アルゼンチン:「南米のパリ」ブエノスアイレスの観光名所を御紹介致します編

「ラ・ペンタナ」で、
本場のアルゼンチンタンゴを堪能しました
アルゼンチンタンゴの
「決めのポーズ」と言ったらこれですよね
超満員の雰囲気のある会場では、
食事しながら鑑賞することも出来ます
会場の壁には、
サッカーの神様・マラドーナさんの
写真もありました
素晴らしかった余韻に浸りながら、
会場出口で記念の1枚です
ボカ地区で、
タンゴダンサー姿のモデルさんと
ポーズを決めました(笑)
ボカ地区「カミニート」の入り口にある建物は、
よく絵葉書に登場します
地元の英雄・マラドーナ選手の人形は、
あちこちにありましたね
カラフルな建物や壁が
「カミニート」を有名にしました
カラフルな壁には、
タンゴを踊る人々の絵もありました
「カミニート」のカフェやお土産屋さんも
カラフルでした
「カミニート」のメインストリートは、
いつもごった返しています
マラドーナ選手も在籍した
「ボカ・ジュニアス」のスタジアムです
現存する世界で1番古い木造地下鉄は
「銀座線」のモデルでもあります
「5月広場」で、スペイン政府からの
独立宣言が採択されました
「エビータ」ペロン元大統領夫人のお墓は
レコレータ墓地にあります

2012年7月上旬に「南米のパリ」と称されるアルゼンチンの首都・ブエノスアイレスを訪れましたので、代表的な観光名所のいくつかを御紹介させて頂きます。
まずは、アルゼンチンと言えば「タンゴ」ですよね。タンゴの生演奏とプロの踊りが楽しめるお店を「タンゲリーア」と言いますが、私も、その老舗「ラ・ペンタナ」に行って、素晴らしいショーを堪能させて頂きました。店内では、食事をしながら鑑賞することも出来ますし、2ドリンク付きでの鑑賞もOKでした。壁には、今までに訪れた有名人の写真も多数飾られており、歴史を感じましたが、アルゼンチン出身の革命家「チェ・ゲバラ」や、サッカーの王様「マラドーナ」の写真には、親近感が湧いて嬉しくなりました(笑)。
次に、「タンゴ発祥の地」として有名なスポット「ボカ地区」に行ってみました。かつて、ボカには、造船工場や賭博場があり、労働者や船乗り達の溜まり場でした。そんな男達を相手にする安酒場やバーも、この辺りに密集していて、あの官能的なタンゴのステップも、そんな暗いバーの片隅から生まれたようです。ボカ地区には「カミニート(小径)」と呼ばれる小さな通りがありまして、そこに並ぶ家々の壁やテラスや屋根は、大胆に塗り分けられていて、独特の雰囲気に包まれているのですが、このアイディアは、ボカ生まれの画家「キンケラ・マルティン」によるもので、愛する故郷を活性化したい気持ちが原点にあったようですね。
「カミニート」には、ユニークな外装の御土産屋さんやカフェなども立ち並び、どこも観光客でいっぱいで、テーマーパークに来たような楽しさでしたが、タンゴダンサーの衣装を着たモデルさんとダンスポーズをとって写真撮影させてくれるサービスもあり、とても良い記念になりました(笑)。ボカ地区には、マラドーナ選手も在籍した南米屈指のサッカークラブ「ボカ・ジュニアーズ」のスタジアムもあり、試合の無い日には、メインスタンドや博物館の見学も出来るそうですので、次回は試合観戦も兼ねて、ゆっくり滞在したいと思いました。
ブエノスアイレスには、現存する中では一番古い「木造の地下鉄(A線)」があることでも有名でして、それは「銀座線」のモデルにもなったそうです。早速、乗ってみましたが、色は違えど、子供の頃に乗った銀座線そのもので、懐かしさが込み上げてきましたね。ここで今走っている車両には日本製も多く、赤いボディーに白いラインの丸ノ内線(B線)や、名古屋の東山線(D線)の古い車両も見ることが出来て嬉しかったです。
木造の地下鉄A線の終着駅を上がったところに「5月広場」があります。
植民地としてスペイン政府に操られることに耐えられなくなった民衆達が1810年5月25日に引き起こした「5月革命」では、この広場で「独立宣言」が採択され、多くの人々が、ここで喜びに浸ったそうです。
最後に「レコレータ地区」にある「レコレータ墓地」には、「エビータ」の愛称で知られるアルゼンチンのファン・ペロン元大統領夫人「マリア・エバ・ペロン」さんのお墓があります。下層階級の家に生まれ育ちながら、大統領夫人にまで上りつめた、そのシンデレラストーリーは、とても感動的でマドンナさん主演の映画「エビータ」を御覧になった方も多いのではないでしようか。
まだまだ、ブエノスアイレスには、見どころがたくさんありますので、次回、訪れる際には、もう少し長く滞在して「南米のパリ」を満喫したいと思いました。

アルゼンチン:ブエノスアイレスのレストランで「和風オリーブオイルクッキング」を御披露しました編

ブエノスアイレスのレストランで
「コグレ流和風オリーブオイルクッキング」を
御披露させて頂きました
とても人気のあるレストランで、
いつも多くの御客様で賑わっています
「骨付き牛バラ肉のグリル」を
切り分けているところです。
焼く前にオリーブオイルと醤油で
マリネしておきます
「野菜たっぷりのピザ」の隠し味には、
味噌と味醂、オリーブオイルを
使っています
「野菜のソテー」の仕上げにも、
醤油とオリーブオイルを使っています
自家製パスタを持って、
支配人氏と記念撮影です
彼が「シェフ!メッシ!」と
呼び始めました(笑)
「ジェラート用のコーンカップ」の
生地にもオリーブオイルを加えました
楽しく雑談しながら、
皿洗いのお手伝いもさせてもらいました
串焼きした肉類の盛り合わせにも
「オリーブオイルと醤油」をかけて頂きます
「海苔と若芽が入ったキッシュタルト」にも
オリーブオイルを使っています
「イカの味噌・オリーブオイル合え」も、
香ばしさが良いと好評でした
「小玉葱のオリーブ醤油煮」は、
肉類の付け合わせとして喜ばれました
「パスタサラダ」の野菜類は、
醤油とオリーブオイルでソテーしています
白みそとオリーブオイルがベースの
「ライスサラダ」も、
ヘルシーさが好評でした

2012年7月上旬に、上質なオリーブオイルと食材を求め、アルゼンチンの首都・ブエノスアイレスを訪れました。
市場やローカルマーケットも見て回りましたが、さすがに「南米のパリ」と呼ばれるだけあり、食材の品揃えの豊富さは、本場パリを凌ぐほどの素晴らしさでしたね。せっかく、地球の裏側のアルゼンチンで「上質のオリーブオイル」と出会えましたので、知人の紹介で現地のローカルレストランに伺いまして、「コグレ流和風オリーブオイルクッキング」を御披露させて頂くことになりました。
日本からは、「コグレ流」に欠かせない「味噌」、「醤油」、「味醂」、「昆布・若芽」等を持参していましたので、現地の素晴らしい食材の数々を前にして、創作意欲が掻き立てられ、存分に腕を奮わせて頂きました(笑)。本来は、お店のスタッフのみなさんだけに食べて頂く予定だったのですが、興味津々で味見をした支配人さんが「これは美味しい!是非、一般のお客様にも食べて頂こう!」ということになりまして、気が付きましたら、すでに、客席に、私の料理が回っていました(笑)。
積極的な「ラテン系の乗り」って、いいですよね(笑)。思わぬサービスに、お客様達も大喜びで、私も、お客様の前で御挨拶させて頂きますと、一瞬にして「ヒーロー」になったようで、大喝采を頂きました。
「ウケ」を狙ったわけではないのですが、サッカー・アルゼンチン代表のエース「メッシ」の10番のユニフォームを着ていましたので、「シェフ!メッシ!」の掛け声で、大いに盛り上がりました。 「長時間かけて、アルゼンチンまで来て良かった!」と、つくづく思いましたね。「素晴らしい想い出」が出来まして、本当に感激致しました。

アルゼンチン:上質なオリーブオイルを求め「南米のパリ」ブエノスアイレスに行って来ました編

ブエノスアイレスは
「南米のパリ」と言われるだけあり、
街中にはオシャレなカフェもありました
「HAVANNA」は、
チョコレートショップの老舗で、
日本の「とらや」のようなお店です
野菜類は、
新鮮で上質なものが種類豊富に揃っています
花野菜やトマトもあります
中央にあるのは「水カボチャ」で、
スープ用にします
イモ類や玉葱が山積みされていて、
さすがに南米らしいですね
フルーツ類も色とりどり、
新鮮なものが豊富にありました
「オリーブオイル」は、
本当に風味が良く
高品質な物がたくさんありました
日本では珍しい
「缶入りのオリーブオイル」も
たくさんありましたね
「テーブルオリーブ」も、
色々な種類、形状の物が揃っていました
アルゼンチン産ワインだけでも、
こんなに豊富に揃っています
「エンパナーダ」という
具だくさんのパイは、
アルゼンチンのスナックの代表格です
スポンジ生地に
ホワイトチョコレートをかけた、
現地で人気のお菓子です

2012年7月上旬に、上質なオリーブオイルを求め、アルゼンチンの首都・ブエノスアイレスを訪れました。
以前から、アルゼンチン産の天然塩やワイン、オリーブオイルの質が高いことは知っていましたが、実際に現地では、どの程度の物があるのか知りたくなり、ブラジルからラン航空で、アルゼンチンに入りました。現地の市場やマーケットでは、確かに、かなりの種類のオリーブオイルやテーブルオリーブが売られていましたが、日本では売られていない銘柄が多く、とても興味深かったですね。試食用に15種類ほどのオリーブオイルを購入しましたが、すべてピン類ですので、かなり重く、スーツケースの重量オーバーが気になりましたが、帰りの空港で交渉しまして、何とか持ち帰ることが出来ました(笑)。
その他、ワインも安くて美味しい物がたくさんありましたが、さすがにワインは、スーツケースに入れますと、気圧と温度の変化で、風味が劣化しますので、現地での試飲だけに致しました。南米は、肥沃な大地が多いですから、野菜や果物類も、新鮮なものが種類豊富にありましたね。ブエノスアイレスの街中を歩いていますと、さすがに「南米のパリ」と言われるだけありまして、フランス風の建物が多く、テラスのあるカフェやケーキ屋さんもオシャレなお店が多かったですね。
28年前のフランス修業時代を思い出し、この地で、アルゼンチンの豊富な食材と上質なオリーブオイルを使わせて頂き「コグレ流オリーブオイルクッキング」を御披露させて頂くことになりました。

ブラジル:世界三大瀑布のひとつ「イグアスの滝」に行って来ました編

「イグアスの滝」を上空から見るために、
ヘリコプターに乗りました
「イグアスの滝」の周りは
ジャングルであることがよく分かりますね
イグアス川が、大地の縁に飲み込まれる瞬間、
すごい迫力です
手前が「悪魔の喉笛」と呼ばれるスポットです
いくつもの小さな滝があることが分かりますね 大小300以上の滝が段を成して連なっています
アルゼンチン側「悪魔の喉笛」と
呼ばれるスポットは大迫力です
ブラジル側の展望台で、
国旗を持って記念撮影です
細い滝が、長く連なっている様子も圧巻です ブラジル側より、
美しいアーチの虹がかかっていますね
イグアス川に架かる橋の、
ブラジル・アルゼンチン国境ラインです
イグアス空港近くの
「3ヶ国・国境地帯モニュメント」です

2012年6月下旬に、ブラジルとアルゼンチンの国境にかかる世界三大瀑布のひとつ「イグアスの滝」に行って来ました。
まずは、ヘリコプターに乗り、その全貌を上空から観察致しました。亜熱帯性の密林に覆われた大地を、豊かな水量をたたえて流れる「イグアス川」。その川面が突然、大地の縁に飲み込まれ、数?先からでも分かるほどの膨大な水しぶきの白煙を上げて、世界最大の大瀑布を形成しています。これが、驚異的な迫力と神秘的な美しさで世界に知られる「イグアスの滝」なのですが、全長4?、落差80mの間に大小約300の滝が段を成して連なり、上空から見ましても、まさに圧巻でした。
地上からは、まず、アルゼンチン側の「悪魔の喉笛」と呼ばれているスポットに行ってみました。上空写真で言いますと、一番手前で激しく落下している地点なのですが、マイナスイオンを全身に浴びながら、1億2000万年前には既に存在し、先住民族の間で「聖地」としてあがめられていた「パワースポット」のエネルギーを、存分に吸収して来ました(笑)。その後、ブラジル側の展望台に渡るころには、美しい虹のアーチもかかり、「イグアスの滝」の様々な表情を肌で感じながら、その醍醐味をたっぷりと満喫させて頂きました。帰り際に渡ったイグアス川にかかる橋には、ブラジルとアルゼンチンの国境を知らせるラインがあり、思わず車を止めて写真を撮りました。
さらに、アルゼンチン側のイグアス空港近くには、アルゼンチン・ブラジル・パラグアイの「3国・国境地帯のモニュメント」があり、そこでも記念撮影致しました。近隣諸国が、自然の財産を共有し、共に発展していくのは、とても良いことですよね。3ヶ国の将来がすごく楽しみです。

ブラジル:リオデジャネイロの観光名所を御案内します編

世界的に有名な
「コパカバーナ海岸」の 朝焼けです。
本当に幻想的で、
言葉を失うほどの美しさでした
ホテルの自室から見た夕暮れ時の
「コパカバーナ海岸」も、
雰囲気があって良かったですね
朝早く、ビーチ沿いをウォーキングする人々も
多かったですね。
ココナッツジュースの売店も人気でした
地元紙は、その殆どが、
サッカーの記事をトップにしていました
コーヒーにたくさんの砂糖を入れるのが、
ブラジル流の飲み方らしいです
「コルコバードの丘」からの景色は、
とても繊細で「神の創造」を
連想させるほどの美しさでした
「コルコバードの丘」の絶壁に建つ、
巨大な「キリスト像」と
同じポーズで記念の1枚です
国名の由来となった染料の原木
「パウ・ブラジル」も、
丘の麓に植えられていました
「サンバショー」の会場には、
海外からの観光客も多く、
かなり盛り上がりました
大柄のダンサー達による華やかで迫力ある
「サンバショー」が繰り広げられました
重装備の豪華な衣装で
登場する場面もありました
ショーの最後には、ダンサーさん達
と記念撮影させて頂きました

2012年6月下旬にブラジルのリオデジャネイロを訪れましたので、観光名所の御案内をさせて頂きます。
まずは、リオの代名詞的存在のビーチ「コパカバーナ海岸」ですが、日中は日光浴や海水浴、フットサルやビーチバレーを楽しむ人達で大変に賑わっています。私が滞在したホテルは、ビーチの目の前でしたので、朝、夕の素晴らしい景色を堪能することが出来ました。特に、朝焼けは、本当に幻想的で、言葉を失ってしまうほどの美しさでしたね。朝の散歩が、本当に気持ち良かったです。朝食の後、コーヒーを頂きながら、地元紙をめくってみたのですが、まず、コーヒーに付いてくる砂糖の多さにビックリ致しました(笑)。ブラジル人は、甘いコーヒーが大好きなのですね。 そして、新聞ですが、トップニュースの殆どがサッカーでしてブラジル人のサッカー好きが良く分かりました(笑)。
「コルコバードの丘」にも登ってみました。海抜709mの絶壁の頂に建つ「キリスト像」は、リオのシンボルであり、絵葉書などにも、よく登場しますよね。ここからの眺めは雄大で、しかも繊細。「神の創造」を連想させるほどの美しさでした。丘の麓には、国名である「ブラジル」の由来となった染料の原木「パウ・ブラジル」も植えられていましたね。
夜には、「本場のサンバショー」も鑑賞致しました。劇場のステージで見るだけでも大迫力なのですから、2月に開催される「リオのカーニバル」は、さらに物凄いのでしょうね。想像を絶しますね(笑)。

ブラジル:「リオデジャネイロのスーパーマーケット」を視察しました編

ビーチタオルや水着にも
「ブラジルらしさ」が漂っていましたね
インスタントの「ポン・デ・ケージョ」は、
御土産にいいですね
お米をよく食べるブラジルでは、
日本米に近い銘柄品もありました
ブラジルで人気のお菓子2種類ですが、
甘さもブラジル的でした(笑)
「グアバゼリー」は、
塩味の強いチーズと 一緒に食べます
リンゴ、洋ナシを中心に、
色々なフルーツが揃っていました
南米らしく、玉葱、イモ類の
種類が多かったですね
トマトやカリフラワー等も
新鮮な物がたくさんありました
「オリーブオイル」も上質な物が多くて
、嬉しくなりました
「オリーブの実」も、ブラジル料理では、
よく使われます

2012年6月下旬にブラジルのリオデジャネイロを訪れ、ブラジルの食文化の取材をして来ました。
地元で人気のスーパーマーケット「Zona Sul」にも行ってみましたが、珍しい食材もいくつかありましたので、早速、御紹介させて頂きます。まずは「コパカバーナビーチ」が近いということで、水着やビーチタオルもたくさん並んでいましたが、タオルの絵柄に「ブラジルらしさ」を感じましたね(笑)。
私も、現地で作らせて頂いた、たこ焼きみたいな形で美味しいチーズパン「ポン・デ・ケージョ」も、水だけ加えれば生地が出来るインスタント品が売られていて「御土産にいいな」と思いました。ブラジルでは、お米もよく食べますが、「モミジ」という銘柄の日本米に似たお米(カリフォルニア米)も売っていました。
ブラジル人は「甘い物」が大好きで、コーヒーにも砂糖をたくさん入れますが、お菓子類も同様で、甘い物が多かったです。写真は、ブラジルで人気のお菓子の銘柄2種類です。このお店で一番興味深かった物は「グアバのゼリー」です。色々な銘柄がありましたが、現地の方に食べ方をお聞きしましたら、ブラジルのチーズは塩味がきついので、それを和らげるために一緒に食べるのだそうです。
「グアバのゼリー」自体は、かなり甘いのですが、確かに、チーズと一緒に食べると、まろやかになりましたね(笑)。「フルーツ」も色々ありました。特に、秋という季節柄、リンゴや洋ナシが多かったですね。
「野菜類」も豊富に揃っていましたが、やはり、玉葱やイモ類の種類の多さには「南米らしさ」を感じましたね。カボチャやトマト、カリフラワー等も新鮮な物がたくさんありました。
ブラジルは、元々ポルトガル系の国ですから、オリーブオイルやテーブルオリーブ(オリーブの実)も、よく使われており、ここのスーパーにも種類豊富に並んでいましたね。 オリーブオイルにつきましては、かなり上質な物もありましたし、収穫したての「ヌーボー」があったのには、感激しました。

ブラジル:「ブラジルの伝統料理」にチャレンジしました編

リオデジャネイロの有名レストランで
「ブラジルの伝統料理」を
作らせて頂きました
仕込んだソースの
ペースやパン生地等が並んでいます
焼きあがった「ポン・デ・ケージョ」は、
見た目「たこ焼き」のようですね
私が作った
「万能・野菜オリーブオイルソース」は、
ステーキソースにも応用出来ます
「黒豆のポタージュスープ」には、
パセリ、玉葱、炒ったラードを加えて食べます
サトウキビのブランディー
「カサッシャ」と「ブラジル伝統料理」の
相性は抜群ですよ
「黒豆とクズ肉の煮込み」も、
シンプルながら、とても美味しかったです
「黒豆とクズ肉の煮込み」の付け合わせには、
「焼きパイン」がよく合います

2012年6月下旬にブラジルのリオデジャネイロを訪れ、ブラジルの食文化の取材をして来ました。
今でも人気の「ブラジルの伝統料理」と言いますと、開拓時代に奴隷が食べたとされる「黒豆を煮込んだポタージュスープ(カウデフュージョン)」や「黒豆とクズ肉の煮込み(フュージョントロペイド)」が有名なのですが、私も現地のシェフにお願いしまして、それらを一緒に作らせて頂きました。
「コストと時間をかけずに、栄養(カロリー)のある物を奴隷達に食べさせる」という発想から生まれたからでしょうが、黒豆は、シンプルに水だけで煮込み、カロリーをアップさせるために、ラードをかなりたくさん加えて仕上げるスープには、「色々な想い」が込められているのだと思いました。スープのアレンジバージョンとして、牛や豚のクズ肉を加えて煮込む料理にも、同じことを感じました。
どちらも、作り方は簡単ですが、そこに込められた「想い」は、決して単純なものではないことを忘れてはならないと思いますね。「黒豆とクズ肉の煮込み」の付け合わせには「焼きパイン」が合うことも知りました。 サトウキビから作ったブランディー「カサッシャ」を飲みながら頂くそれらの料理は、とても美味しく、奴隷制度が無くなった今でも、食べ続けられている理由がよく分かりました。
その他には、ブラジルの朝食の定番「ポン・デ・ケージョ」も作らせて頂きました。これは、マンジョーカという芋の澱粉を加えて作る、たこ焼きに似た形のチーズパンなのですが、モチモチしていて、とても美味しいのです。それぞれに「家庭の味」があるようですので、色々と食べ比べてみたかったですね(笑)。
ブラジル料理には、オリーブの実も良く使われますので、オリーブオイルを使った「万能・野菜ドレッシング」の作り方を、今回の御礼に御披露させて頂きましたが、ステーキ等のソースとしても応用できますので、色々と活用して頂けたら嬉しいですね。

ブラジル:ブラジル風バーベキュー「シュハスコ」に挑戦しました編

リオデジャネイロで有名な
「シュハスカリア」に伺い、
ブラジル風バーベキュー
 「シュハスコ」を焼かせて頂きました
オープンを使わずに、
炭火だけで大きな肉の塊を焼き上げるのは、
かなり大変ですね
「自家製の腸詰め」を炭火で焼くと、
とても香ばしくて美味しかったですよ
付け合わせには、シンプルに
グリルした野菜がとてもよく合いますね。
オリーブオイル をかけたら最高です!
チーズと香味野菜、
オリーブを合わせたサラダも
肉料理と良く合いました
「蒸しカボチャ」にハーブを
合わせたものですが、素材の良さが生きていて
美味しかったです
「地豆の茹で煮」ですが、
これもシンプルに豆の美味しさが楽しめました
デザートには、シナモンシュガーを
振っただけのバナナが良く合います

2012年6月下旬にブラジルのリオデジャネイロを訪れ、ブラジルの食文化の取材をして来ました。
ブラジルを代表する料理と言いますと、肉の塊に岩塩を振りかけて焼き上げたブラジル風バーベキュー「シュハスコ」が有名でして、その専門店を「シュハスカリア」と言いますが、私も、地元での評判が高い「シュハスカリア」に伺い、汗びっしょりになりながら、大型ストーブの前で、大きな塊の肉を焼かせて頂きました。普段は、ローストビーフを焼く時でも、温度設定をきちっとしたオープンを使うものですから、経験と感覚が頼りの炭焼きグリルは、コツがつかめるまで、かなり大変でしたね(笑)。
このお店では、どの肉も食べ放題でして、肉好きなブラジル人のお客様がいつもおかわりの列を作っていましたが、人気の部位は「クッピン」という、コブ付き牛のコブの部分の肉でした。私も、その珍しい部位の肉を食べてみましたが、とても固くてビックリでした(笑)。日本人は、肉の美味しさを「柔らかくて美味しい」と表現しますので、これは、日本人には無理だなと思いましたね。世界を回ると、色々な食文化、食の価値観があるものだということを、改めて実感致しました。
付け合わせの野菜、豆類は、それ自体がとても美味しいので、シンプルにグリルしたり茹でてハーブを混ぜただけの料理が多かったですね。野菜料理は、日本人にも合う優しい味わいで良かったです。

チリ・イースター島:イースター島で料理指導と美味しい寿司を食べる編

レストランのキッチンでの御指導風景です。
オリーブオイルと塩の使い方を
伝授させて頂きました
完成した「セビーチェ」です。
南米風カルパッチョとでもいいましょうか
イースター島の地ビール「MAHINA」
との相性も抜群です。
ラベルもモアイ像ですね
ザビエル氏と寿司を持って、記念の1枚です
これが、伝説の「モアイ寿司」です
タロイモの葉を敷いてあります
ザビエル氏手作りのお店の看板も
日本語なのが嬉しいですね
 
カウンター越しに
フランス人客と話すザビエル氏は、
サービス精神旺盛です
 

2011年3月上旬にイースター島を訪れ、食文化の取材と料理指導をさせて頂きました。
イースター島は、チリ領であり、料理もスペイン系が多いのですが、ハンガロア村にあるレストランからは、南米・スペインの代表的な前菜「セビィーチェ」の指導をして欲しいとのリクエストを頂きまして、お刺身にオリーブオイルをかけるタイミングや塩加減等、プロのコツを伝授させて頂きました。
イースター島には、かつて、関西にある私の先輩の日本料理店で修業したことのあるフランシスコ・ザビエル氏が孤軍奮闘している「居酒屋・甲太郎」があります。ザビエル氏が考案し、日本のマスコミにも取り上げられた「モアイ寿司」を食べさせて頂くことも、今回の旅の大きな目的でしたので、それが実現出来て、とても嬉しかったです。ブリの握り寿司を並べて、モアイ像に見立てているのがお分かり頂けますか(笑)。ちゃんと、大根と黒ゴマで作った目も付いています。日本と違い、食材の仕入れもかなり大変だと思いますが、本当に「寿司」でした。
まさか、日本から36時間以上かかる遠い島で「寿司」が食べられるとは思ってもいませんでしたので、本当に美味しく、感激致しました。
ザビエル氏は、チリ人ですが、もちろん日本語は流暢に喋れますし、この日、隣りのテーブルに居合わせたフランス人には、フランス語で挨拶していました。彼の意識の高さと向上心には、本当に心打たれました。

チリ・イースター島:イースター島の食文化を取材する編

チリの上質で美味しい
オリーブオイル「OLAVE 」や
アボガドオイルも有りました
チリ・パタゴニア産の香り豊かな
フレーバーオリーブオイルも
数種類有りました
チリ産の安くて美味しいワインも、
赤・白たくさん並んでいました
調味料関係のバリエーションも豊富にあり、
醤油やチューブのワサビまで有りました

冷凍のシーフードも、色々な種類があります
冷凍の肉類も、大小様々、
たくさん有りました
ローカル市場の入口です
薄暗い市場内の様子です サツマイモ、玉葱、バナナは、
すべて地元産です
トラックに積んだスイカを売る、
地元で人気の女性です
トラックの荷台をまな板代わりに、
牛肉をノコギリでカットして売る若者です
市場の入口脇に魚を並べて売っていました この日入荷していた魚は、
ブリ、シイラ、金目等でした
タロイモは、
地元のみなさんも大好きです
アボガドやグアバも
地元でたくさん採れます
 
パパイアで作った
手作りジャムも売っていました
 

2011年3月上旬にイースター島を訪れた際には、島のほとんどの人が住んでいるといわれるハンガロア村の中心地にあります「ローカル市場」を早朝から歩き回り、イースター島の食文化の取材を致しました。
なにしろ、イースター島は、周囲が58kmと小さく、日本では小豆島と同じくらいの面積で、ほとんどが岩場ですから、自給自足はとても難しく、多くの食料品はチリ本土から船で運ばれて来ます。まずは、ガソリンスタンドに併設されている「ミニマーケット」に伺いました。ここには、チリを代表する上質のオリーブオイル「OLAVE」や、オリーブのフレーバーオイル、そしてアボガドオイル等も有りました。チリ本土は、世界的に安くて美味しいワインの名産地ですから、ここにも、かなりの種類の上質なチリ産ワインが並んでいました。調味料関係も、洋風な物から、エスニック、和風の醤油まで、かなりバリエーションに富んでいたのには驚きました。
シーフードや肉類、野菜、フルーツ等には冷凍物も多く、地理的、気候的なことを考えますと、それも当然かなと納得致しました。次に、地元の人々で朝から賑う「ローカル市場」にも行ってみました。節電のため薄暗い市場内には、地元産の限られた種類の野菜やフルーツが売られていましたし、市場の外では、トラックに積んだスイカを売る女性や、トラックの荷台をまな板代わりにして、牛肉をノコギリで切りながら、威勢よく商売をしている若者もいまして、見ていてとても楽しかったです。
市場の入口脇では、新鮮な金目鯛やブリ、シイラ等が売られていましたが、地元では魚料理はとてもポピュラーですので、次々に、地元のお客さんが買いに来ていました。

チリ・イースター島:モアイ像の神秘とロマンを探る旅編

海を背に15体のモアイ像が並んでいる
「アフ・トンガリキ」
何だか私も16番目のモアイ像のようですね(笑)
唯一、海に向かって立っている7体の
モアイ像「アフ・アキビ」
それぞれ高さは4mあまり、重さは10数トンです
南太平洋の朝日を背にして神秘的な
「アフ・トンガリキ」のモアイ像
長旅の疲れも吹っ飛ぶほどの
美しさとオーラでした
よくポスターに使われる首の曲がった
酋長のモアイ像「ラノ・ララク」
長い年月で土砂が堆積し、
胴体は埋まってしまいました

かつて、すべてのモアイ像には、
目が付いていましたが、
現存する物の中では、タハイ遺跡にある
この1体だけに目が復元されています
とても珍しい、座った状態の
モアイ像「ラノ・ララク」
彫るのに手間がかかるために、
1体しか作らなかったようです
とても詳しくガイドして下さった、
現地に住む最上賢二さんは、
イースター島の永住権をもっているそうです
お土産用のモアイ像も、石製、
木製等、大小様々あり、とても個性的でした
ラノ・カウ山にある雄大なカルデラ湖は、
島内最大の貯水庫でもあります
 
17世紀に鳥人儀式のために造られた
「オロンゴ儀式村」は、
カルデラ湖の近くにあります
 

2011年3月上旬に、以前から興味のあった「チリ共和国自治区・イースター島」を訪れ、未だに解明されていない「モアイ像」の神秘とロマンを体感して来ました。
タヒチからは東に4000km、チリの首都サンチャゴからは西に3800km離れた南太平洋にポツンと浮かぶ絶海の孤島、イースター島には、約1000体もの石の巨像が現存していますが、いったい何のために作られたのか、なぜそこまで大きくしなければならなかったのかを考えますと、本当にワクワクしてきます(笑)。
私の実家は、かつて石屋でした。父は、家業を継がずにサラリーマンでしたが、祖父は、私と同じ左利きで、とても腕の良い石職人でしたので、少なからず、手先の器用さという点で、私は祖父の血を受け継いでいる(隔世遺伝)と思っているのですが、そんな意味でも、イースター島は、私にとっての「強力なパワースポット」であることは間違い無く、とても居心地の良い空間でした。
行き方としましては、成田から約12時間かけてロサンゼルスに入り、チリのラン航空に乗り換えて、チリの首都・サンチャゴまで、9時間半ほど南下します。
そこから、イースター島行きのラン航空に乗り換えて、5時間半ほどしますとやっと到着です。つまり、乗り継ぎ待ち時間を加えて計算しますと、成田を出て、約36時間後に到着ということになるのですが、行きは、ハプニングの連続で、ビックリ致しました(笑)。
まず、ロサンゼルス発サンチャゴ行きのフライトが、原因不明のキャンセルになり、ロサンゼルスで予定外に1泊することになりました。
ここまでは良いとしましても、サンチャゴからイースター島へのフライトも搭乗手続きを開始した直後にキャンセルされてしまったのです。いわゆる「寸止め」ですが、普通は有り得ないことですよね(苦笑)。しかも、こちらも原因不明のキャンセルでした。
「南米だから仕方ない」と言えば、それまでですが、行きはなんと、3日間以上かかってしまいましたので、イースター島に着いた時の喜び、感動は、とても大きく、一生忘れられない、素敵な(?)思い出になりました(笑)。

メキシコ:美味しいタコスを探す旅編

観光地のレストランでは、
陽気な民族音楽やダンスを楽しめます
「アボカドとビーフのサラダ」には
スパイシーなソースをかけます
豚の皮のフリット(チチャロン)と
挽肉を挟んだ「タコス」は定番です
サルサ(ソース)やスパイスも多彩で、
色々なテイストが楽しめます
「豆の煮込み」にはチーズやアボガド、
唐辛子等をトッピングします
食前酒に最適な「ハチミツ酒」も豊富にあり
メキシコの特産品です
2005年5月、「美味しいタコス」を探すためにメキシコを訪れました。マヤやアステカの先住民文化とスペインの文化が融合された歴史が、料理にも見事に反映されており、4000種類以上と言われるメキシコ料理のメニューの豊富さには感激致しました。しかも、地方によって食材や調理法に特徴があり、その味わいは多彩で、日本人の味覚に合う料理も沢山有りました。メキシコ料理の基本と言えば、トウモロコシの生地を焼いた「トルティージャ」で、いわば「メキシコの主食」ですが、これに肉等の具を挟めば「タコス」、油で揚げれば「トスターダス」、辛いソースに浸せば「エンチラーダス」と、応用料理も多く、とても興味深かっです。美味しい「テキーラ」も沢山飲みましたが、実にメキシコ料理と合うんですね。「地産地消の大切さ」が、メキシコでも確認出来たのが収穫でした。

キューバ:へミングウェイの愛した食文化と食育の取材編

「ボデギータ・デル・メティホ」のキッチンにて 著名人のサインと写真で一杯の客席にて
キューバのラム酒「ハバナクラブ」工場にて ラム酒の原料となる砂糖きび畑にて
へミングウェイ宅(博物館)にて 子供達の食育体験施設とオレンジ農園
コヒマルのレストラン「ラ・テラサ」にて コヒマルの市場の長カボチャ

2007年11月、以前から興味のあったキューバの食文化と食育事情を研究するために、カナダ・トロント経由で20時間かけてキューバの首都・ハバナに到着致しました。 翌日から一週間滞在し、あちこちを駆け足で周って来ました が、キューバと言えば、私が大好きな文豪「アーネスト ・へミングウェイ(1899-1961)」がこよなく愛した国で、「誰が ために鐘は鳴る」や「老人の海」など、数々の名作がこの 地で生まれたこともあり、彼がキューバのあちこちに残した 足跡をたどり、彼の大好きだった料理やお酒の取材をする ことも今回の大きな目的のひとつでした。幸運にも彼が通い 続けたハバナの名門レストラン「ボデギータ・デル・メティホ」 や「老人の海」の舞台となった素朴な漁村・コヒマールの、 へミングウェイの指定席が残るレストラン「ラ・テラサ」にて 研修させて頂いたり、キューバ人シェフ達と活発な料理交流 が出来ましたことは、とても貴重な財産になりましたし、益々 キューバが魅力的で大好きな国になりました。 また、キューバの教育、特に「食育」事情に関しましても、 かなり進んでおり、勉強になることが多かったのも収穫でした。 ブログでもキューバのレポートを数回に分けて書かせて 頂きますので、ご期待下さいませ。

ペルー:マチュピチュ編

物々交換を起源とするピサックの朝市にて ジャガ芋だけで200種あります
ペルーの食文化の研究です。野菜の種類は決して多くはありませんが、素材の持つ旨味は上質です。
チチカカ湖の浮島で原住民風パンケーキ  
料理研究家 小暮 剛 〒273-0002 船橋市東船橋7-15-13 TEL:047-422-1350