱狂的なタイガースファンの応援はスタートするのですね(笑)

日本酒をはじめ、お弁当からオニギリに至るまで、タイガースのロゴが入っているのは
さすがですね

伝統の一戦、阪神対巨人戦は、いつも満員の観衆の中、盛り上がって楽しいですよ

この日は、初めて「アルプススタンド」で観戦しましたが、浜風が心地良かったですね

トッピング無しで1皿500円の「名物・甲子園カレー」は、とても懐かしい味でした

両軍のファンが仲良く並んで応援出来るのも「アルプススタンド」の良さですね

7回には、甲子園名物の「ジェット風船」も夜空を舞いました。ドームでない球場の良さですね!


2012年08月05日

ブラジル・リオデジャネイロの観光名所を御紹介致します

2012年6月下旬にブラジルのリオデジャネイロを訪れましたので、簡単に観光名所の御紹介をさせて頂きます。
まずは、リオの代名詞的存在のビーチ「コパカバーナ海岸」ですが、日中は日光浴や海水浴、フットサルやビーチバレーを楽しむ人達で大変に賑わっていました。そして、私が滞在したホテルは、ビーチの目の前でしたので、朝、夕の素晴らしい景色を堪能することが出来て良かったです。特に、朝焼けは、本当に幻想的で、言葉を失ってしまうほどの美しさでしたね。朝の散歩が、本当に気持ち良かったです。朝食の後、コーヒーを頂きながら、地元紙をめくってみたのですが、まず、コーヒーに付いてくる砂糖の多さにビックリ致しました(笑)。ブラジル人は、甘いコーヒーが大好きなのですね。そして、新聞ですが、トップニュースの殆どがサッカーでして、「ブラジル人のサッカー好き」が良く分かりました(笑)。
「コルコバードの丘」にも登ってみました。海抜709mの絶壁の頂に建つ「キリスト像」は、リオのシンボルであり、絵葉書などにも、よく登場しますよね。ここからの眺めは雄大で、しかも繊細。「神の創造」を連想させるほどの美しさでした。丘の麓には、国名である「ブラジル」の由来となった染料の原木「パウ・ブラジル」も植えられていましたね。
夜には、「本場のサンバショー」も鑑賞致しました。劇場のステージで見るだけでも大迫力なのですから、2月に開催される「リオのカーニバル」は、さらに物凄いのでしょうね。想像を絶しますね(笑)。


世界的に有名な「コパカバーナ海岸」の朝焼けです。本当に幻想的で、言葉を失うほどの
美しさでした

ホテルの自室から見た夕暮れ時の「コパカバーナ海岸」も、雰囲気があって良かったです

朝早く、ビーチ沿いをウォーキングする人々も多かったですね。ココナッツジュースの売店
も人気でした

地元紙は、その殆どがサッカー記事をトップにするほど「サッカー好きな国」なのですね

コーヒーにたくさんの砂糖を入れるのが、甘党ブラジル人流の飲み方らしいです

「コルコバードの丘」からの景色は、とても雄大かつ繊細で「神の創造」を連想させるほど
の美しさでした

「コルコバードの丘」の絶壁に建つ巨大な「キリスト像」と同じポーズ
で記念の1枚です

国名の由来となった染料の原木「パウ・ブラジル」も、丘の麓に植
えられていました

「サンバショー」の会場には、海外からの観光客も多く、かなり盛り上がりました

大柄のダンサー達による華やかで迫力ある「サンバショー」が繰り広げられました

とても豪華な重装備の衣装で登場する場面もありました

ショーの最後には、ダンサーさん達と記念撮影させて頂きました


2012年08月06日

世界三大瀑布のひとつ「イグアスの滝」に行って来ました

2012年6月下旬に、ブラジルとアルゼンチンの国境にかかる世界三大瀑布のひとつ「イグアスの滝」に行って来ました。
まずは、ヘリコプターに乗り、その全貌を上空から観察致しました。亜熱帯性の密林に覆われた大地を、豊かな水量をたたえて流れる「イグアス川」。その川面が突然、大地の縁に飲み込まれ、数㎞先からでも分かるほどの膨大な水しぶきの白煙を上げて、世界最大の大瀑布を形成しています。これが、驚異的な迫力と神秘的な美しさで世界に知られる「イグアスの滝」なのですが、全長4㎞、落差80mの間に大小約300の滝が段を成して連なり、上空から見ましても、まさに圧巻でした。
地上からは、まず、アルゼンチン側の「悪魔の喉笛」と呼ばれているスポットに行ってみました。上空写真で言いますと、一番手前で激しく落下している地点なのですが、マイナスイオンを全身に浴びながら、1億2000万年前には既に存在し、先住民族の間で「聖地」としてあがめられていた「パワースポット」のエネルギーを、存分に吸収して来ました(笑)。その後、ブラジル側の展望台に渡るころには、美しい虹のアーチもかかり、「イグアスの滝」の様々な表情を肌で感じながら、
その醍醐味をたっぷりと満喫させて頂きました。
帰り際に渡ったイグアス川にかかる橋には、ブラジルとアルゼンチンの国境を知らせるラインがあり、思わず車を止めて写真を撮りました。さらに、アルゼンチン側のイグアス空港近くには、アルゼンチン・ブラジル・パラグアイの「3国・国境地帯のモニュメント」があり、そこでも記念撮影致しました。近隣諸国が、自然の財産を共有し、共に発展していくのは、とても良いことですよね。
(日本の)パラグアイ大使公邸には、しばしば出張料理で伺わせて頂いており、親近感もありますので、3ヶ国の将来の発展がすごく楽しみです。


「イグアスの滝」を上空から見るために、ヘリコプターに乗りました

「イグアスの滝」の周りはジャングルであることがよく分かりますね

イグアス川が、大地の縁に飲み込まれる瞬間、すごい迫力です

手前が「悪魔の喉笛」と呼ばれるスポットです

いくつもの小さな滝があることが分かりますね

大小300以上の滝が段を成して連なっています

アルゼンチン側「悪魔の喉笛」と呼ばれるスポットは大迫力です

ブラジル側の展望台で、国旗を持って記念撮影です

細い滝が、長く連なっている様子も圧巻です

ブラジル側より、美しいアーチの虹がかかっていますね

イグアス川に架かる橋の、ブラジル・アルゼンチン国境ラインです

イグアス空港近くの「3ヶ国・国境地帯モニュメント」です


2012年08月07日

「南米のパリ」アルゼンチン・ブエノスアイレスの観光スポットを簡単に御紹介致します

2012年7月上旬に「南米のパリ」と称されるアルゼンチンの首都・ブエノスアイレスを訪れましたので、代表的な観光名所のいくつかを御紹介させて頂きます。
まずは、アルゼンチンと言えば「タンゴ」ですよね。タンゴの生演奏とプロの踊りが楽しめるお店を「タンゲリーア」と言いますが、私も、その老舗「ラ・ペンタナ」に行って、素晴らしいショーを堪能させて頂きました。店内では、食事をしながら鑑賞することも出来ますし、2ドリンク付きでの鑑賞もOKでした。壁には、今までに訪れた有名人の写真も多数飾られており、歴史を感じましたが、アルゼンチン出身の革命家「チェ・ゲバラ」や、サッカーの王様「マラドーナ」の写真には、親近感が湧いて嬉しくなりました(笑)。
次に、「タンゴ発祥の地」として有名なスポット「ボカ地区」に行ってみました。かつて、ボカには、造船工場や賭博場があり、労働者や船乗り達の溜まり場でした。そんな男達を相手にする安酒場やバーも、この辺りに密集していて、あの官能的なタンゴのステップも、そんな暗いバーの片隅から生まれたようです。
ボカ地区には「カミニート(小径)」と呼ばれる小さな通りがありまして、そこに並ぶ家々の壁やテラスや屋根は、大胆に塗り分けられていて、独特の雰囲気に包まれているのですが、このアイディアは、ボカ生まれの画家「キンケラ・マルティン」によるもので、愛する故郷を活性化したい気持ちが原点にあったようですね。「カミニート」には、ユニークな外装の御土産屋さんやカフェなども立ち並び、どこも観光客でいっぱいで、テーマーパークに来たような楽しさでしたが、タンゴダンサーの衣装を着たモデルさんとダンスポーズをとって写真撮影させてくれるサービスもあり、とても良い記念になりました(笑)。
ボカ地区には、マラドーナ選手も在籍した南米屈指のサッカークラブ「ボカ・ジュニアーズ」のスタジアムもあり、試合の無い日には、メインスタンドや博物館の見学も出来るそうですので、次回は試合観戦も兼ねて、ゆっくり滞在したいと思いました。
ブエノスアイレスには、現存する中では一番古い「木造の地下鉄(A線)」があることでも有名でして、それは「銀座線」のモデルにもなったそうです。早速、乗ってみましたが、色は違えど、子供の頃に乗った銀座線そのもので、懐かしさが込み上げてきましたね。ここで今走っている車両には日本製も多く、赤いボディーに白いラインの丸ノ内線(B線)や、名古屋の東山線(D線)の古い車両も見ることが出来て嬉しかったです。
木造の地下鉄A線の終着駅を上がったところに「5月広場」があります。植民地としてスペイン政府に操られることに耐えられなくなった民衆達が1810年5月25日に引き起こした「5月革命」では、この広場で「独立宣言」が採択され、多くの人々が、ここで喜びに浸ったそうです。
最後に「レコレータ地区」にある「レコレータ墓地」には、「エビータ」の愛称で知られるアルゼンチンのファン・ペロン元大統領夫人「マリア・エバ・ペロン」さんのお墓があります。下層階級の家に生まれ育ちながら、大統領夫人にまで上りつめた、そのシンデレラストーリーは、とても感動的でマドンナさん主演の映画「エビータ」を御覧になった方も多いのではないでしようか。
まだまだ、ブエノスアイレスには、見どころがたくさんありますので、次回、訪れる際には、もう少し長く滞在して「南米のパリ」を満喫したいと思いました。


「ラ・ペンタナ」で、本場のアルゼンチンタンゴを堪能しました

アルゼンチンタンゴの「決めのポーズ」と言ったらこれですよね

超満員の雰囲気のある会場では、食事しながら鑑賞することも出来ます

会場の壁には、サッカーの神様・マラドーナさんの写真もありました

素晴らしかった余韻に浸りながら、会場出口で記念の1枚です

ボカ地区で、タンゴダンサー姿のモデルさんとポーズを決めました(笑)

ボカ地区「カミニート」の入り口にある建物は、よく絵葉書に登場します

地元の英雄・マラドーナ選手の人形は、あちこちにありましたね

カラフルな建物や壁が「カミニート」を有名にしました

カラフルな壁には、タンゴを踊る人々の絵もありました

「カミニート」のカフェやお土産屋さんもカラフルでした

「カミニート」のメインストリートは、いつもごった返しています

マラドーナ選手も在籍した「ボカ・ジュニアス」のスタジアムです

現存する世界で1番古い木造地下鉄は「銀座線」のモデルでもあります

「5月広場」で、スペイン政府からの独立宣言が採択されました

「エビータ」ペロン元大統領夫人のお墓はレコレータ墓地にあります

2012年09月22日

巨人軍・原辰徳監督の胴上げを目の前で見て来ました

昨日(9月21日)、東京ドームの対ヤクルト戦に6対4で勝ち、「原巨人」が、ぶっちぎりでセ・リーグ優勝を決めました。巨人軍のセ・リーグ優勝は、3年ぶり34回目でして、原監督は、監督として通算5度目のリーグ優勝を達成したわけですが、私も、その歓喜の瞬間、胴上げを、超満員の東京ドーム「バックネット裏、最前列」で見ることが出来ました(笑)。MVP候補の阿部主将ではないですが、もう「サイコー!」でした。
それにしましても、「熱狂的な巨人ファン」が、これほどまでに多いとは思っていませんでした。試合開始前から、異様とも思えるほどの熱気に包まれていましたし、優勝が決まった瞬間の大歓声は、物凄かったです。今朝の新聞の折り込みチラシを見ましても「優勝記念セールをしているところが、こんなにたくさんあるのか!」と驚きました(笑)。
私の簡易デジカメで撮った写真ですが、何枚か御紹介させて頂きますので、みなさまも、「東京ドームの熱狂」を共有して頂けたら嬉しいです。


原監督の胴上げの瞬間です。バックネットにレンズを差し込み、ネットが写らないように
頑張りました(笑)

優勝インタビューに答える原監督は、感無量の面持ちで、大型スクリーンからも、その様子
は良く分かりました

念願の優勝トロフィーを高々と掲げる原監督に、ドーム全体から
大声援が巻き起こりました

これから、チャンピオンフラッグを持って、球場内を一周します。村田修一選手(25番)も
すごく嬉しそうでした

原監督、阿部慎之助キャプテンを先頭にして、場内一周のスタートです

全国のファンと一緒に勝ち取った優勝であることを実感し、胸が熱くなりました

背番号3桁の裏方さん達を含めた全選手が揃っての記念撮影が始まりました

選手達の充実感溢れる明るい表情に、私もたくさんの勇気と元気を頂きました

この歴史的な日に、この空間を共有させて頂き、私は、本当に幸せ者だと思います

幸せのエネルギーをいっぱい吸収して、嬉しそうに東京ドームを出るファンのみなさんです

外の売店も長蛇の列で、ジャイアンツグッズも、飛ぶような売れ行きでしたよ!


2012年12月29日

ジャンレノが主演の映画「シェフ!三つ星レストランの舞台裏へようこそ」を観て来ました

昨日(12月28日)、銀座テアトルシネマで上映されている、ジャンレノ主演の映画「シェフ!三つ星レストランの舞台裏へようこそ」を観て来ました。フランス料理界が誇る一流シェフが監修しているだけあり、レストラン厨房内で繰り広げられるスリリングなシーンの数々は、とても臨場感がありましたし、時に、ジャンレノ流のユーモアが程良いスパイスになっていて「夢」があり、アッと言う間の80分間でした。特に、ジャンレノが「ちょんまげ姿」になり、片言の日本語を喋るシーンでは、会場中が爆笑の渦になり、「さすが!ジャンレノ」と感心致しました(笑)。私も、27年前のフランス・リヨンでの修業時代を思い出し、また、フランスに行きたくなりましたね。パンフレットに書かれていた「愛と美味しい料理があれば、人生は三つ星」というフレーズがいいですね。好きな料理を仕事に出来て、全国のみなさまに喜んで頂ける私は、つくづく「幸せ者だな!」と思いますし、夢中で修業に励んだ頃の「初心」に戻ることが出来まして、この年の瀬に、とても素晴らしいひと時を過ごさせて頂きました。ジャンレノから貰ったパワーで、来年も頑張りますので、宜しくお願い致します。


「ジャンレノ」と「ミカエルユーン」のシェフ姿が、とても似合っていて
カッコ良かったですね!

時に、コミカルで夢に溢れ、「さすが!ジャンレノ!」と感心致しました

食通のジャンレノからの「誰と美味しい食事をするかが大切」というメッセージはいいですね!
「家族の団欒」、「食育」にもつながる、とても素晴らしいメッセージだと思いました


2013年04月07日

プロ野球が開幕して1週間が経ち「東京ドームの巨人戦」で、「菅野智之投手の初勝利の瞬間」を見て来ました

昨日(4月6日)の嵐が去り、快晴の船橋より、おはようございます。プロ野球が開幕して1週間が経ち、毎晩、スポーツニュースを見るのが楽しみです。特に、昨年は実力を発揮出来なかった「横浜」や「楽天」が強いのは嬉しいですし、もっと盛り上がってほしいですよね。昨日は、日本人のハートを持つ、横浜・ラミレス選手の2000本安打達成もありましたし、ジャイアンツの若きエース、菅野投手の初勝利もありました。私としては、仕事も手に付かず(笑)、ヤクルト対横浜の神宮球場に行こうか、ジャイアンツ対中日の東京ドームに行こうか迷ったのですが、結局、東京ドームに行って、好調ジャイアンツの戦いぶりを見て来ました。ジャイアンツは、打線に切れ目が無く、本当に強かったですね。菅野投手の堂々としたピッチングも圧巻でした。ドームの入り口付近には、巨大な原監督のオブジェがあり、記念撮影する人達でごった返していましたね。


東京ドームの巨人対中日戦を見て来ました。入り口には、原辰徳監督の巨大オブジェが
あり、記念撮影するファンでごった返していましたよ

巨人軍の若きエース、菅野智之投手の「プロ入り初勝利の瞬間」を見ることが出来ました
菅野投手の「ヒーローインタビュー」も堂々としたものでしたね

菅野投手には、これから「日本を代表するエース」になってもらい、多くのファンに夢や希望
を与えてほしいですね

1年の浪人生活を経ての初勝利だけに、叔父である原辰徳監督も嬉しかったでしょうね

神宮球場のヤクルト対横浜戦では、ラミレス選手がホームランで「2000本安打」を達成し
ました。日本人の心を持ち、努力の人でもある彼の大ファンでして、巨人軍時代の彼の
レプリカユニフォームも持っていますよ(笑)

2013年04月10日

私の靴は「幅広甲高の30㎝」で、五反田のキングサイズ専門店で購入しています

新年度の始まりですが、みなさまは如何お過ごしでしょうか。1月末に足の指を骨折し、長く「3Lサイズのサンダル」の御世話になっていましたが、最近、やっと「スニーカー」を履けるようになり、「靴を履ける有難味」を実感しています。ちなみに、私の靴のサイズは「幅広甲高の30㎝」でして、普通の靴屋さんには売っていません(笑)。いつも、五反田駅前のキングサイズ専門店「ビッグビー」で買うのですが、店内には、今までに来店したプロレスラーや格闘家のサイン色紙に混じって、私のサイン色紙も飾ってあります。色紙には「ビッグな料理研究家・小暮剛」とサインしてありますので、お近くの方は、話の種に立ち寄ってみて下さいね。


五反田のキングサイズ専門店「ビッグビー」には、御覧のように巨大な皮靴もありますよ(笑)

このお店には、有名なプロレスラーや格闘家も来店しており、写真やサイン色紙も飾って
あります

2013年05月07日

長嶋茂雄さんと松井秀喜さんの「国民栄誉賞ダブル受賞記念展示」を観てきました

5月5日に、東京ドームで、私が小さい頃から憧れていたスーパースター「長嶋茂雄さん」と、謙虚で芯のある人間性が大好きな「松井秀喜さん」の「国民栄誉賞授与式」がありました。私もドームに駆けつけ、その瞬間に居合わせたかったのですが、仕事がありましたので、テレビで見ていましたが、画面から伝わってくる「おふたりのオ―ラ」に超感動し、子供の頃に胸躍らせて後楽園球場に通い詰めた「ときめき」が40年ぶりに蘇ってきました。そのような訳で、昨日は、1日遅れになりましたが、受賞式の余韻が残る東京ドームを訪れ「おふたりの記念展示」を見て来ました。2時間半以上並び、やっと数々の写真やユニフォーム、記念トロフィーなど、貴重な品々を見せて頂きましたが、ひときわ輝いていたのが、国民栄誉賞授与式で、安倍晋三首相より贈られた「金のバット」でした。それには、首相自筆のおふたりの名前と日付が刻まれており、5日の授与式を思い返しながら、しばらく、その場を動くことが出来ませんでした。私は、長嶋さんや松井さんの現役時代を見ることが出来て幸せでした。おそらく、同じような気持ちのファンは多いと思います。私も、「小暮と同じ時代に生きていて良かった」と思って頂けるように「食の世界で」頑張りますので、よろしくお願い致します。


東京ドーム内では、こんな撮影サービスもあり、誕生日の記念
に撮影して頂きました(笑)

長嶋茂雄さん松井秀喜さんの「国民栄誉賞受賞記念展示」には、多くのファンが並びました

安倍晋三首相から、おふたりに贈られた「金のバット」の輝きは素晴らしかったですね

「金のバット」には、安倍首相自筆の、おふたりの名前と背番号が刻まれていました

グリップエンドには、国民栄誉賞受賞の日付と安倍首相の署名が刻まれていました

私も童心に帰り、「金のバット」の前で記念撮影させて頂いて、最高の思い出になりました

ドラフト会議直後に、長嶋さんが松井さんに交渉権獲得カ―ドと共に
贈った色紙です

長嶋さんのフォトギャラリーには、懐かしい写真がたくさんあり、とても感激しました

松井さんのフォトギャラリーにも、日米両国の思い出深い写真がたくさんありましたね

長嶋さんの直接打撃指導風景ですが、松井さんは何万回と振り込
んだそうです

ペナントレース優勝のパレードでも、日本中のジャイアンツファンを
熱狂させてくれました

5月5日に行われた国民栄誉賞授賞式の直後には、超豪華な始球式も行われました

長嶋さんは、真剣に打とうとしましたが、松井さんのボールは、少しはずれてしまいました
この始球式は、とても感動的で、一生忘れない素晴らしい思い出が増えました


2013年05月22日

地元にある広大な「谷津バラ園」の素晴らしいバラが見頃です

5月は、バラのシーズンですよね。私もバラは大好きです。ウチの近所に、野球場ほどの広大な「谷津バラ園」がありまして、今から40年以上前は「京成・谷津遊園」という遊園地があった場所です。当時は遊覧用のヘリポートがあったり、埋め立て前には、潮干狩りも出来た「楽しい思い出の詰まった場所」なのですが、その「谷津バラ園」が、今一番の「バラの見ごろ」を迎えています。最近は、品種改良も進み、1枚の花びらに色の濃淡があったり、大小様々、紫色のバラまであるのには驚きました。園内には、プロ顔負けの一眼レフカメラを持って撮影を楽しんでいる方々もたくさんいました。私は、普段も、ウォーキングコースとして、谷津バラ園の脇を歩くのですが、この数週間のために、1年間、一生懸命に手入れをしていらっしゃる方々を見ていますので、その日々の努力がこうして実を結び、多くの方々に喜んで頂けるのは、本当に嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいになります。「バラ風味のアイスクリーム」も、美味しかったですね。
お近くの方は、是非「谷津バラ園」を訪れてみて下さいね。


ウチの近くにある広大な「谷津バラ園」のバラが、今一番の見頃を迎えています

かつては「京成・谷津遊園」という遊園地があった場所に「谷津バラ園」はあります










美しいバラを見ながら食べる「バラ風味のアイスクリーム」は、最高でしたよ!

2013年05月29日

帝国劇場で上演中のミュージカル「レ・ミゼラブル」は、感動の連続で素晴らしかったです

先日、皇居前の帝国劇場で上演されている「レ・ミゼラブル」を観てきました。凄い迫力で、オーケストラの生演奏も素晴らしく、感動の連続でした。かつて、映画も3回観ていましたので、最初は、そのストーリーを頭に思い浮かべながら観ていたのですが、舞台のテンポが、あまりにも速く、段々、頭の整理が追いつかなくなってきましたので(笑)、細かいストーリーは度外視して「舞台空間の迫力・空気」だけを楽しみました。上演時間は、途中の休憩を挟み、3時間弱とロングランでしたが、すべてのシーンに魅了され、アッと言う間にフィナーレになった感じです。帝劇は、7月10日まで。8月は、福岡・博多座、9月は、大阪・フェスティバルホール、10月は、名古屋・中日劇場で上演されますので、お近くの方は、是非、御覧下さいね。超!お勧めですよ。


皇居前の帝劇で上演されているミュージカル「レ・ミゼラブル」を観てきました

映画も3回観ていますが、「舞台の迫力、オーケストラの生演奏」は
素晴らしかったです

「キャストは複数制」ですので、出演者は、その日によって多少異なります

「本日の出演者のボード」を、記念に撮影するファンも多かったですね

多くのファンの「感動のメッセージ」が書かれているボードには、ハングル語もありました

「レ・ミゼラブル」のプログラムや御土産品を売るコーナーも大人気でしたね

ジャンバルジャンの囚人番号「24653」が書かれたTシャツもありました

2013年06月01日

QVCマリンスタジアムは、打ち上げ花火もあり、「夏本番!」の雰囲気でした

みなさん、今日から6月ですね。関東地方が梅雨入りしたことを忘れてしまうくらい穏やかに晴れ渡った船橋より、おはようございます。昨晩は、地元、幕張メッセ近くにあるQVCマリンスタジアムで開催された「プロ野球交流戦・ロッテ対巨人戦」を観てきました。試合は、巨人のホールトン投手が打たれ、惜敗しましたが、球場外では、色々な食べ物屋さんの屋台が出ていたり、大規模な打ち上げ花火もあったりして、「もう、夏本番!」と錯覚してしまうような、楽しい雰囲気でした。ロッテのファンサービスは「いつも素晴らしいな」と感心しています。


幕張メッセ近くのQVCマリンスタジアムで「セ・パ交流戦、ロッテ対巨人」が開催されました

球場外では、たくさんの食べ物屋さんの屋台が並び、華やで楽しそうな雰囲気でしたね

試合前のジャイアンツ練習風景です。阿部選手は、DH(指名
打者)で4番でした

屋根の無い開放的なスタジアム、しかもネット裏での観戦は、ビールが美味しく最高でした

5回終了後に「打ち上げ花火」が上がり、客席のボルテージは、かなりアップしていました

「梅雨入り」を忘れてしまうような好天気で、「夏本番か!」と錯覚して
しまいそうでした(笑)

「打ち上げ花火のフィナーレ」は、かなり大規模な演出で迫力があり
感動しましたね

2013年08月09日

「辻静雄ライブラリー復刊記念トークイベント」に参加させて 頂きました

みなさん、今日も残暑厳しい船橋より、おはようございます。
昨日(8月8日)は、3号館まであり、オシャレな内装の代官山ツタヤ書店で開催された「辻静雄ライブラリー復刊記念トークイベント・今だから辻静雄の話をしよう!」に参加させて頂きました。
辻静雄先生は、私も大変にお世話になった辻調グループ校の先代校長先生でして、今、これだけ多くの料理人の卵が、フランス各地で修業出来るようになったのも、辻静雄先生の功績によるところが大きく、感謝の気持ちでいっぱいです。
今回は、息子さんでもある辻芳樹現校長先生から、興味深いお話をたくさんお聴きすることが出来まして、とても楽しいひと時でした。今後も、「復刊」は、続きますので、料理に興味をお持ちの方は、是非、手に取ってみて下さいね。


この度、復刊された辻静雄先生の御著書「フランス料理の手帖」
です。今後も、シリーズで復刊が続きます

とてもオシャレな外観、内装の「ツタヤ書店・代官山店」が、トークイベントの会場でした

料理に関心のある方は、是非、辻静雄先生の御著書を手に取ってみて下さいね

辻芳樹現校長先生から、興味深いお話をたくさんお伺いすることが出来ました。「辻調の
絆」に感謝の気持ちでいっぱいです


2013年09月23日

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