« 南アフリカの可愛いペンギン | メイン | クロアチアの見事な朝市 »

料理がテーマの映画のお話

仕事柄、海外に行く時に飛行機の中で映画を見ることが多いのですが、最近、レストランがテーマの心温まる良い映画を2本観ましたので、簡単に御紹介させて頂きます。
まずは、「レミーの美味しいレストラン」です。とにかく良く出来た作品で、料理好きでシェフになりたい主人公のネズミがとても可愛らしく、一生懸命に美味しい物を作ろうとする姿に心打たれます。「やって出来ないことは無い!」子供達に是非観てもらいたいですね。
もうひとつは、渋谷・文化村「ル・シネマ」でのみ上演されているドイツ映画「厨房で逢いましょう」です。
こちらは、大人のラブ・ストーリーなのですが、料理人として天才的な才能を持ちながら、職人気質で人付き合いが苦手な大柄のシェフが、ダウン症の娘を抱える主婦にいつしか恋心を抱くようになります。夫や家族との関係に悩む彼女の疲れた心を、自らの想いの全てを込めた絶品の料理の数々で癒していく、その過程と心優しいシェフの切ない片思いが味わい豊かに描かれており、深い感銘を受けました。
心の込もった美味しい料理は、どんな言葉をも超越する、素晴らしいメッセージなんだと改めて思いました。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kogure-t.jp/mt/mt-tb.cgi/117

About

2007年09月01日 13:33に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「南アフリカの可愛いペンギン」です。

次の投稿は「クロアチアの見事な朝市」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

料理研究家 小暮剛 オフィシャルサイト
Copyright (C) 2006 KOGURE-T.jp All Rights Reserved.