HOME > BLOG > 料理

「くまもと食の親善大使」就任記念!「熊本食材が主役の御食事会」に、シェフのひとりとして参加させて頂きました(2)

11月9日に、神戸屋レストラン丸の内オアゾー店で開催された「熊本食材が主役の御食事会」に、シェフのひとりとして参加させて頂きました。そのレポート(2)です。
私は、前菜の「熊本野菜15種類とヒオギ貝のテリーヌ、和風コンソメゼリー添え」を作らせて頂きました。このテリーヌは、出張料理人を始めた23年前から評判が良く、ずっと作り続けている「スペシャリティ(定番メニュー)」です。
今回の御客様にも、御説明させて頂きましたが、「お店と出張」の大きな違いは「お店なら、その門構えで、どんな御客様に来てほしいかの主張があります」が、「出張では、そこに行くまで、どんな御客様がいらっしゃるのか分かりません」ので、老若男女、どんな嗜好の方にも美味しく食べて頂く工夫が必要になります。
じつは、それがとても難しいのですが、このテリーヌでは、野菜が苦手な方でも美味しく食べられるように「野菜それぞれの持ち味に合った和風出汁で、15種類、別々に軽く煮てあります」製作時間は、冷やし固める時間も込めれば、丸2日もかかるのですが、食べる時間は、ほんの数分ですね(笑)。
でも、このテリーヌは「いつまでも記憶(想い出)に残る逸品ですね!」と多くの御客様から言って頂けるので、作り甲斐があります。これからも、その季節ごとの美味しい野菜を使った「テリーヌ」を作り続けますので、みなさんもホームパーティーの御要望があれば、いつでも御連絡下さいね。
ちなみに、今回使わせて頂いた「ヒオギ貝」は、天草の特産品なのですが、見た目は「帆立貝」のようで、カラフルな殻の色です。とても旨味が凝縮していて美味しい貝ですよ。

0神戸屋熊本13

0神戸屋熊本14

0神戸屋熊本15

0神戸屋熊本16

0神戸屋熊本17

0神戸屋熊本18

0神戸屋熊本19

0神戸屋熊本20

「くまもと食の親善大使」就任記念!「熊本食材が主役の御食事会」に、シェフのひとりとして参加させて頂きました(1)

11月9日に、神戸屋レストラン丸の内オアゾー店で開催された「熊本食材が主役の御食事会」に、シェフのひとりとして参加させて頂きました。
私は、前菜を担当させて頂きましたが、熊本からいらした「宮本けんしんシェフ」の「全身全霊を込めて上質な赤牛を焼く姿」に鳥肌が立ち、「四家公明シェフ」の「パスタを最高の状態で仕上げる技」に感動し、「神戸屋レストランの小関シェフやスタッフのみなさん」の「チームワークの良さ、仕事の正確さ」に感激致しました。こんなに素晴らしい厨房に入らせて頂いたことを光栄に思います。
熊本県関係者のみなさん、御食事会に来て下さったみなさん、本当に有難う御座いました。
1回のレポートでは、この感動をお伝え出来ませんので、何回かに分けて、感動の余韻に浸りながら、ゆっくり書かせて頂きますので、宜しくお願い致します。

0神戸屋熊本01

0神戸屋熊本02

0神戸屋熊本03

0神戸屋熊本04

0神戸屋熊本05

0神戸屋熊本07

0神戸屋熊本08

0神戸屋熊本09

054

0神戸屋熊本11

0神戸屋熊本12

0神戸屋熊本10

「コグレオリーブ農園便り・2014秋」 簡単にオリーブの実のえぐ味を抜く方法を御紹介させて頂きます

朝晩の冷え込みが厳しい11月上旬、久々に「コグレオリーブ農園便り」をお届け致します。
私は、出張が多く、オリーブの手入れは、ほとんどしていませんが、出張から戻る度に大きく成長しており、いつの間にか、高さが5m位になっているオリーブの巨木もあります。
そこまで大きくなりますと、普通に実を収穫出来ませんので、先日、思いきって枝を切り落とし、バケッいっぱいの実を収獲致しました。まだ、オイルを搾るほどの量ではありませんので、実をそのまま食べる「テーブルオリーブ」にしようと思いますが、多くの場合は「苛性ソーダ」を使って「えぐ味」を抜きます。私は、その方法を採らずに「美味しいテーブルオリーブ」を簡単に作る方法を思いつき、実際に美味しく出来ましたので、その方法を御紹介させて頂きます。
ちなみに、切り落とした枝は、そのまま、土に挿しておきますと、いつの間にか根付き、枝葉も伸びて来ます。本当に「オリーブの生命力」は素晴らしいですね!1年以上前に「挿し木」したオリーブの小枝も、御覧のように成長していますよ。

                —————————————————————————————————
「テーブルオリーブ」とは「そのまま食べられるオリーブの実」のことですが、「生」では「えぐ味」が強くて食べられませんので、「苛性ソーダの無い昔」は、塩蔵して、ゆっくり「えぐ味」を抜いていました。しかし「この昔ながらの方法」では、とても時間がかかるために「軽くボイルすること」を試したのです。ヨーロッパの家庭料理に「生のオリーブの実のフリット」があるのですが、これが「ヒント」になりました。
まずは、水洗いした「生のオリーブの実」に天然塩をまぶし、1-2日馴染ませます。こうすることで、ボイルした後の色落ちを防げます。そして、ボイルしますが、正直、どれくらいボイルするのか、タイミングが難しいです。目安は5分位でしょうか。すぐに冷まし、味をみて、残った「えぐ味」の加減で、さらに数日、塩蔵致します。多少、皮にシワがよるかもしれませんが「安全で美味しい!」と思えば、私は問題無いと思います。
みなさんの中でも、御庭にオリーブの木を植えて、少しの実が成っている方もいらっしゃると思いますが、せっかくの「生命力のかたまり」なのですから、有難く「えぐ味」を抜いて食べてみて下さいね。
完成した「テーブルオリーブ」に上質なEXVオリーブオイルをかけて食べると、さらに美味しさが引き立ちますよ。

0オリ収獲01

0オリ収獲02

0オリ収獲03

0オリ収獲04

0オリ収獲05

0オリ収獲06

0オリ収獲07

0オリ収獲08

0オリ収獲09

002

004

008

012

016

029

019

030

031

033

035

辻調&フランス修業時代の親友のレストラン「ラルカンシエル」(出雲市平田)に行って来ました

10月上旬に、私の大阪あべの辻調理師専門学校時代からの大親友で、フランス校でも一緒だった大橋昌典君のフレンチレストラン「ラルカンシェル」(出雲市平田)に行ってきました。
10数年ぶりの再会でしたので、その間の「尽きない話題」で盛り上がり、急に「30年前の修業時代」にタイムスリップしたような感じでした。あの当時は、まわりにあるものすべてが新鮮で、感動の連続でしたし、一生懸命に「トーマスクックの時刻表」を見ながら、一緒にヨーロッパ各国を食べ歩いたことを思い出します。出来ることなら、夢中で「フランスの食文化の真髄」を吸収しようとしていた「あの頃」に戻りたいですね。
「今、何人くらいの同級生が料理人を続けているのだろうか?」という話題になりました。フェースブックで繋がっている友人も何人かいますが、そのほとんどが「違う道」を歩んでいます。
それだけ「料理の世界」は、厳しくもあり、ましてや、大橋君のように「オーナーシェフとして」お店を維持発展させていくことは、本当に大変だと思います。
「地元食材」も積極的に取り入れ、日々、御客様に本物を楽しんで頂こうと努力している大橋君御夫妻(奥様も同級生です)には、これからも頑張って頂きたいですし、私も、負けずに頑張ろうと「初心に戻れた貴重なひと時」でした。大橋君、素晴らしい御料理を有難う御座いました。

0大橋01

250

251

0大橋11

0大橋02

0大橋03

0大橋04

0大橋05

0大橋06

0大橋07

0大橋08

0大橋09

0大橋10

0大橋12

0大橋130大橋14

0大橋16

島根県江津市の「江津中学校」様で「地元食材が主役のオリーブクッキング&キャリア教育授業」をさせて頂きました(3)

10月2日に「オリーブ料理&キャリア教育授業」でお伺いした「島根県の江津中学校」様では、美味しい給食を頂いた後に、体育館に全校生徒さん233人とPTAの御父兄様にお集り頂き「キャリア教育講演会」をさせて頂きました。
タイトルは「江津市の豊かな自然の恵みとオリーブで幸せを実感しよう!」でしたが、江津市は、本当に「豊かな自然の恵みの宝庫」ですので、まずは、そのことに気づいて頂き、この地で成長出来ることに「感謝の気持ちと誇り」を持って頂けるように「熱いエール」を贈らせて頂きました。
いつものように上質なEXVオリーブオイルをパンに浸けて食べて頂いたり、手や顔に塗って頂いて、その素晴らしさを実感して頂きましたが、急遽、地元の特産品である「イチジク・蓬莱柿(ホウライシ)」と「浜田の天然塩」も用意して頂き、「サプライズ企画!」として、各クラスの代表者に「イチジクのオリーブオイルかけ」を作って頂きました。「皮付きのイチジクをカットして、天然塩と胡椒を振り、EXVオリーブオイルをかけるだけ」なのですが、全生徒さん達が、テーブルを取り囲み「それはそれは、ものすごい盛り上がり」でした(笑)。
このような楽しい体験は、大人になっても忘れないと思いますので、これをきっかけに「郷土愛を深めて頂けたら」嬉しいですね。
全校生徒さんの中で、ひとりだけ「将来は、料理の道に進みたいです!」という女子生徒さんがいらしたので、「コック帽子」にサインを入れてプレゼントさせて頂きました。頑張ってほしいですね!
前日の準備から御協力して下さった職員のみなさんにも御礼を申し上げます。「有難う御座いました!」また、お伺い出来る日を楽しみにしています。

0江津中48

0江津中40

0江津中40-2

0江津中41

0江津中42

0江津中43

0江津中43-2

0江津中44

0江津中45

0江津中46

0江津中47

0江津中49

0江津中50

0江津中51

0江津中52

0江津中53

0江津中54

0江津中55

島根県江津市の「江津中学校」様で「地元食材が主役のオリーブクッキング&キャリア教育授業」をさせて頂きました(2)

10月2日の午前中に「オリーブ料理&キャリア教育授業」をさせて頂いた「島根県江津中学校1年生のみなさん」と、授業の後に「美味しい給食」も頂きました。
予想以上に、オリーブ料理をたっぷりと、気持ち良いほど試食してくれましたので「給食は、殆どの子が、お腹いっぱいで残すだろうな」と思っていましたが「そんなことは、どこ吹く風(笑)」という感じで、ペロッと完食してくれまして、「食べ盛りってイイな!」と、よく食べた「自分の中学生時代」を思い出し、嬉しくなってきました。
これだけ明るくたくましい生徒さん達の将来が、本当に楽しみです。同じ島根県出身のプロテニス「錦織圭選手」も、先日、東京有明で開催された国際大会で「大きな壁を突き破り」感動の優勝でしたし、江津の子供達も、大きな夢に向かって、これからも頑張ってほしいですね。「応援していますよ!」
そうそう!黒板の「素敵な手作り横断幕」にも感動致しました。みなさん、有難う御座いました。

0江津中30

0江津中31

0江津中33

0江津中32

島根県江津市の「江津中学校」様で「地元食材が主役のオリーブクッキング&キャリア教育授業」をさせて頂きました(1)

10月2日に、島根県江津市の「江津市立江津中学校」様にお伺いし、午前中は、2クラス78名様の1年生を対象に「地元食材が主役のオリーブクッキング&キャリア教育授業」をさせて頂きました。
メニューは、給食前の時間帯ということで、上質なEXVオリーブオイルを使った「和風スープのオリーブ風味」、「ざく切りキャベツの和風サラダ」、「オリーブ玄米御飯」の3品に限定させて頂きましたが、生徒さん達は、これから給食があるにも関わらずに、本当によく食べてくれました(笑)。
笑顔が溢れ、元気いっぱいの生徒さん達と過ごした「楽しい時間」の雰囲気を、御紹介させて頂く写真の数々から、みなさんにもお伝え出来たら嬉しいです。

0江津中02

0江津中03

0江津中04

0江津中05

0江津中06

0江津中07

0江津中08

0江津中09

0江津中01-2

0江津中01

0江津中10

0江津中11

0江津中12

0江津中13

0江津中14

0江津中15

0江津中16

0江津中17

0江津中18

0江津中19

0江津中20

0江津中21

0江津中22

0江津中24

0江津中23

秋の味覚「イチジク」の「超カンタンで美味しい食べ方」を御紹介致します

みなさん、もうすぐ10月。深まりゆく秋と「秋の味覚」を楽しんでいらっしゃいますか。
群馬県前橋市の「石田農園」さんから、愛情込めて有機無農薬栽培をしていらっしゃる「イチジク」を送って頂きました。赤い皮が「ドーフィン」、グリーンの皮が「バナーネ」という品種です。どちらも完熟していて「自然な甘味&香り」が素晴らしいです。
私がお勧めする、最もカンタンで美味しい「イチジク」の食べ方は「皮付きのまま、半分にカットして天然塩を振り、上質なEXVオリーブオイルをかけるだけ」なのですが、フェースブックでも2年続けて、この時期に御紹介させて頂き、大好評だったレシピです。
さらに手をかけるならば、これをオーブンレンジで軽く温めてみて下さい。より一層、香りと旨味が引き立ち「もう、最高!」ですよ。私のレシピ本「オリーブオイルかけるだけ」(マガジンランド社)でも、トップページで御紹介させて頂いていますので、こちらも御覧下さいね。

001 (2)

002

004

003

005

008

014

015

?????????

◀◀ 新しい記事 | ブログトップ |  古い記事 ▶▶

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ

これ以前のアーカイブはこちら

購読はこちらから

rss feed RSSでチェック