小暮BLOG 小暮剛の日記 | 日本人初のオリーブオイルソムリエ、料理研究家、世界を駆け巡る出張料理人

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熊本県山鹿市の「城北高等学校」様にお伺いし、調理科の生徒さんを対象に「オリーブ料理教室&キャリア教育授業」を開催させて頂きました(3)

7月15日に、熊本県山鹿市にあります「松浦学園・城北高等学校」様にお伺いし、調理科2年生46名の生徒さんを対象に「オリーブ料理教室&キャリア教育授業」を開催させて頂きました。
今回は(3)として、とても盛り上がった「キャリア教育授業」の模様をレポートさせて頂きます。
「料理の道を志す者にとって、大切なことは何だろう?」と、生徒さん達に問いかけました。「料理を美味しく作れること」も大切ですが、それは、キャリアを重ねれば、誰でも出来ることです。それよりも大切なことは「なぜ、自分は、料理の道に進んだのか」を、日々考えることなのです。決して「お金儲けだけ」を考えたら出来る仕事ではありません。「美味しい料理で御客様に笑顔や健康をお届けすること」も大切ですし「命あるものを頂いて料理させて頂くことへの感謝の気持ちを持つこと」も大切です。さらには「日本の食文化を支えて下さっている生産者のみなさんの気持ち」になって、応援させて頂くことも、これからの時代は、大切です。もっと言えば「地球環境」にも想いを馳せ「食を通して世界平和を実現する!」くらいの大きな夢を持ってほしいのです。
私の話しを聴く生徒さん達の目は、とても真剣でしたし、将来がとても楽しみです。熊本県を代表する、いや、日本を代表するような「人々から尊敬される料理人になって頂きたい」と思いますし、彼らなら、必ずや、そうなってくれると信じています。みなさんも、応援を宜しくお願い致します。