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宮城県栗原市で「ずんだ豆」の商品開発 (1)

昨年12月の初めに、宮城県栗原市の人気洋菓子店「パレット(高橋寛社長)」さんに伺い、地域の特産品である「ずんだ豆」を使った商品開発をさせて頂きました。
「ずんだ豆」と言いますと、甘いペーストにして御餅にのせた「ずんだ餅」が有名ですが、「今回は、(スィーツでない)お料理で」とのリクエストを頂きましたので、まずは、「ポタージュスープ」を作ってみました。
作り方としましては、オイルでスライスした玉葱を炒め、ずんだ豆とスープ(又は水)を加えて、軽く煮込み、ミキサーにかけてから、お好みで生クリームか牛乳を加えて仕上げるのですが、ポイントとなるオイルは、地元産の上質な一番搾りの「なたね油」を使わせて頂きました。
「なたね油」も、上質な物は、エキストラ・バージンオリーブオイルと同じような風味があり、それ自体が完成されたソースですので、普段から私も、オリーブオイルを使う感覚で、上質な「なたね油」を使っております。
「ずんだ豆」は、軽くボイル致しますと、自然な甘味、旨味が際立ちますので、それを生かすために、今回のレシピでは、旨味を補うためのスープは使わずに、水と塩、胡椒だけでシンプルに味付け致しましたが、仕上げに、少量の牛乳を加えただけで、本当に美味しい「ポタージュスープ」が出来上がりました。
「自然の恵みを頂く」とは、まさにこの事だと思えるくらいに「ずんだ豆」の美味しさが生かされており、是非、皆様にも、この美味しさを体験して頂きたいと思っておりますが、「商品」として完成するまでには、もう少し時間がかかりそうですので、ご期待頂きながら、しばらくお待ち下さいませ。







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2010年02月17日 12:27に投稿されたエントリーのページです。

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