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仙台で6週間、入院していました。 (1)

8月5日付けのブログでも、簡単にご報告させて頂きましたが、6月21日に仙台の東北大学病院に緊急入院致しまして、13時間をかけた「解離性大動脈」の大手術をして頂きました。
本当にびっくり致しましたが、「原因は?」と申しますと、大動脈には、本来、血液を全身に送り込むための「弁(ポンプの役割)」が3つ有るのですが、稀に2つしかない場合があるそうで、たまたま、私には2つしか「弁」が無かったそうです。
このケースは、欧米人に比較的多いらしいのですが、どうしても、血管に負担がかかるために、50才前後で解離することが多いらしいのです。しかも、解離する直前まで自覚症状が無く、一般的な健康診断や日帰りの人間ドックくらいでは、弁が2つしか無いことを発見するのは難しいとのことですので、大事に至る前に発見出来て、無事に大手術を乗り越え、回復することが出来た私は、本当に<幸せ者だ>と思います。
私は、今まで<神様の存在>を、あまり意識していませんでしたが、今回ばかりは<神様は確実に存在して、見守って下さっている>と思わずにはいられませんでした。
例えば、ドクターからは「新幹線を途中下車せずに、東京まで向かっていたら、おそらく、途中で死んでいたでしょう」と、退院前に言われたのですが、「なぜ、一駅で下車したのか?」と問われれば、「虫の知らせ(神様のお導き)」と言うしかありません。今、考えてみましても<奇跡>としか思えないのです。いつもの自分でしたら、帰りを急ぎ、多少無理をしてでも、家路に向かっていたと思います。
もうひとつは「手術の場所、タイミングの良さ」です。今回、ご縁あってお世話になりました東北大学病院は「心臓外科系」の技術水準がとても高いことで評判なのですが、私が救急車で古川の救急病院から仙台に向かう時には、東北大学病院から「ベストのドクター達が万全の準備をしてお待ちしています」との連絡を頂きまして、「こんなにタイミング良く、心強くて、幸運なことはない」と、本当に有り難く思いました。救急車の中では、点滴が効いてきて、意識もおぼろげでしたが、しっかりと<神様に感謝のお祈り>だけは致しました。
もちろん、高度な技術で手術を成功させて下さったドクターの皆様、ホスピタリティー精神に溢れ、笑顔で術後のケアーをして下さった看護士の皆様、人気の無い待合室で徹夜し、いつ終わるとも分らない手術の結果をじっと待ち、土地勘の無い場所で、入院に必要な物を完璧に買い揃えてくれた両親と、沢山の誓約書類に代筆でサインをして下さり、両親のフォローまでして下さった、古川で<パレット>という名前の美味しいお菓子屋さんを経営されている高橋寛さん、多賀城市の名パティシエ、村田和範さん・・・・。今回、そして今までお世話になってきました皆様は、私にとって本当に<生きた神様>なのです。
今まで、気が付かなかったこと<目に見えないものが、どれほど大切なのか>が、恥ずかしながら、今回の入院を通しまして、48才にして、初めて沢山見えてきました。
きっと、神様は「あなたには、まだ、この世の中で<食を通して>やらなければいけないこと、恩返ししなければいけないことが沢山あるのですから、まだまだ頑張りなさい!」と言って下さっているような気がします。
御心配をおかけしました皆様、本当に有難う御座いました。これからも、肩の力を抜いて<食を通した世界平和>のために、微力ながら、頑張りますので、宜しくお願い致します。



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2009年08月19日 19:47に投稿されたエントリーのページです。

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