« 信濃毎日新聞・洋食の定番(2月)「野菜たっぷり和風ミネストローネ」 | メイン | 「東日本・東北大地震」の御見舞いを申し上げます。 »

NHKラジオ「鎌田實いのちの対話」に出演させて頂きました。

小雪の舞う2月11日に埼玉県蕨市民会館に伺い、NHK総合第1ラジオの超人気・祝日特集番組「鎌田實・いのちの対話」にゲスト出演させて頂きました。
年に4回、祝日に全国各地からの公開生放送で実施されております、この番組は、午前9時から3時間の長時間イベントであるにも関わらず、毎回、遠方から楽しみにしていらっしゃるファンのみなさまも多く、往復葉書で入場整理券を手に入れるための競争率も、かなり高いようです。
この日も、九州や東北地方をはじめ、全国各地からお越し頂き、前泊までして、開場時間のかなり前から、期待感を膨らませ、寒さに耐えながら、お並び頂いた御客様も、大勢いらっしゃいました。
私は、指示されておりました楽屋口から会場入りする前に、一般入口に回り、その様子をしっかりと目に焼きつけまして「今日も、全力トークで、みなさまに存分に楽しんで頂こう!」と、気持ちを高ぶらせておりました(笑)。
今回のテーマは「いのちを頂く」ということで、ゲストは「お弁当の日」提唱者の竹下和男先生、「野菜スイーツ」の柿沢安耶さん、そして、特別ゲストは「サックス奏者」であり、「ミジンコ研究者」でもある坂田明さんでした。
リハーサルを簡単に済ませ、楽屋でおむすびの朝食を頂いて、出演されるみなさんと雑談していましたら、本番直前になって、スタッフの方々が、慌しく、次々にアンケート用紙の束を持って、駆け込んでくるのです。このアンケートは、御来場されたみなさま全員に書いて頂いたものなのですが、その内容は、「お弁当の思い出」と「人生最後に食べたい物」でして、本番ぎりぎりまで、進行役の村上信夫さんが目を通し、ユニークなコメントを、笑顔でピックアップしておりました。
普段から、私は、番組出演、講演会等、マイクを持って、大勢の前でしゃべることには慣れておりますので、何百人の前でも、あまり緊張することは無いのですが、実は、この日は、内心ハラハラドキドキでした(笑)。
なぜかと言いますと、本番では、一応、台本もあったのですが、ほとんどがアドリブの連続でして、村上さんや鎌田先生から、何の話題を振られてもいいように、常に心の準備をして、備えていたのです(笑)。
3時間といいますと、かなり長いように思われるかもしれませんが、本番が始まりますと、アッという間でして、会場のみなさまや全国のリスナーのみなさまとの、楽しいやり取りもありましたので、ゲストひとりあたりの持ち時間は、わずか20分弱と短く、その短い会話の中に「どうしたらインパクトを持たせられるか」を、本番中、ずっと考えていました(笑)。プロ野球に例えて言うならば、常に一発での結果を求められる「ピンチヒッターの心境」でしょうか(笑)。
私のコーナーでは、2009年に入院し、大変にお世話になりました東北大学医学部の斎木先生から番組宛に送って頂いた、心温まる手書きのFAXも、村上さんから御紹介して頂きました。
斎木先生、お忙しい中、番組を聴いて頂き、本当に有難う御座いました。心より御礼を申し上げます。
番組終了後には、普段辛口の村上さんや鎌田先生から「今日の小暮君のコメントは冴えていたね!」と、お褒めの言葉を頂き、ホッとしたのと同時に、とても嬉しかったですね(笑)。
「これだから、ラジオはやめられません(笑)!」
番組の前日までは、香川県高松市で、宝飾展のお持て成しの御料理を作らせて頂いており、埼玉県での番組終了後には、すぐに羽田空港に直行して、家庭料理コンテストの審査委員をさせて頂くために、熊本県天草市に向かったのですが、そこでお会いしたみなさまからも「ラジオを聴きましたよ、感動しました!」とか「食の大切を実感させてくれて有難う!」といった、とても有難いお言葉をたくさん頂きました。
そして、番組が終わって2週間が過ぎた今でも、全国のみなさまから、御礼のメールやFAXが届いておりまして、「ラジオを通して、全国のみなさまと繋がっていること」を、改めて実感しております。
この素晴らしい御縁を下さったNHKの村上さんはじめ、スタッフのみなさま、そして鎌田實先生、共演して下さった竹下先生、柿沢さん、本当に素敵な感動を有難う御座いました。目の前で聴かせて頂いた坂田さんのサックスも最高で、感激致しました。
番組のエンディングでも申し上げましたが、私の究極の目標は「食を通した世界平和」です。この番組で頂いた感動をエネルギーにして、これからも目標実現のために頑張りますので、宜しくお願い致します。


小雪舞う埼玉県蕨市民会館での「いのちの対話」公開生放送でした。

本番直前、リラックスした雰囲気の中でのリハーサル風景です。

ステージ上に放送機材を置いて、スタジオさながらの臨場感の演出です。

坂田さんの演奏と共に、鎌田先生の「いのちの朗読」、リハーサル中です。

本番直前の控え室で、出演者全員の記念の1枚です。

念願叶ってお会い出来た鎌田實先生との貴重なツーショットです。

本番直前まで、会場からのアンケートをチェックする村上さんと柿沢さんです。

寒さ厳しい中、全国から大勢のみなさまにお越し頂き、感激致しました。

村上さんの進行で、温かい雰囲気の中、テンポ良く番組は進められました。

台本はあっても、殆どがアドリブで、急に振られる質問には、ドキドキでした(笑)。

会場のみなさまとのやり取りも、ラジオらしくて興味深く、楽しかったです。

限られた時間の中、短いコメントの一言ずつに、熱い気持ちを込めました。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kogure-t.jp/mt/mt-tb.cgi/602

About

2011年02月25日 09:00に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「信濃毎日新聞・洋食の定番(2月)「野菜たっぷり和風ミネストローネ」」です。

次の投稿は「「東日本・東北大地震」の御見舞いを申し上げます。」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

料理研究家 小暮剛 オフィシャルサイト
Copyright (C) 2006 KOGURE-T.jp All Rights Reserved.