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2011年06月 アーカイブ

2011年06月01日

「ホビークッキングフェア2011」は、大盛況、感謝・感動の連続でした (4)

ナビゲーターに就任させて頂いた私が発案し、昨年も大好評でした「ホビークッキングツァー」を今年も実施させて頂きました。
「ホビークッキングツァー」とは、私が、拡声器を片手に持ち、御来場頂いた一般の御客様と共に会場中を回り、プロの目線で、出店して頂いている皆様のこだわり、心意気の部分や、商品、食材の見所、選び方等の解説を、楽しく、分かり易くさせて頂くというものでして、いわば、出店者の皆様と、御来場頂いた一般の御客様を結びつける「接着剤のような役割(笑)」とでも言いましょうか、ホビークッキングショーの会場にいらっしゃる、すべての皆様に「来て良かった!参加して良かった!」と、喜んで頂くことだけを考えて、全力で頑張りました(笑)。その時の様子を何枚かの写真で御紹介させて頂きますので、そこから「会場の熱気」を感じ取って頂けましたら有難いです(笑)。
「ツァー」の参加者数は、日増しに多くなり、何と最終日の最終回には、定員オーバーの40名様以上にお集まり頂きました。中には、3日間続けて来て下さった御客様もいらっしゃいまして、本当に感謝、感激です。
何よりも嬉しかったのは、急遽、出店して下さった福島県や宮城県のブースが、特に大人気で、飛ぶような売れ行きだったことです。「本当に、勇気を持って出店してもらって良かった!」心から、そう思いました。
でも、大切なのは、これからです。被災地の復興には、まだまだ、長い時間が必要です。
ならば、私達も、ここで培われた沢山の「絆」を大切にしながら、長いスタンスで、一緒になって応援させて頂きたいと思います。
重ね重ね、ホビークッキングショーに御来場して下さった皆様に、心より御礼を申し上げます。
本当に「熱い気持ちになれた3日間」を有難う御座いました。この気持ちを「とても大切で貴重な財産」として、皆様と共に、いつまでも、心の中に持ち続けたいと思っております。


「ホビークッキングツァー」をサポートして頂いた主催者の橋本さんとアシスタントのみなさん
です。

「ミヤ恒産」さんの上質なオリーブオイルや調味料は大好評で、よく売れました。

「TAC21」さんの上質な「カレールー」や「出汁入り味噌」、「生姜パウダー」も大人気でした。

福島県のブースでは、とても美味しい「エゴマのふりかけ」や「地鶏カレー」が大人気でした。

福島県の地酒コーナーでは「自家製タマゴ酒」や「甘酒」が大好評でした。

宮城県石巻市のブースでは、「味噌を使ったスイーツ」も、すごい売れ行きでした。

ツアーのピーク時には、40人以上の御客様が集まり、身動きが取れないほどでした。

高知県四万十市のブースでは、私が開発した「究極のドレッシング」と「ポン酢」が紹介され
大好評でした。

「TAC21」さんのブースでは、私が開発した「食べるバーニャカウダ」が
初めて披露され、大好評でした。

2011年06月08日

NHK「ラジオビタミン」の御料理コーナー「私の愛情レシピ」に声だけの出演 (19)

NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、6月7日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「カブの和風オリーブオイル焼き」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
「カブ」は、その旨味、甘味を引き出す「オリーブオイル」との相性が良く、すぐに火が通ることも嬉しいですね(笑)。
この御料理は、もちろん御飯のおかずにもなりますし、ホットサラダ感覚で食べて頂いたり、トーストしてマヨネーズを塗ったパンに挟んで、サンドイッチにして頂いても美味しいです。
早速、レシピを御紹介させて頂きます。
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                  カブの和風オリーブオイル焼き
<材料・2人分>
(A)
カブ(中サイズ)   5個
(B)
エキストラバージンオリーブオイル  大さじ4杯    塩・胡椒 各少々
醤油  少々
(C)
白・黒炒りゴマ  各大さじ1杯

<作り方>
①カブは、皮付きのまま、厚さ1cm位でスライスする。
②フライパンにオリーブオイルを熱し、①をキツネ色になるまで焼く。
③塩・胡椒、醤油を加えて仕上げる。
④皿に盛り、白・黒炒りゴマ2種類をかける。


シンプルながら、とても美味しい「カブの和風オリーブオイル焼き」です。

材料も手に入り易い物ばかりですが、オリーブオイルは、上質の「エキストラバージン」を
お薦め致します。

御飯のおかず以外にも、サラダ感覚で、「パン」と合わせて、洋風にお召し上がり下さい。

                     <次回放送予定日>
         6月22日 「焼きパプリカとクリームチーズのサラダ仕立て」
  


2011年06月18日

「コグレ・オリーブ農園」より、オリーブの繁殖方法について

久々の「コグレ・オリーブ農園便り」です(笑)。
千葉県船橋市のコグレクッキングスタジオの庭(自称・農園)には、大小合わせて40本以上のオリーブの木々と、イタリアやスペインから持ち込んだレモンやオレンジをはじめ、四万十市から送って頂いた仏手柑や沖縄のシークワーサ、ゆず、すだちといった様々な柑橘類の木々が、所狭しと植えられています(笑)。
風薫る5月も過ぎ、梅雨が近づきますと、それぞれの木々に新芽が出始めていることに気がつきます。
南イタリア・シシリアから持ち込み、植えてから10年以上のオリーブの大木からも、沢山の新芽が出ていました。
実は、この頃が、オリーブを繁殖させるのに一番良い時期なのです。
「オリーブは、どのように繁殖させるのですか?」という御質問を、セミナーなどで、よく頂きますが、一番シンプルな方法は、新芽に近い部分の直径3cm位の枝を、長さ25cm前後に切り分け、そのまま、地面に挿しておくだけでOKなのです(笑)。土は、なるべく、水はけの良いものに、腐葉土等を混ぜ込むのがベターだと思います。ホームセンターで売っている「挿し木用の土」でも良いですね。
水は頻繁に与えながら、2ヶ月程過ぎますと、新芽が出てくるのですが、1本目の新芽が出た瞬間は、本当に感動致します(笑)。
オリーブの種から繁殖させる方法もありますが、これは、かなり難しいですね。去年収穫したオリーブの実から種を取り、先端に少し切り込みを入れて、水に浸しておきますと、やがて発芽しますが、この発芽の瞬間も「生命の神秘」に遭遇したような気持ちになり、とても感激致します。
我が農園では、今年、種から発芽させた貴重な新芽が20本位あり、大切に、1本ずつ、小さな鉢に植え替えました。
これから、自然の摂理の中で、どんどん成長してゆく「オリーブの新芽」に、毎日、パワーを頂いております(笑)。「オリーブの木々」は、ヨーロッパでは「永遠の命の象徴」として、古代から大切にされてきました。私にとりましても、「オリーブ」は、いつも温かく見守ってくれ、応援してくれる、心強いファミリーのような存在です。
このオリーブの持つ「生命力の強さ・エネルギー・美味しさ」を世界中のみなさんにお届けし、知って頂いて、1日でも早く「食を通した世界平和」が実現出来ますように、これからも精一杯頑張りますので、応援を宜しくお願い致します。


南イタリア・シシリアから持ち込み、植えて10年以上になる「オリーブの大木」からも「新芽」
が出て来ました

大木の「新芽に近い枝」を切り取り、挿し木すると2ヶ月程で根付き
写真のように「新芽」が出始めます

1-2年経つと、このくらいの大きさに成長し、地面に植え替えれば、急激に大きくなっていきます

手間暇かけて「種から発芽させた新芽」も、1本ずつ丁寧に小鉢に植え替えました

「種から発芽させた新芽」の成長を見守るのは、とても神秘的で、毎日楽しみです

「南イタリア・シシリア産のレモンの木々」には、小さくて白い花が美しく咲き始めました

「スペイン・アンダルシア産のオレンジの木々」にも、可愛らしい実が付き始めました

千葉県の特産品でもある、大粒で美味しい「びわ」が、我が農園でも実っています

「木いちご」も、生命力が強く、これから赤く色付き、完熟すると黒味を帯びてきます

この時期に「バジル」を植えておきますと、料理に使いたい時に、とても便利です

我が農園では、5-6種類の「ミント」を植えていますが、繁殖力が強く、野生化しています(笑)

2011年06月19日

中国・大連で「中華風・オリーブオイルクッキング」の御披露目会を開催しました

2011年5月上旬に、中国の大連に伺い、地元の大手食品会社の皆様を対象に「コグレ流・中華風オリーブオイルクッキング」を御披露させて頂きました。
実は、このようなチャンスは、今まで中国本土では、ありませんでしたので、失敗は許されませんから(笑)、本番の数日前から大連入りし、地元の「洋風レストラン」を何軒もはしごして、「どの程度のオリーブオイルが使われているのか」のリサーチをしたり、伝統的なローカル市場や外資系のスーパーマーケット等も時間をかけて回り、地元食材の味のチェックや、大連の人々の「食の嗜好」をとても興味深く、楽しみながら、入念に調査させて頂きました。
その努力が実り(笑)、5月5日の御食事会では、初めてオリーブオイルを口にしたみなさんにも大好評で、かなり盛り上がり、これから大連のような地方都市でも、急速にオリーブオイルの需要が拡大してゆくことを実感致しました。
今後、中国全土で、「コグレ流・オリーブオイルクッキングを正しく普及させ、日中の<食>の架け橋になる」という夢を実現出来る日も「そう遠くはない」と思いましたし、これから中国で「<食>を通してお役に立てる機会」が、かなり増えそうで、とても嬉しいですね(笑)。
そのような大連での活動の模様や、上海、香港の「最新マーケット情報」を6回に分け、「海外出張日誌・東アジア編」にてレポートさせて頂きましたので、HPトップページからアクセスして頂き、是非、御覧下さいませ。


大連の大手食品会社「友蘭集団・本部レストラン」を会場に、大盛況の御食事会でした

オリーブオイル以外の食材は、すべて地元のローカル市場で揃え、調味料は、和風・中華
風をミックスして、野菜中心のヘルシーな「コグレ流・オリーブオイルクッキング」が完成致
しました

大連のローカル市場は、「素晴らしい食材の宝庫」で、創造意欲が掻き立てられました(笑)

香港・上海の高級食料品店にも伺い、オリーブオイルをはじめとした「最新マーケット情報」
もレポートしています。


2011年06月22日

NHK「ラジオビタミン」の御料理コーナー「私の愛情レシピ」に声だけの出演 (20)

NHK・総合第1ラジオの人気番組「ラジオビタミン」の「私の愛情レシピ」という御料理のコーナーに、6月22日、「声の出演」をさせて頂きました。
OA の時間帯は、午前9時20分頃から約6分間でして、メニューは「焼きパプリカとクリームチーズのサラダ仕立て」でしたが、お聴き頂いた方はいらっしゃいますでしょうか。
オリーブオイルで焼くことで、充分に甘味・旨味の引き出されたパプリカと、コクがあり、リッチな味わいのクリームチーズとの相性の良さが抜群で、バケツトにクリームチーズを塗り、焼いたパプリカをのせてお召上がり頂くと、本当に美味しいです(笑)。
良く冷やしたシャンパンやビール、日本酒にも合いますし、バケット2枚で挟んで、サンドイッチにすれば、豪華な御弁当にもなりますね。
早速、レシピを御紹介させて頂きますので、是非、皆様も御試し下さいませ。
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              焼きパプリカとクリームチーズのサラダ仕立て
<材料・2人分>
(A)
赤・黄パプリカ  各1個
(B)
エキストラバージンオリーブオイル  大さじ4杯    塩・胡椒  各少々
(C)
クリームチーズ 120g    バケット(スライス)  適宜

<作り方>
①赤・黄パプリカは、種を抜き、幅2cm程度で縦にカットする。
②フライパンにオリーブを熱して①を焼き、仕上げに塩・胡椒を振る。
③皿にクリームチーズと②を盛り、スライスしたバケットを添える。


とても美味しい「焼きパプリカとクリームチーズのサラダ仕立て」です。

冷えたシャンパンやビール、日本酒とも、よく合います(笑)。

   
            

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