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宮崎県日南市・谷口市長様を表敬訪問させて頂きました

4月中旬に宮崎県日南市を訪れ、谷口義幸市長様を表敬訪問させて頂きました。
日南市と言いますと、海の幸、山の幸がバランス良く揃う「自然の恵みの宝庫」というイメージがありましたが、実際に日南市に伺わせて頂き、市の職員のみなさまや、地元の生産者のみなさまから、色々とお話を伺っていくうちに、「そのイメージは、まさしく本物だった!」ということを、しっかりと確認、体験することが出来ました。
日南市では、数年前から、歴史のある「酒谷の段々畑」を中心に、オリーブの木を植え始めていまして、将来的には、地元産のオリーブオイルと豊かな自然の恵みを融合させることで「地元の活性化を図ろう」としています。ならば、私も、その経験を生かした御手伝いを、是非ともさせて頂きたいと思い、この日の表敬訪問につながったのですが、本当に、市長様をはじめ、市の職員のみなさまは、「食を通した地域活性化」に真剣に取り組んでいらっしゃることが、よく分かり、嬉しくなってきました。
私は、常々、日本全体を元気にするには「食を通した地域活性化が一番の近道」と考えておりまして、その実現のために、全国を飛び回らせて頂いています。そして、感じることは、「鹿児島、熊本、宮崎を含めた南九州が、リーダーシップをとって、成功事例を作り、全国にその道筋の付け方を発信することが、とても大切なのではないか」ということです。南九州ほど、自然の恵みがバランス良く揃っている地域は無いと思いますし、南九州で「食を通した地域活性化」が達成出来ないのであれば、他の地域で達成することは、更に不可能に近いとさえ思ってしまいます。「南九州のみなさま、この私の熱い気持ちを分かって頂けますでしょうか?(笑)」
「酒谷のオリーブ畑」も見せて頂きました。小雨混じりで霧がかかった段々畑は、とても幻想的なオーラに包まれており、この場所で元気に育っているオリーブの木々に出合った瞬間の感動は、忘れることが出来ません。御案内して下さった日南市職員のみなさま、フーデリーの宮田部長様、本当に有難う御座いました、心よりお礼を申し上げます。
帰りがけに「酒谷の道の駅内の直売所」に立ち寄らせて頂き、地元産の素晴らしい農産物の数々を見せて頂きました。そして、「道の駅脇にある工房」では、近くの山で収穫されたという「よもぎ」をふんだんに使った「よもぎ団子」の製作中でした。「地元産の自家製小豆あん」の良い匂いが漂う中、その作業を見学させて頂きましたが、ひとつひとつ、心を込めて作られる「よもぎ団子」は、とても美しく輝いており、しばらく見入ってしまいました。このような工房が、全国にあったら素敵ですよね!
「道の駅内にある囲炉裏端」で、地元産のそば粉を使った、熱々の「山菜そば」も頂きました。山菜も、もちろん近くの山で収穫したものですし、すべてが手作りで、これほど心がこもった美味しいそばを頂いたことはありません。身も心もすっかり温かくなった、日南市での一日でした。


「食を通した地元の活性化」を進めていらっしゃる日南市長・谷口
義幸様を表敬訪問させて頂きました

日南市役所内で、「日南サンフレッシュレディ」のおふたりと記念撮影させて頂きました

風情のある「日南市酒谷の段々畑」に植えられたオリーブの木々に感動致しました

地元産の素晴らしい食材の宝庫「酒谷の道の駅」にも伺いました

「酒谷の道の駅」直売所では、新鮮な農産物がたくさん売られていました

「酒谷の道の駅」脇の工房では、地元産の「よもぎ」をふんだんに
使った「よもぎ団子」の製作中でした。もちろん、「小豆あん」も
地元産の自家製です

地元産のそば粉で作った美味しい「山菜そば」も頂きました。もちろん、山菜も近くの山で
収穫した天然物で、春の香りが最高でした!

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2012年05月29日 18:20に投稿されたエントリーのページです。

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