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和風テイストで美味しい「ベトナム料理」

ベトナムで、「米粉」を使った代表的料理と言いますと「フォー(米粉麺)」があります。最近、インスタントの「フォー」も発売されていますので、食べたことのある方もいらっしゃるかと思いますが、スープは、和風に近い、あっさりとした味で、麺も軽く、のど越しが良いので、つい、何杯でも食べられそうな気がしてきます(笑)
ベトナム滞在中は、朝食から「フォー」を食べていましたが、お店により、スープには「こだわり」があるようで、じっくり時間をかけて作るスープの味は、どこで食べても「ハズレ」が無く、美味しかったです。
ハノイでは、「ハロン湾クルーズ船」に乗ってみましたが、船上で食べた「典型的なベトナム料理」が、想像以上に美味しく、特に印象に残っていますので、その中の何品かを御紹介させて頂きたいと思います。
まずは、「フォー」ですが、海鮮ベースのスープは、あっさりしていてコクがあり、「プロ好みの味」でした。
食べる直前にかけた「ごま油」の香りも良かったです。
「ハマグリの酒蒸し」も、刻み生姜がアクセントとなって、とても上品な味わいでした。
「白身魚のベトナム風トマトソースかけ」は、ベトナム料理ではありますが、「フランス料理のエスプリ」も感じられ、大変に興味深かったです。「その国の食文化を知ること」は、「その国の歴史や気候、風土を知ること」でもあるのですね。
学生の頃は、暗記が苦手で、「地理」や「歴史」といった科目は、あまり好きではありませんでしたが、世界中を旅して、「食文化の不思議」に出会う度に、その背景となっている、「その国の地理や歴史」が物凄く知りたくなり、夢中で書物を読むようになってからは、「地球はひとつ。みんな繋がっているんだ」と思うようになり、「世界中の地理や歴史」にもかなり詳しくなりました(笑)
船内で食事をしながら、そんなことを考えていましたら、窓の外から「トントン」船を叩く音が。外を見ますと、フルーツをたくさん積んだボートが何艘も近づいて来て、元気のいいおばちゃん達と乗船客の間で商売が始まり、つい、見入ってしまいました。





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2008年07月27日 18:54に投稿されたエントリーのページです。

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